おすすめのフリーローンは?低金利で借りられる多目的ローンとは
年5%前後の低金利で借りられるフリーローンもありますが、年1.9~14.6%のような金利設定に幅が設けられているフリーローンは、低金利で借りられないことも多いです。
フリーローンとカードローンはそれぞれメリット・デメリットがあるので、どちらが良いということはありません。審査の早さならカードローンがおすすめですが、金利の低さならフリーローンがおすすめです。
銀行からお金を借りる時に、カードローンにするか、フリーローンにするかで迷う人もいると思いますが、2つのサービスには明確な違いがあるので自分にあった方を選びましょう。
カードローンは限度額内で何度でも借りられますが、フリーローンは1回の申込みで1度だけ融資が受けられます。審査に時間がかかるため借り入れまでに1週間以上かかることもあります。
おすすめのフリーローンの金利と融資額
例として、大手銀行のフリーローンの金利や融資限度額をご紹介します。フリーローンと多目的ローンは同じサービス商品です。
りそな銀行は多目的ローンとフリーローンの2つが用意されています。多目的ローンは、多様な使いみちに使えて、フリーローンは使いみちが自由です。
千葉銀行は、色々なタイプの目的別ローンを用意している銀行として有名です。フリーローンは他のローンと比べて金利が高いです。
金利は、融資額や借入期間によって変わる可能性がありますが、フリーローンは資金使途が自由なので金利は高めに設定されています。
フリーローンの金利は低い?
みずほ銀行のフリーローンは金利が低いですが、上限利率が高い銀行は低金利で借りられるかわかりません。
三菱UFJ銀行、オリックス銀行、auじぶん銀行、ソニー銀行などはフリーローンがありません。三菱UFJ銀行の多目的ローンは、2018年5月で新規申込を停止しました。
最近は多くの銀行がカードローンとフリーローンを同じように扱っており、フリーローンがない銀行ではカードローンを勧めています。
フリーローンのメリットはカードローンよりも高額融資が期待できて低金利で借りられることですが、実際にはカードローンの審査と変わらない銀行も多いです。
金利に幅があり上限金利が年14%ほどと高くなっているところは、実質的にカードローンと同じ審査基準になっていると思われます。何度でも利用できない点でフリーローンの方が機能は劣っています。
フリーローンの融資額
フリーローンは1回の申し込みで1回の融資なので、カードローンのように限度額という考え方はありません。
フリーローンは審査で決まった融資額が借入可能額となります。融資額が100万円なら100万円を1回だけ借りられます。
2度目、3度目の融資を受けたい時は、新たにフリーローンの申込をして、審査に通れば追加融資が受けられます。
カードローンは審査の結果で限度額が決まり、限度額の範囲内で何度でも借りられるのが特徴です。利用していく中で限度額を増額することもできます。
フリーローンのお金の使い道
教育費に使いたいのなら教育ローン、車の購入資金ならマイカーローンがあります。
お金の使い道に特化したローンがある場合は、そちらに申込みした方が金利が低くなる可能性があります。
住宅ローン、教育ローン、マイカーローン、ビジネスローンなどはフリーローンとは別に用意されています。
- 海外旅行の費用
- 引越しの費用
- 家具・インテリアの購入資金
- パソコンの購入資金
- 結婚式、葬儀などの冠婚葬祭
- 入院・手術の費用
- 運転免許の取得費用
- 美容整形、薄毛治療の費用
このように、まとまったお金が一度だけ必要になる時に利用する人が多いです。生活費として借りることもできますが、生活費ならカードローンの方がよいと思います。
最近は、ブライダルローンや葬儀ローンなどを用意している銀行もありますが、フリーローンで借りる人も多いです。一般的ではない特化型ローンとフリーローンでは、金利はあまり変わりません。
フリーローンの申込時に、資金使途(お金の使い道)を聞かれますが、「他社ローンからの借り換え、事業性資金、反社会的な利用」などにすると審査に通りません。
生活費や遊びのお金を借りたい場合
銀行のフリーローンを利用するためには、銀行窓口で申し込み審査を受けます。※ネット申込に対応した銀行もあります
それほど手続きは難しくありませんが、融資までに数日~数週間かかる可能性があります。
差し迫った問題でお金が今すぐ必要な時は、即日融資の消費者金融が便利です。カードローンでも、もちろん審査はありますが最短3分で融資が受けられます。
何百万円も必要な時は難しいですが、次の給料日までに、数万円~30万円ぐらい借りたい場合には、消費者金融のキャッシングが最適です。
インターネットから申し込み、指定の銀行に振り込んでもらったり、自動契約機でカードを発行してATMで借りることもできます。
目的別ローンとフリーローンの金利
ローンの種類 | 目安金利 |
---|---|
住宅ローン | 0.5~2.0% |
ソーラーローン | 2.5~3.0% |
自動車ローン | 0.8~4.5% |
教育ローン | 1.6~3.5% |
介護ローン | 2.8~7.8% |
ブライダルローン | 3.6~7.2% |
葬儀ローン | 7.2~8.5% |
トラベルローン | 5.0~12.0% |
フリーローン | 1.5~15.0% |
カードローン | 1.5~15.0% |
金利は目安ですが、借入金額が大きくなるほど金利は低くなります。フリーローンやカードローンも借入額が300万円以上になると低金利で借りられます。
お金の使い道がはっきりしていて、目的別ローンが用意されている場合は、専用のローンで借りる方が金利が低くなる可能性が高いです。
目的別ローンは審査に時間がかかることや、資金使途を証明する資料の提出が必要になるなど手続きが増えますが、使い道が限定される分だけ有利な金利で借りられます。
フリーローンとカードローンを比較
フリーローン | カードローン | |
---|---|---|
追加融資 | 再審査 | いつでも可能 |
金利 | 年5%前後 | 年3.0~15.0% |
融資限度額 | 300万円、500万円など | 500万円、800万円など |
審査基準 | カードローンより厳しい | フリーローンより甘い |
審査時間 | 1週間 | 最短即日 |
使用目的 | 自由 | 自由 |
申込方法 | ネット、来店 | ネット、自動契約機 |
フリーローンとカードローンの最も大きな違いは、追加融資を受ける時の手続きです。
カードローンは、借入限度額内なら何度でも借りることができますが、フリーローンは、借入する度に再審査・再契約する必要があります。
カードローンは繰り返し何度も借りる人に向いていて、フリーローンは1度だけまとまった金額を借りたい人に向いています。
一般的にフリーローンの方が金利が低くなるので、使用目的がはっきりしていてまとまったお金を借りたい時に便利です。
200万円以上借りたい時は?
200万円や300万円といった高額な融資を受ける時はフリーローンの方がいいでしょう。
カードローンでも200万円の借り入れはできますが、初回限度額は200万円未満になることが多いです。
カードローンは借入限度額、フリーローンは融資限度額になりますが、フリーローンの方が一度に貸してもらえる額では大きくなることが多いです。
カードローンの場合、契約時に限度額が200万円を超えることは稀で、始めは50万円以下になることも多いです。
使用目的はどちらも自由ですが、事業資金としての利用は禁止されています。生活費や遊びのお金、投資・ギャンブルなどに使う分には問題ありません。
大手消費者金融は事業資金として使うことも認めています。自営業は銀行カードローンの審査には通りづらいのでありがたいですね。
みずほ住友銀行の多目的ローンとカードローンの違い
例としてみずほ銀行の多目的ローンとカードローンのスペックを比較してみます。
多目的ローン | カードローン | |
---|---|---|
年齢制限 | 満18歳以上満66歳未満 | 満20歳以上満66歳未満 |
審査時間 | 最短数日 | 最短当日 |
金利 | 変動金利 | 固定金利 |
借入利率 | 年5.875% | 年2.0~14.0% |
借入金額 | 10万円~300万円以内 | 10万円~800万円 |
借入回数 | 1回 | 限度額内で何度でも |
借入期間 | 1年~7年以内 | 自動更新 |
申込方法 | ネット、電話、店頭 | ネット、電話、店頭 |
契約方法 | ネット、店頭 | ネット、店頭、郵送 |
担保 | なし | なし |
保証人 | なし | なし |
カード | 発行なし | 発行あり |
資金使途 | 自動車、インテリア、家電製品のご購入など | 事業性資金以外 |
保証会社 | オリコ | オリコ |
フリーローンの金利とカードローンの下限利率を比べるとカードローンの方が低いですが、実際に適用される金利で比べるとフリーローンの方が低くなるでしょう。
カードローンは限度額によって金利が変わりますが、10.0%未満の金利にするためには限度額の増額や利用実績が必要です。
申込手続きや審査時間などの面ではフリーローンの方が劣りますが、金利の面ではフリーローンの方が優れているので、時間に余裕がある人で、まとまったお金が必要な人はフリーローンがおすすめです。
銀行カードローンは最短翌営業日の融資
カードローンもフリーローンもインターネットからの申込みが可能となっています。
フリーローンは、申込み後に必要書類が銀行に届いてから1週間~10日ほどで、指定の銀行口座に振込されるのが一般的です。
カードローンなら、三菱UFJ銀行や楽天銀行は審査時間が早く、三菱UFJ銀行カードローンは最短翌営業日の融資、楽天銀行スーパーローンは最短当日の審査回答です。
三菱UFJ銀行のテレビ窓口では、カードローンの契約やカードの受け取りができます。※カードの受け取りには運転免許証が必要
カードは三菱UFJ銀行ATMや提携コンビニATM(セブン銀行ATM、ローソンATM、E-net ATM)で利用することが可能です。
※50万円超の利用限度額をご希望の場合は収入証明書をお持ちください。
消費者金融系カードローンは即日融資も可能
銀行カードローンは審査に数日かかるので、今すぐに借りたいという人は消費者金融系カードローンが良いでしょう。
プロミス、アコム、アイフル、レイクなどが特に審査が早いカードローンです。プロミスは最短3分、アイフルは最短20分で審査が完了し融資が受けられます。
自動契約機があるので21時まで即日融資できる可能性があります。契約機は土日祝日でも営業しています。
ネット申込後に審査に通ったら、本人確認書類をネットからアップロードするか、契約機で提出して契約書とカードを受け取ります。
銀行の24時間振込が可能になったことで、消費者金融の振込キャッシングも24時間対応になりました。平日15時以降や土日でも振込キャッシングで即日融資が可能です。