オルカンは円高になったら損する?円安の影響はどれくらいある?

「今は円安だからNISAでオルカンやS&P500を買うのはやめたほうがいい」ということを言われたことがある人も多いと思います。

オルカンはドル円相場の影響をモロに受けるので、円安の影響は大きいです。円高になれば利回りが悪くなるのはその通りです。

しかし、数百万円を一括投資する場合を除き、円安か円高かで投資するかしないかを判断すべきではありません。

NISAで、月々数万円ずつ積み立てていくようなケースでは、為替相場や株式市場の変動を気にする必要はありません。積立投資においては、毎月決まった額を継続的に積み立てていくことが最も重要です。

為替相場の影響があるのは、一括投資でまとまった資金を投入して、その後は一切追加投資しない場合です。

NISAでオルカンに月5万円、10万円、30万円投資したときのリターンの差

NISAは年最大360万円まで投資できます。成長投資枠で一括240万円、つみたて投資枠で年120万円分のオルカンやS&P500を購入するような人は、購入するタイミングがその後のパフォーマンスに大きく影響します。

ただ、その場合でも、円高になったときに売却せずに買い増しして、円安が来たときに売却すればよいだけの話です。

円高を待っている人は、円高になったらなったで、もっと円高になるかもしれないと言って、投資を始めない人も多いです。

円高になってからオルカンやS&P500を買おうと考えている人は、円高になるまで何もしないのではなく、積み立てる予定の金額を定期預金で積み立てておき、円高になったときに定期預金を解約してNISA口座でオルカンやS&P500を購入してください。

目次

これから積立投資を始める人はとにかく早く始めることが大事

毎月コツコツと貯めていく積立投資は、とにかく早く始めることが大切です。なぜなら、まとまった運用資金になるまでに時間がかかるからです。

運用資金が10万円のときに50%のリターンを得たとしても5万円の利益にしかなりません。同じ状況で、運用資金が1,000万円なら500万円の利益になります。

資金が大きくなると、株式市場や為替相場の変動がパフォーマンスに大きな影響を与えます。資金が小さいときに為替レートのことを気にしても仕方がありません。

NISAの非課税限度額(1,800万円)の枠をできるだけ早く埋めようとする人もいますが、無理して枠を埋める必要はありません。毎月の収入から余剰資金を積み立てに回したり、銀行に眠らせている資金をNISA口座に少しずつ移していくような感覚で購入します。

早く運用資金を増やすことで、その後のリターンも大きくなりますが、始めにまとまった資金を入れると、相場が暴落したときに大損します。それでも売らずに耐えられればよいのですが、普通の人にはそれができません。

相場変動の影響を小さくし、下がっても投資が続けられるように、毎月少しずつインデックスファンドで積み立てていくのです。

ドル円とオルカンの基準価額の関係

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の基準価額は、原指数であるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスがベースとなっていますが、配当込みの円換算ベースにした指数と連動するような仕組みになっています。

MSCI ACWIの前日終値に、当日の為替レート(仲値)を掛け合わせた数値がその日の基準価額になります。そのため、ドル円相場がオルカンの基準価額に大きく影響します。

ドル円相場の変動の9割ほどがオルカンの基準価額に影響すると言われています。

「オルカン」へのドル円レートの影響度は9割弱か

これまでのデータから得られた結果をみると、オルカンへの為替変動の9割弱はドル円レートの影響、と推定される。

1割以上は他通貨の影響を受けているのだが、意外にも、他通貨が円に対してドルよりも上昇しているため、オルカンの価格をさらに上に押し上げる作用を及ぼしている。

※FRIDAY DIGITAL

ドル円レートの影響度が9割もあることに驚くかもしれませんが、外貨建ての金融商品は基本的にそういうものです。

外貨建て商品は、円安のときは得をして円高のときは損をします。為替の影響を受けないようにした為替ヘッジ商品もありますが、その場合は円安の恩恵を受けることができなくなります。

investing.com

これはドル建てのMSCI ACWIのチャートです。

2024年1月に731だったものが、7月に817になっています。上昇率は11.8%です。

これは円建てのeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のチャートです。

2024年1月に20,972円だったものが、7月に26,921円になりました。上昇率は28.4%です。

オルカンの原指数は、12%ほどしか上がっていませんが、三菱UFJのeMAXIS Slimオルカンは28%も上がっています。

ドル円は1月に141円だったものが、7月時点で161円になり、14%ほど上昇しました。これが、円安がオルカンに与える影響のプラス効果です。円高になれば逆のことが起こります。

円高になったときの評価額の変化

円高になったときや円安になったときに、評価額がいくらになるのかは、以下の計算式で求められます。

将来の評価額=現在の評価額÷現在のドル円×将来のドル円

将来の評価額=現在の評価額×将来のドル円÷現在のドル円

たとえば現在の評価額が100万円のオルカンを持っていたとして、現在のドル円が160円で、売却時のドル円が130円だったときの評価額を計算したいときは以下のようになります。

1,000,000÷160×130=812,500円

ドル円の変動が100%価格に反映されるわけではないので、参考程度にお考えください。実際には、売却するまでの積立分がありますし、オルカンの原指数も変動します。

逆に、現在のドル円が130円で、160円まで円安が進んだ場合の評価額は以下のようになります。

1,000,000÷130×160=1,230,769円

このように、現在の為替レートからどれくらい円高(円安)になるかによって評価額は大きく変わります。

基本的には円高になったら損をして、円安になったら得をしますが、最終的には売却するときの為替レートが重要なので、その途中経過を気にしても仕方がありません。

積み立て開始後すぐに円高になったときの損失

ドル円が160円のときに毎月2万円ずつオルカンで積み立て始めて、5ヶ月で120円まで円高が進むと仮定したときの損失は以下のようになります。

※オルカンの原指数(MSCI ACWI)は変動せずに、為替レートの変動を100%オルカンの基準価額に反映させたものです。

スクロールできます
7月8月9月10月11月
ドル円 160円150円140円130円120円
積立額20,000円20,000円20,000円20,000円20,000円
基準価額26,800円25,125円23,450円21,775円20,100円
購入口数0.740.790.850.910.99
合計口数0.741.532.383.294.28
合計積立額20,000円40,000円60,000円80,000円100,000円
評価額20,000円38,441円55,811円71,639円86,028円
損益0円-1,559円-4,189円-8,361円-13,972円

円高が進むほどにオルカンの基準価額が下がり、損失は膨らみます。5ヶ月後の損益はマイナス14%ほどです。

5ヶ月間のトータルで、ドル円は160円から120円まで25%ほど下落していますが、毎月少しずつ積み立てていることで、下落の影響を抑えることができています。

円換算で毎月決まった金額を積み立てることで、オルカンの基準価額が低いときはたくさん購入できます。これをドルコスト平均法と言います。

7月~11月の間に現金で10万円貯めておき、11月に10万円を一括投資すれば良い成績が得られます。しかし、それはタラレバの話です。未来の為替レートは誰にも予想できません。

その後、120円を底にして、徐々に円安方向へ進んだ場合を想定すると以下のようになります。

スクロールできます
12月1月2月3月4月
ドル円120円130円130円140円140円
積立額20,000円20,000円20,000円20,000円20,000円
基準価額20,100円21,775円21,775円23,450円23,450円
購入口数0.990.910.910.850.85
合計口数5.276.187.097.948.79
合計積立額120,000円140,000円160,000円180,000円200,000円
評価額105,927円134,569円154,384円186,193円206,125円
損益-14,073円-5,431円-5,616円+6,193円+6,125円

実際には為替相場は日々変動しますし、オルカンの原指数も変動するので、こんなにわかりやすい動きにはなりません。10ヶ月で20万円分積み立てられたという事実が重要です。

積立投資を10年、20年と続けることで、評価額が数百万円、数千万円になり、評価額が増えると為替相場の変動によって評価額も大きく変動するようになります。

しかし、積み立て開始から10年以上経過していれば、その間に含み益も増えているため、少しぐらい円高になったとしても元本割れする可能性は低いです。

新NISAは非課税期間が無期限です。相場が悪いときは、売却せずに今まで通り積み立てて、相場が良くなってから売却を検討しましょう。(そのつど必要な資金分だけ売却するのは構いません)

少しずつ円高が進行したときの損失は小さい

急激な円高ではなく、時間をかけて少しずつ円高が進む場合は、円高によるマイナスがあったとしても、毎月積み立てておけば大きな損失になることはありません。

マネックス証券の公式YouTubeチャンネルで、円安から円高に転じたときに投資を始めたときのS&P500のリターンについて解説しています。

円安時にS&P500投資で失敗!?この重要な3ステップが投資成功につながります

動画ではS&P500に関するリターンについて話していますが、オルカンでも基本的には同じことです。

2007年2012年にかけてのドル円は、123円から76円まで円高が進行しました。

このとき、円建てのS&P500の株価は29万円から17万円まで下落しており、トータルリターンは-40%でした。

しかし、2007年から月1万円ずつS&P500で積み立てていき、2012年になったときの累積積立額と最終評価額の差を見ると-1%の損失で済んでいます。

この間はS&P500の原指数も下げているため相場環境としてはとても悪いのですが、配当などで得られる利益や複利効果により、損失を大きく抑えることができています。

積立投資の場合、毎月少しずつ購入することで、株価が安いときに多く買うことができ、長期間積み立てを行うことで、平均取得単価を下げることができます。

円高に転じる場面で積立投資を開始する場合、その後、円高が続いたとしても為替が原因で大きな損失になることはありません。円高はいずれ終わります。円安に転じたときに大きな運用額になっていれば、その後は大きな利益が得られます。

円高になるのを待っているといつまで経っても投資が始められない

160円だったドル円が数ヶ月で120円まで下がるようなことがあれば、120円になってから始めればよかったと感じるかもしれません。

しかし、160円からさらに円安が進行したり、150円ほどの水準で何年も経過したり、数年かけて少しずつ円高方向へ行く可能性もあります。

いつまでにいくら円高になるのか予想できるのなら、NISAなんてやらずに、使える資金を全部使ってFXをやったほうがよいでしょう。

未来が予測できない中で運用資金を増やすために、できるだけ早く始めるのがよいのです。その上で、できるだけリスクを小さくするために、オルカン(銘柄分散)で毎月少しずつ積み立てる(時間分散)のがおすすめです。

銘柄と時間を分散させておけば短期的な市場の動きは気にする必要がなくなります。評価額や損益は見れば見るほど気になるので、クレカの自動積立にして一切見ないのがおすすめです。

長期投資を前提に始めたとしても相場の下落が続き、積み上がった利益が減っていくのを見ると、普通の人は売却したくなります。売った後に再び買うのは、初めて買うよりも難しいです。売る予定がないNISA口座は、見なくて大丈夫です。

円安が長期間続いた後に急激な円高になった場合

短期間だけ円高になったときや、時間をかけて円高が進行するときは気にする必要がありませんが、長期間の円安が続いたあとに、急激な円高になったときは注意しなければいけません。

長期間の円安から急激に円高が進行し、その後、円高のまま推移した場合、長期の積立投資でもリターンに大きな影響を与えます。

投資を始めて1~2年で円高になった場合は、今まで購入した分の損失は出ますが、そのまま投資を続けていけばドルコスト平均法により平均取得単価が下がり、そのうち利益が出ます。気にせず積み立て続けてください。

円安状態で積み立てを続けていて、短期間に急激な円高になった状態を表したのが下図です。

このような感じでドル円が推移した場合、前半の10年間は円安状態で積み立てて、後半の10年間は円高状態で積み立てることになります。

※現状の150~160円をベースに考えると120~130円は円高ですが、従来の円高とは100円を切るような状態を言います。

このようなときは、再び円安になるのを待ってから売却するのが理想ですが、それがいつになるかはわかりませんし、更に円高方向に振れる可能性もあります。

円安のときに積み立て始めたとしても、円高期間でも十分に積み立てられていれば、平均単価は下げられますし、20年分の利益が乗っているので問題はありません。

ただし、円安で積み立てた資産を急激に円高が進んだときに全て売却してしまうと、利益がなくなったり大損する可能性があります。

急速に円高が進んだ直後の売却は要注意

注意しなければいけないのは、上図の◯の位置で保有銘柄を全て売却してしまうことです。

せっかく10年間も積み立ててきたのに、円高になった直後に売ってしまうと、為替変動の分だけ利益を失うことになります。

利回り5%で月2万円×10年積み立てた場合の運用結果は310万円になります。積み立てた元金は240万円で、利益が70万円の状態です。

積立投資シミュレーションはこちら

急速に円高が進み、たとえばドル円が160円から120円になったときに売却すると元本割れしてしまいます。

310万円÷160×120=232万円(マイナス8万円)

さらに円高が進み、ドル円が160円から100円になったときに売却すると大きな損失となります。将来的にドル円が100円になる可能性は十分あります。

310万円÷160×100=193万円(マイナス47万円)

これが円安のときに積立投資を始めて失敗するケースの代表例です。円高になったとしても慌てずに様子を見ることが大切です。

色々な為替パターンによる損益の差については、「S&P500に円安で投資すると損する?為替の影響を徹底検証!」という動画内で解説されています。

ちなみに、1ドル150円で19年間積立投資して、20年目に1ドル75円になったときに全て売却したとしても元本割れすることはありません。投資期間が長くなるほど利益も増えるので、為替変動による損失を吸収することができます。

急激な円高といっても1日で何十円も動くことはないので、十分な利益が出ているときは、円高になる過程で利益確定するのも一つの手です。

長期の積立投資で失敗しない方法

  1. 右肩上がりのインデックスファンドに投資する
  2. 毎月決まった額を長期間積み立てる
  3. 急激な円高になっても慌てて全部売却しない

この3つのポイントを抑えておけば、円安のときにオルカン投資を始めても、大損したり利益を大幅に減らす可能性は低いです。

子どもの教育資金として積み立てている方や、50代後半や60代で積み立てを始める場合、売るタイミングをコントロールするのが難しく、相場の暴落や急激な円高で損失が出たり、利益が大幅に減る可能性はあります。

NISAの積立投資は、永久に積み立てられるのが大きなメリットですが、売却タイミングを数年ずらすことができない場合は、長期間積み立てたとしても損失が出る可能性はあります。

オルカンやS&P500は基本的には右肩上がり

オルカンやS&P500は、長期的に見れば右肩上がりの状態が続いています。これが、長期投資でオルカンやS&P500の購入を勧める人が多い理由の一つです。

ニッセイ基礎研究所コラムより

2022年は相場が落ち込んでいますが、2023年と2024年は盛り返しているため、現在は最高値を更新しています。

数十年間の長期的なスパンで見ると、2000年~2010年の間は調子がよくありませんが、基本的に世界経済(アメリカ経済)は右肩上がりです。

仮に、2000年に投資を始めて2010年まで成績が悪かったとしても、そのまま持ち続けていれば今は大きな利益になっています。

右肩上がりの市場に長期間投資することで、ローリスク・ハイリターンの運用成績が期待できます。

大切なことは、下げ相場で売らないことです。余剰資金で無理なく投資すれば下げ相場でも売らずに耐えられます。

オルカン以上にリスク分散できる商品はない

オルカンは全世界3,000銘柄が対象で、S&P500はアメリカ市場500銘柄が対象です。

オルカンの6割は米国株が占めているので、オルカンの価格はアメリカ市場の影響が色濃く反映されます。現在の世界経済は、アメリカが握っているとも言えます。

オルカンの6割が米国株ならS&P500を買っても同じでは?と思うかもしれませんが、現状そうなっているだけで、今後も常にそうとは限りません。

オルカンの資産構成(国別比率)はこのようになっています。

岡三オンライン証券

オルカンは、時価総額加重平均型の株価指数で、今はアメリカ企業の時価総額が大きいので、必然的に米国株の割合が大きくなります。

しかし、これから10年、20年経ったときに、アメリカ市場がどうなっているのかは誰にもわかりません。新興国が台頭したり、不遇の30年を過ごした日本市場が右肩上がりの相場になるかもしれません。そんなときでもオルカンなら安心です。

オルカンのリターンがS&P500のリターンを上回ったときにオルカンを買えば良いのでは?と思うかもしれませんが、そうなったときにオルカンをある程度の量持っていなければ大きなリターンは得られません。

そういったタイミングで、S&P500を売ってオルカンに一括投資する方法もありますが、長期的に見てオルカンがS&P500を上回るかどうかは、その時点ではわかりません。

これからの20年~30年の長期的な平均利回りで、S&P500とオルカンのどちらが高くなるかわからないから両方買うのがよいと思っています。

オルカンやS&P500などの構成銘柄は、定期的に入れ替えられています。

MSCIは14日、MSCI・ACWI指数の組入銘柄の入れ替えに伴い、42銘柄を追加し、121銘柄を除外すると発表した。5月31日の取引終了時点で実施する。

日本株ではアシックスが追加され、シャープと清水建設、小田急電鉄、東武鉄道、ヤマハ、スクウェア・エニックス・ホールディングス、朝日インテック、アズビル、GLP投資法人、ヒロセ電機、飯田グループホールディングス、日本都市ファンド投資法人、KDX不動産投資法人、ミスミグループ本社、ユー・エス・エスの15銘柄が指数から外れる。

※Bloomberg

組み入れ銘柄を入れ替えることで、指数が長期的に下落しないようになっているという見方もできます。

最も分散されているのが全世界株式(オルカン)です。子どもの教育資金や老後資金など、確実に貯めておきたい資金を準備するならリスク分散されているオルカンがおすすめです。

日経平均やTOPIXも買っておく

資金に余裕のある人は、直接的に為替の影響を受けない日本株を買っておくのも一つの手です。

商品例利回り信託報酬
SBI・iシェアーズ・TOPIXインデックス・ファンド-0.1133%
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド-0.1133%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)11.99%0.143%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)8.75%0.143%
iFree TOPIXインデックス11.99%0.154%
iFree 日経225インデックス8.74%0.154%
たわらノーロード TOPIX11.95%0.187%
たわらノーロード日経2258.71%0.143%
利回りは2021/1~2023/12の年率

オルカンやS&P500などの利回りには負けますが、日経平均やTOPIXなどのインデックスファンドも悪くはありません。

バブル崩壊後の低迷により失われた30年と言われる日本ですが、これから未来の20~30年を考えたときに、オルカンやS&P500よりも日経平均の方がリターンが高くなる可能性もゼロではありません。

私は、2024年からNISAを始めましたが、オルカンとS&P500に加えて、「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」「日経平均高配当利回り株ファンド」も買っています。

NASDAQなども買っていて、ポートフォリオ全体で見ると、4分の3が外国株式で、4分の1が日本株式です。

ドル円の長期チャートと今後の推移

1980年以降のドル円の長期チャートは以下のようになっています。

ドル円は100円~130円ほどで推移していた期間が長く、150円を超える状態は円安と言えますが、適正価格がいくらなのかはわかりません。

円安によって輸入企業の業績は悪くなり、輸出企業の業績は上がります。円安によってインバウンド需要が高まり、観光地や、飲食業などの業績が上がるメリットもあります。

急激な円安や急激な円高はよくないと思いますが、ドル円が150円付近で安定的に推移することが、良いのか悪いのかは正直わかりません。

円高に慣れすぎたせいで150~160円のドル円には違和感がありますが、ここから5年、10年と円安の状態が続くと、150円でも何とも思わなくなる可能性も十分にあると思います。

日米の金利差とドル円の関係

2022年以降、円が売られドルが買われる状態が続いています。ドルに限らず、ユーロやポンド、その他のクロス円も円安の状態なので、世界的に円が売られている状態とも言えます。

円が売られる理由はいくつかありますが、各国の金利差が為替相場に与える影響は大きいです。2022年以降、米国金利は急上昇しました。

外為どっとコム

これは2008年~2024年のアメリカの政策金利の推移です。

2016年~2020年にかけて緩やかに上昇し、2022年~2023年にかけて急上昇しています。

外為どっとコム

これは2008年~2024年の日本の政策金利の推移です。ほぼ0の状態が続いています。

金利0%の状態が続いている中で米国金利が変動しているので、金利差がドル円相場に直結するのであれば、2016年~2020年や2022年~2023年にかけて円安になるはずです。

同期間のドル円チャートは以下のようになっています。

外為どっとコム

2022年~2023年は金利差と同様に急激に円安進行しましたが、米国金利に変化が見られなかった2023年~2024年もドル円チャートは上昇しています。

米国金利が緩やかに上昇した2016年~2020年は、円安にはなっていません。

金利差が為替相場に大きな影響を与えるとはいっても、金利差のみで為替相場が決まるわけではありません。

今後、日本の金利が上がり、アメリカの金利が下がり、金利差が縮まれば円高になると言われていますが、必ずしも円高になるとは限りません。

今後の為替相場がどうなるかはプロでもわかりません。そう考えるとやはり、オルカンをいつ買うのがベストなのかは誰にもわからないということです。まさに、買いたいときが買い時です。

この記事を書いた人

竹内潤平のアバター 竹内潤平 代表取締役社長

ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。
カードローン、自動車ローン、住宅ローンを利用したことがあり、法人代表者として銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資でお金を借りた経験があります。
株式投資歴は20年以上で、現在は個別株投資やベンチャー投資をしつつ、NISAのつみたて投資枠でオルカン、S&P500、日経225に投資しています。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。

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会社名 株式会社アルビノ
代表者 代表取締役社長 竹内潤平
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電話番号 03-6914-6178
全社テレワーク中のため、お電話を頂いても対応できない状況となっています。
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