住宅ローンの面談は服装に注意!銀行融資が通りやすい時期
住宅ローンや事業資金など、銀行から融資を受ける際に、担当者と面談をすることになりますが、その時に重要になるのが「第一印象」です。
融資に限ったことではありませんが、「人は見た目が9割」と言われるように、人間の印象の大部分は見た目で決まります。
企業の銀行融資に限らず、住宅ローンの審査を受けるときにもキレイで整った服装で行くようにしましょう。
普段着、スーツ、制服、作業着など人によって選ぶ服装は様々だと思いますが、お金を貸してくれる初対面の人に会うことを意識して服装や靴を選びます。
仕事、プライベート問わず第一印象はとても大切ですが、銀行から融資を受けたいのなら、第一印象に注意しましょう。
銀行で住宅ローンの審査を受ける際にも服装は大切な要素で、ジャージやサンダルなどで行くと審査に落ちる確率が高まります。
住宅ローンの審査で最も重要なことは年収と信用情報記録ですが、服装などの見た目もポイントになります。審査の当落線上にいるような人は、服装や言葉遣いなどの印象で合否判定が変わる可能性があります。
当サイトの掲載情報について
当サイト内で紹介する商品やサービスの一部には広告が含まれています。広告掲載ポリシーはこちら。
掲載する商品やサービスが広告であることがわかるように、事前に詳細ページを案内したり、リンクにPRを付けています。
当サイトで紹介している消費者金融やクレジット会社は、全て財務局や都道府県知事の登録を受けている正規の貸金業者です。
金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで、街金を含めた全ての貸金業者が確認できます。
服装や身だしなみに気をつける
第一印象を決定づける要素の一つが服装と身だしなみです。靴はもちろんですが、頭髪の乱れやヒゲなども関係してきます。
人は外見で全てが決まるわけではありませんが、初対面の人の印象はほぼ外見で決まります。そのため、面談の時の服装や髪型には注意する必要があります。
第一印象を決める重要な要素になるのが「服装」です。スーツで行く人も多いと思いますが、スーツならOKというものでもありません。
町工場や車の修理工場など、普段の仕事で作業着を着ているのなら、着慣れていないスーツではなく作業着で行っても構いません。ただし、その場合、汚れた作業着ではなくきれいな作業着で行きましょう。
スーツで行く場合にも着慣れたものが良いですが、新調する場合には高すぎないものにしましょう。銀行融資の場合、困って融資を受けようとする会社の社長が高級スーツを身にまとっているのは印象が良くありません。
若い男性の場合、Tシャツ、短パン、サンダルなど、面談の格好としてはふさわしくない物をチョイスする人もいますが、これは悪い印象しか与えません。普段の仕事でそのような格好をしているとしても、相手に不快感を与えかねない格好はやめましょう。
金のブレスレットやネックレス、高級時計などもNGです。融資担当者にお金を持っているアピールは必要ありません。
言葉遣いに気をつける
建築系の自営業の人は言葉遣いが荒い人も多いですが、お金を借りに行く立場なので謙虚な気持ちで望みましょう。
当たり前のことですが、面談の最中は敬語で丁寧な言葉を選んで話すようにしてください。
若い担当者との面談の場合、相手が自分の子供や孫と同じくらいの年齢の時もありますが、横柄な態度をとってはいけません。
同年代でフランクに話せそうな場合でも、初対面なら初対面の対応をします。普段から付き合いのある銀行で、担当者との距離が近い場合には普段通りの接し方で構いません。
あまり気を使いすぎて上手く話せないと、自信のなさが伝わってしまうので、普通に話すことを心がけましょう。
銀行融資なら、「なぜお金が必要なのか」、「いくら必要なのか」、「どんな会社なのか」をわかりやすく説明できるように練習しておきます。銀行融資の面談は準備が大切です。提出書類だけ準備すれば良いというものではありません。
住宅ローンの審査では、年収とローン金額のバランスが重視されるので、自分の会社や自分自身がどういう人間なのかをアピールする必要はありませんが、しっかり返済できる誠実な人間であることを伝える必要があります。
普段の印象を良くしておく
お金を借りる予定がある人は、普段から金融機関での印象を良くしておくことは大切です。
特に信用金庫や地方銀行は、銀行員と客との距離が違うので、ローンの申込みに行ったときに普段の言動を覚えているかもしれません。
第一印象からは少し話がズレますが、普段使っている金融機関での印象を良くしておくことは大切です。今は融資を受ける予定が無いとしても、急にお金が必要になることもあります。
銀行の窓口業務にあたる女性は基本的に愛想が良く、こちらが悪い態度を取っても嫌な顔を見せませんが、相手には確実に悪い印象が残ります。
普段の態度が悪かった事が原因で、銀行融資やローンでお金を借りたいときに助けてもらえないかもしれません。
店員などに横柄な態度を取る人は、根本的な人間性に問題がある事が多いですが、経営者の印象は会社の印象でもあるので、普段の言動には注意しなければなりません。
特に地域密着型の職業なら、どこで変な噂が立つかわかりません。地方銀行や信用金庫の場合、そういった話も耳に入ってきやすいので、十分に注意しましょう。
ネット上の悪い噂に注意
SNSなどを本名や企業名でやっている人は、SNSの発言を見られる可能性もあります。
可能性は低いですが、ネット上にある自分の情報が原因で融資やローンの審査に落ちることもあります。
賃貸住宅の審査などでは、契約者の個人名を検索して悪い噂がないかチェックされることがあります。
住宅ローンの審査で個人のSNSの発言が影響して審査に落ちるケースはないと思いますが、本名でやっている人は見られる可能性があります。
銀行融資では、会社名や社長の個人名で検索した時に、印象の悪いSNSアカウントがあったり、悪評記事が沢山上がっていると、審査に影響を与える可能性があります。
ネガティブな情報が根も葉もない嘘の場合もありますが、火のない所に煙は立たないとも言えるので、普段から敵を作らないようにしておきましょう。
銀行審査で社長のソーシャルアカウントがチェックされているのかはわかりませんが、TwitterやFacebookなどの発言にも気を配りたいですね。特に実名を出している人は、簡単に見つけられてしまいます。
どんなに面談での対応が良くても、ソーシャル上の人格が酷いとマイナスです。ソーシャルは素の人柄が出やすく、人事担当者なら個人名の検索は当たり前になっていますよね。
銀行融資や住宅ローン審査が通りやすい時期
銀行融資やローン審査では3月、9月、12月がポイントと言われているので覚えておきましょう。
銀行の融資や住宅ローン審査を受ける時に、審査に通りやすい時期と通りにくい時期があると聞いたことがある人も多いと思います。
切羽詰まって融資を受ける場合、待ったなしの状態ですが、今すぐに融資を受ける必要がないが銀行との関係を築いておきたい場合や、半年後にお金が必要になるような場合には、申し込む時期を見計らった方が良いかもしれません。
銀行融資は、一人の担当者が可否を決めるわけではありませんが、銀行が融資先を探している時には審査に通りやすくなりますし、融資先を求めていない時には審査に通りにくくなります。
3月、9月はローン審査に通りやすい?
銀行融資の審査が最も通りやすい時期は3月と9月と言われています。
銀行は3月決算の所が多く、3月でその年度の業績が決まるので、決算月には営業活動を頑張ります。9月は中間決算なので、同じように頑張ります。
銀行全体でもそうですが、支店や担当者レベルでも、目標(ノルマ)があるので、決算月に1年の目標を達成するために、新しい融資先を探す傾向があります。
12月も3月や9月ほどではないにしても、審査に通りやすい月と言われています。12月は四半期決算月+年末年始の資金需要で審査が甘くなるようです。
12月は保証協会の審査に通りやすい?
保証付き融資を受ける場合は、保証会社の審査に通りやすい時期が12月と言われています。
銀行融資には、プロパー融資と保証付き融資がありますが、保証付き融資の場合、保証会社の審査を受けることになります。
年をまたぐ前に資金に余裕を持たせておこうと考える企業が多く、年末は融資の申込みが増えます。
申込みが増えると一つ一つの案件を審査するのに時間がかけられなくなります。忙しい時でも融資審査に割ける人員は限られているので、どうしても審査が甘くなると言われています。
これは、不動産の賃貸契約で繁忙期である3月や4月に、審査が通りやすくなるのと同じですね。
4月、10月は審査に通りにくい?
逆に審査に通りにくい月と言われているのが、4月と10月です。
3月と9月は決算で積極的に融資先を探すため、その反動で4月と10月は銀行側も気が抜けた状態になります。
融資申込み件数もそれほど多くないため、銀行側も一件一件しっかり審査することができます。
決算直後は審査に通りやすい?
審査が通りやすい時期とは少し異なりますが、法人が融資を申し込む時に、「決算書が作成された直後」は、融資に有利になる時です。
銀行融資では決算書が重要視されますが、直近の決算書は、その会社の今の状態を最も良く表したものなので、銀行も審査がしやすくなります。
直近の決算が出た直後で、PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)の数字が良ければ、融資が受けられる可能性も高まります。
融資審査は会社に余裕がある時に受けるのが良いですが、創業間もない企業や決算が近い企業だと「次の決算が出た後にもう一度申込みして欲しい」と言われることがあります。
融資の際に必要書類として、数期分の決算書を求められることが多いですが、決算が近い企業の場合、直近の決算書が出てから申し込むのが良いかもしれません。
融資が受けられる金融機関の種類
金融機関 | 借入先 | 金利 |
---|---|---|
公的金融機関 | 日本政策金融公庫、商工中金 | 低い |
制度融資 | 地方自治体 | 低い |
銀行 | 都市銀行、地方銀行 | 普通 |
信用金庫 | 信用金庫、信用組合 | 普通 |
消費者金融 | プロミス、アコムなど | 高い |
個人事業主や小さな会社が融資を受ける時に、銀行からの融資を希望する人が多いですが、銀行よりも有利な金利で借りられる公的金融機関もあります。
ただ、公的金融機関や銀行は審査が厳しいので、作ったばかりの会社では融資が受けられない可能性が高いです。
審査が厳しくなるほど用意しなければいけない書類も増えるので、手間や時間も必要になります。今すぐに融資を受けなければ会社が潰れてしまうのなら、消費者金融などのノンバンクも選択肢に入ってきます。
公的金融機関
最も低い金利で借りられるのが公的金融機関で、日本政策金融公庫がその代表です。
日本政策金融公庫は、国民生活金融公庫や中小企業金融公庫が合併してできた金融機関です。
日本政策金融公庫の「国民生活事業」は、小規模事業者や創業企業の方などに対して融資を行っています。
日本政策金融公庫の国民生活事業
融資の種類 | 利率(年利%) |
---|---|
国民生活事業 (無担保) |
基準 1.98~2.95 特利A 1.58~2.55 特利B 1.33~2.30 特利C 1.08~2.05 |
中小企業事業 (5年以内) |
基準 1.03 特利① 0.63 特利② 0.38 特利③ 0.30 |
2022年12月現在の金利です。
特利とは特別利率の略で、事業拡大が見込まれる企業や、黒字化に至っていない企業の設備投資・運転投資、技術を持っている企業などに適用される金利です。
創業から数ヶ月の知人の社長が、日本政策金融公庫から借り入れをしましたが、融資額は500万円で金利は2.25%でした。
無担保融資の場合、2.25%ほどになるケースが多いようです。担保があると2%以下になることもあります。日本政策金融公庫は、1,000万円までなら比較的融資は受けやすいです。
2.25%というのは、銀行やその他の金融機関よりも有利な金利で借りられる可能性がありますね。
制度融資(制度資金)
制度融資は、都道府県や市区町村などの地方自治体、信用保証協会、銀行の三者が強調して行う融資制度です。
公的金融機関の融資と同様に審査が厳しいですが、金利は低くなります。
地域や提携している金融機関によって、起業家や小さな会社でも積極的に貸してくれる場合と、そういった企業には消極的な場合があります。
銀行・信用金庫
公的金融機関や制度融資が受けられない場合には、銀行や信用金庫の融資が候補になります。
みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行などのメガバンクでは、売上50億円以下の企業は相手にしないとの話もあるので、中小企業は地方銀行や信用金庫がお勧めです。
地銀や信金でも簡単に貸してくれるわけではありません。決算書や事業計画書などの必要書類を提示して面談を行い、審査に通れば融資してもらえます。
例として、地元の飯能信用金庫(はんしん)の創業支援融資「ソウエン」をご紹介します。
はんしん創業支援融資 | ||
---|---|---|
融資対象となる方 |
|
|
使いみち | 創業に必要な運転資金・設備資金 | |
融資金額 | 500万円以内 | |
融資期間 | 運転資金:5年以内 設備資金:7年以内 |
|
融資利率 | 当初1年間1.0%(固定金利) ※2年目以後は当金庫所定の変動金利となります。 |
|
担保 | 無担保 | |
保証人 | 法人:代表者 個人:事業後継者または配偶者 |
2年目以降は金利が変わりますが、1年目は1.0%で借りることができます。これは公的機関融資よりも低い金利です。
地元の信金で金利が低い融資サービスを行っているようなら、公的金融機関の融資審査を受ける前に、信金の審査を受けてもよいと思います。
消費者金融
公的金融機関、銀行、信金などの融資が受けられない場合には、ノンバンクの融資が候補になります。
ノンバンクとは銀行以外の金融機関のことで、消費者金融や信販会社(クレジット会社)などのことを言います。
消費者金融から借りる場合、カードローンを利用するか事業者ローンを利用することになります。消費者金融の事業者ローンは、法人はNGで個人事業向けになっている事が多いです。
プロミスやアコムにビジネスローンはある?法人契約できる消費者金融
借入額によって金利が変わりますが、他の金融機関の融資と比べかなり高くなります。
ただ、他の金融機関と比べ格段に申込み手続きが楽になります。インターネットや電話で申込みができますし、提出する必要書類も少ないです。
金利が高いぶん借りやすいですが、長期間の借り入れになると利息だけでも相当な額になるので、他の選択肢がない場合の候補です。
私が使っているカードローン
- プロミスのおすすめポイント
-
- 原則、勤務先への電話確認なし
- 最短3分で融資
- カードレス契約も可能
- 原則24時間最短10秒で振込融資
- 学生アルバイトでも借りられる
- クレジット機能付きのプロミスVisaカードあり
- SMBCグループ
※申込時間や審査により希望に添えない場合あり
この記事の著者(専門家)
-
株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。現在は消費者金融3社、銀行カードローン3社の契約あり。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。
運営者情報
会社名 | 株式会社アルビノ |
---|---|
代表者 | 竹内潤平 |
住所 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6階 |
電話番号 | 03-6914-6178 ※電話対応はしていません。 |
お問合せ | メールフォーム |
設立 | 2014年10月20日 |
資本金 | 1000万円 |
事業内容 | Webマーケティング支援 ライフプラン・コンサルティング メディア運営 |
主要取引銀行 | 三菱UFJ銀行 住信SBIネット銀行 |
法人番号 | 7011101071501 |
本社所在地 | 〒176-0012 東京都練馬区豊玉北4-4-5 |
インボイス登録番号 | T7011101071501 |