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株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。現在は消費者金融3社、銀行カードローン3社の契約あり。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。

消費者金融系クレジットカードとは?信販系カードローン一覧

消費者金融もクレジットカードを発行してるの?

プロミス、アコム、SMBCモビットなどの消費者金融はクレジットカードを発行しています。

消費者金融系クレジットカードとは、プロミスVisaカードアコムACマスターカードなどの消費者金融が提供するクレジットカードのことです。

消費者金融のカードローンにクレジット機能が付いているので、ショッピングに使うこともできます。

信販系カードローンは、信販会社(クレジット会社)が提供するカードローンです。

ORIX MONEYやJCB CARD LOAN FAITHが信販系カードローンです。※三井住友カードのカードローンは2023年7月で新規申込受付を終了

クレジットカードにもキャッシング機能はありますが、それとは別にクレジット会社が独自のカードローン商品を提供しています。

信販系カードローンとクレジットカードの違いは、ショッピング枠があるかないかです。カードローンには基本的にショッピング枠はありません。

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消費者金融系クレジットカード

クレジットカードは主に信販会社が提供するサービスですが、消費者金融もクレジットカードを提供しています。

消費者金融系クレジットカードと呼べるのは、以下の3つのカードです。

プロミスVisaカード
カード発行までの日数 1週間ほど
カードローンは即日融資も可
カードローン限度額 最高500万円
カードローン金利 年4.5~17.8%
クレジット限度額 10~100万円
クレジット金利 年15.0%
申込条件 年齢18~74歳で安定収入のある方
ポイントサービス Vポイント
還元率 0.5~5.0%
国際ブランド VISA

※プロミスの契約完了後にクレジットカードの申込があります。

アコムACマスターカード
カード発行までの日数 最短即日
カードローン限度額 最高800万円
カードローン金利 年3.0~18.0%
クレジット限度額 最高300万円
クレジット金利 年10.0~14.6%
申込条件 安定した収入のある方
ポイントサービス なし
還元率 0.25%
国際ブランド Mastercard
Tカード プラス (SMBCモビット next)
カード発行までの日数 最短5営業日
カードローン限度額 最高800万円
カードローン金利 年3.0~18.0%
クレジット限度額 10~80万円
クレジット金利 年15.0%
申込条件 20歳以上で安定収入のある方
ポイントサービス Tポイント
還元率 0.5~0.9%
国際ブランド Mastercard

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※Tカード プラス(SMBCモビット next)を希望する場合は、カードローン審査通過後にクレジットカードの審査があります。

プロミスVisaカードは、プロミスのカードローンと三井住友カード(NL)のクレジットカードが合体したカードです。

ACマスターカードは、アコムのキャッシング機能が付いたクレジットカードです。海外でもショッピングやキャッシングに利用できます。

アイフルはクレジットカードを発行していませんが、グループ企業のライフカードが通常のクレジットカードを発行しています。

プロミスVisaカードの特徴

プロミスVisaカードは、2023年4月に登場したクレジット機能付きカードローンです。

プロミスVisaカードには、カードローン機能とクレジット機能があります。

カードローン
利用限度額 500万円まで
資金使途 生計費に限る(個人事業主の方は事業費としての利用も可)
金利 年4.5~17.8%(実質年率)
遅延利息 20.0%(実質年率)
返済期日 5日・15日・25日・末日のいずれかから選べる
返済方法 口座振替、振込、ATM

カードローンのサービス内容は、プロミスと同様です。

プロミスカードよりもプロミスVisaカードの方がデザインが洗練されているので、持ち歩くならプロミスVisaカードの方がおすすめです。

クレジットカード
還元率 0.5~5.0%
200円ごとに1ポイント還元
対象のコンビニ・飲食店で最大5%還元
電子マネー
追加カード
id、Apple Pay、Google Pay、PiTaPa、WAON、ETC
利用可能枠 ~100万円
リボ払い・分割払い利用枠 0~100万円
キャッシング利用枠 通常のキャッシング枠はなし
カード発行後に海外キャッシングの申込可
ショッピングリボ 実質年率:15.0%
海外キャッシング 実質年率:15.0~18.0%
ショッピング補償 なし
支払い方法 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い
返済方法 口座振替のみ
支払い日
  • 15日締め翌月10日払い
  • 月末締め翌月26日払い

クレジットカードの機能は、三井住友カード(NL)と同じです。

クレカのキャッシング機能としては、海外キャッシングに限られています。

プロミスVisaカードのポイント
  • 18~74歳で安定収入のある方が利用できる
  • 200円ごとに1ポイント還元
  • 対象のコンビニ・飲食店で最大5%還元
  • 在籍確認の電話がない
  • カードが届くまで1週間ほどかかるが、キャッシングは即日融資も可能

消費者金融系クレジットカードは還元率が低いものもありますが、プロミスVisaカードは三井住友カードと同じ還元率です。

アコムACマスターカードの特徴

ACマスターカードは、アコムのカードローンにクレジット機能が付いたサービスです。

ショッピング利用可能額は最高300万円となっていますが、実際には100万円以上の限度額にするのは大変です。

アコムACマスターカード
カード発行までの日数 最短即日
年会費 無料
カードローン限度額 最高800万円
ショッピング利用限度額 最高300万円
ポイント制度 なし
ショッピング保険や海外旅行保険 なし
支払い方法 リボ払い
ショッピングリボ払い 実質年率 10.0~14.6%
キャッシング 実質年率 3.0~18.0%
国際ブランド Mastercard
アコムACマスターカードのポイント
  • 安定収入のある方が利用できる
  • 最短で即日カード発行できる
  • 在籍確認の電話がない
  • ショッピングに使ってもポイントがつかない

ACマスターカードのメリットは、最短即日発行可能なところです。アコムの自動契約機(むじんくん)でカードが受け取れます。

消費者金融系クレジットカードのデメリット

  • キャッシングとショッピングに使える
  • キャッシングの限度額が大きい
  • 海外キャッシングに使える
  • 即時融資も可能
  • 無利息期間がある
  • ETCカードや家族カードがない
  • ショッピングの限度額が小さい
  • デザイン的にお店で出しづらい
  • 支払いが自動的にリボ払いになる

クレジットカードでもキャッシングはできますが、消費者金融系クレジットカードのキャッシングよりも限度額は小さくなります。

消費者金融系クレジットカードは、キャッシングがメインのカードなので、ショッピング枠を100万円にするのは簡単ではありません。

プロミスVisaカードはデザインもかっこいいですが、アコムACマスターカードのような消費者金融のイメージが強いデザインのカードもあります。

信販系カードローン一覧

信販系カードローンは、信販会社によって金利や限度額が全然違います。

消費者金融よりも上限金利が低い信販会社もありますが、それは高所得者向けのVIPカードローンです。

最高限度額が大きい順に信販系カードローンを一覧でご紹介します。

金融機関 審査時間 金利
ORIX MONEY 最短60分 年2.9~17.8%
JCB CARD LOAN FAITH 最短即日 年4.40~12.50%
セゾンファンデックス 最短即日 年6.5~17.8%
三菱UFJニコス 最短即日 年6.0~17.6%
セゾンマネーカード 最短即日 年15.0%
オリコCREST 最短翌営業日 年4.5~18.0%
Fマネーカード 不明 年4.40~17.8%
For Life DX 不明 年8.0~18.0%

金融機関 融資時間 金利
プロミス 最短3分 年4.5~17.8%
アイフル 最短18分 年3.0~18.0%
アコム 最短20分 年3.0~18.0%
レイク 最短25分 年4.5~18.0%
SMBCモビット 最短即日融資 年3.0~18.0%
アイフルの貸付条件

貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
利用限度額:800万円以内
※利用限度額が50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要(慎重審査)
遅延損害金:20.0%(実質年率)
返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
返済期間及び返済回数:1回の支払いにつき35日以内または毎月約定日払い
借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
※500万円を年12.0%(実質年率)で借りた場合
貸付対象者:満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、アイフルの基準を満たす方
※なお、お取引中に満70歳になられた時点で新たなご融資を停止させていただきます。 担保・連帯保証人:不要

※申込状況によってご希望に添えない場合あり※受付時間によっては振り込みが翌営業日となる場合あり

三井住友カード カードローンは、上限金利が15.0%と銀行並の低金利になっているのが特徴です。

ORIX MONEYやオリックス・クレジットVIPカードローンは、最高限度額が大きく金利が低いですが、数百万円の限度額にするには厳しい審査があります。

オリックス・クレジットはオリックス銀行グループの信販会社です。オリックス銀行もカードローンを提供しており、保証業務はオリックス・クレジットが行っていますが、オリックス・クレジット自身もカードローン商品を提供しています。

信販系カードローンは、総量規制の影響を受けるので、最高でも年収の3分の1までしか借りることができません。消費者金融も同じで、貸金業者からの借り入れは過剰融資を防ぐため制限されています。

信販系カードローンで限度額500万円にするためには、年収が1,500万円以上必要になります。限度額が上がらないと金利は下がりません。下限金利の3.0%や3.5%という数字は、実際には適用される可能性がかなり低いです。

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ORIX MONEYの特徴

ORIX MONEYは、2022年に登場したオリックス・クレジットが提供するマネーサービスです。

オリックス・クレジットには、オリックス・クレジットVIPローンカードがありますが、ORIX MONEYはスマホ完結で借入や返済ができるローンです。

ORIX MONEY
年会費 無料
限度額 800万円
年率 1.5~17.8%
審査時間 最短60分
カード発行 カードなし
振込時間 原則24時間
借入方法 インターネット振込・スマホATM
返済方法 口座振替・スマホATM
総量規制 対象
ORIX MONEYのポイント
  • 審査が早く終われば最短即日融資も可能
  • セブン銀行のスマホATM取引が利用できる
  • 個人事業主の初回限度額は最高50万円
  • カードは発行されず公式アプリ「ORIX MONEY」で借入・返済する

ORIX MONEYは、信販系カードローンでは審査が早いのが特徴です。カードは発行されませんが、実質的なサービスはカードローンと同じです。

最高限度額が大きいですが、総量規制の影響を受けるため年収の3分の1までしか借りられません。50万円超の限度額を希望する場合は収入証明書が必要になります。

平日14:30までに契約が完了すれば最短即日融資も可能ですが、実際には翌日以降の融資になることが多いです。即日融資を希望する人は消費者金融がおすすめです。

JCB CARD LOAN FAITHの特徴

三井住友カード カードローンよりも上限金利が低いのがJCB CARD LOAN FAITHです。

高所得者向けのカードローンですが、銀行よりも低金利で借りられる可能性があります。

JCB CARD LOAN FAITH
年会費 無料
限度額 500万円
年率 4.40~12.50%
キャッシング1回払い:5.00%
審査時間 最短即日
カード発行 最短3営業日
振込時間 平日9:00~2:30は当日中
平日14:30以降、土日祝日は翌営業日
借入方法 ATM、口座振込
返済方法 口座振替
総量規制 対象
JCB CARD LOAN FAITHのポイント
  • 20歳~58歳で本人に毎月安定した収入のある方
  • 個人事業主、学生、パート・アルバイトの方は申込不可
  • 現在の借入合計残高が年収の3分の1を超えている方は申込不可
  • 借り換え・おまとめ利用OK

JCB CARD LOAN FAITHは最短即日審査で、カード受け取り前に振込融資で借りることができます。

キャッシング1回払いは、年5.0%の低金利ですが、最大でも5万円までしか借入できません。年5.0%で50万円や100万円借りられれば最高なのですが、そんなに甘い話はありません。

申し込みに際し年収制限は設けられていませんが、年収400万円以上はないと審査に通るのが難しいと思います。金利が低いので高額融資を受けてくれる人に貸したいはずです。

三井住友カード カードローンの特徴

※三井住友カード カードローンは、2023年7月で新規申込を終了しました。

三井住友カード カードローンは、2021年4月に三井住友カード ゴールドローンが商品改定して作られた商品です。

三井住友カード ゴールドローン ⇒ 三井住友カード カードローン
三井住友カード ゴールドローンカードレス ⇒ 三井住友カード カードローン(振込専用)

三井住友カード カードローン
年会費 無料
限度額 900万円
年率 カードタイプ:1.5~15.0%
振込専用タイプ :1.5~14.4%
審査時間 最短5分で審査完了
カード発行 最短5分で即時発行可能
振込時間 原則24時間
借入方法 ATM、口座振込
返済方法 口座振替(返済日は10日または26日)
総量規制 対象
三井住友カード カードローンのポイント
  • 20歳以上~69歳で安定収入のある方が利用できる(学生は申込不可)
  • 返済実績に応じて翌年度の利率が0.3%(最大1.2%)引き下げられる
  • 10万円借りたときの毎月の返済額は1万円

三井住友カード ゴールドローンのときは、上限金利が年9.8%で、貸金業者のカードローンは最も金利が低かったのですが、商品改定で上限金利が上がってしまいました。

ゴールドローンは高所得者向けの商品でしたが、間口を広げて所得が低い人でも利用できるように上限金利を上げたのでしょう。

年15.0%なら銀行カードローンと変わりませんが、信販会社のカードローンは消費者金融と同様に最短即日融資できるのが特徴です。

信販系カードローンの特徴

信販系カードローンで借りるポイント
  1. 商品によっては金利が低い
  2. 審査に数日かかる
  3. 総量規制の対象になる
  4. 限度額50万円超で収入証明書が必要

信販系カードローンとは、三井住友カード、オリックス・クレジット、オリエントコーポレーション(オリコ)などの信販会社が提供しているカードローンのことです。

専用のローンカードを発行するタイプと、クレジットカードにカードローン枠を付けるタイプがあります。

信販系カードローンは審査に時間がかかることが多く、カードが手元に届いてからの借り入れになる商品は、申込みから借り入れまでに1週間以上かかることもあります。

消費者金融系カードローンは即日融資が基本なので、それと比べると借り入れまでにかなり時間がかかることになります。

信販系カードローンと消費者金融の違い

信販系カードローンと大手消費者金融のスペックを比較してみます。

  信販系 消費者金融
年会費 無料 無料
最高限度額 100~900万円 300~1000万円
年率 1.5~18.0% 3.0~18.0%
審査時間 最短即日 最短3分
カード発行 最短翌営業日 最短即日
振込時間 原則24時間 原則24時間
借入方法 ATM、口座振込 ATM、口座振込
返済方法 口座振替 口座振替、ATM、ネット返済
総量規制 対象 対象
保証会社 不要 不要

大手消費者金融よりも信販系カードローンの方が審査は厳しいです。特に上限金利が低い信販会社は、銀行カードローンよりも審査が厳しくなります。

審査の早さで選ぶなら消費者金融の方がおすすめですが、低金利で借りたいなら信販系カードローンの方がおすすめです。

三井住友カード カードローンやJCB CARD LOAN FAITHの審査に通る人は、銀行カードローンの審査にも通ると思います。

信販系カードローンは審査が厳しい

信販系カードローンは審査が甘いと言われることがありますが、そんなことはありません。

上限金利が高いので審査が甘いと思われがちですが、他のカードローンと審査基準は大きく違いません。

当サイトから申し込んだ方の審査通過率は10%ほどです。消費者金融や銀行カードローンと比べてかなり低いです。

銀行系カードローンや消費者金融系カードローンの審査に落ちた人が信販系カードローンに申し込むケースが多いのかもしれませんが、そういう人は信販系も落ちる可能性が高いです。

特に三井住友カード カードローンやJCB CARD LOAN FAITHのように、上限金利が低い商品は審査が厳しくなっています。

年収や勤務先、勤続年数などの属性情報が原因で審査に落ちる場合、他のカードローンなら審査に通る可能性があります。しかし、信用情報が原因で審査に落ちる場合は、どこのカードローン会社でも審査に落ちる可能性が高いです。

カードローンの審査を受ける時に、CICやJICCといった信用情報機関のデータが照会されます。

クレジットカードのキャッシング枠

クレジットカードにも始めから10万円程度のキャッシング枠が付いている事が多いです。キャッシングの審査はショッピングの審査とは別で行われます。

クレジットカードのキャッシング枠も、言い換えれば信販系カードローンです。決められた金利でクレジット会社から現金を借り入れます。

クレカのキャッシング金利は、利用可能枠100万円未満では年18.0%になっています。消費者金融と同等の金利水準です。

銀行ATMにクレジットカードを挿入すると、「キャッシング」と「カードローン」の2つのうちどちらか選べるようになっていることもあります。

クレジットカードでは、キャッシングが翌月の一括払い、カードローンがリボ払いになっていることが多いです。

クレジットカードは、ショッピングがメインなので、頻繁に利用しているとショッピング枠の利用枠が100万円や200万円になりますが、キャッシング枠は簡単には広がりません。

これは私が使っている楽天カードの利用可能額です。ショッピング枠は100万円ですが、キャッシング枠は30万円になっています。

ショッピング枠は勝手に利用可能額がどんどん上がっていきましたが、キャッシング枠は増額審査を受けないと変わりません。

利用可能額はショッピング枠+キャッシング枠

クレジットカードの利用可能枠は、ショッピング枠とキャッシング枠の合計額です。

カードの利用可能枠が100万円、キャッシング枠が20万円の場合、20万円借入するとショッピング枠は残りの80万円になります。

ショッピングで100万円の利用枠を全て使っていると、キャッシング枠は利用枠が0円になります。

クレジットカードのキャッシングは、総量規制の関係で50万円を超える限度額にするには、収入証明書の提出が必要になります。審査も厳しくなるので、キャッシング枠を50万円超にするのは簡単ではありません。

カードローンには3つの種類がある

カードローンの種類 主な金融機関
銀行カードローン 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、オリックス銀行、楽天銀行、イオン銀行、PayPay銀行、住信SBIネット銀行など
消費者金融カードローン プロミス、アコム、アイフル、レイク、SMBCモビット、ダイレクトワンなど
信販カードローン 三井住友カード、JCB、オリックス・クレジット、オリコ、三菱UFJニコス、クレディセゾンなど

どのカードローンでも基本的な仕組みは同じです。ネットや自動契約機で申込みをして、カードが発行され銀行振込やATMで借り入れします。(消費者金融はカードレスも可能)

少額でも手軽に借りられるのが消費者金融で、低金利で高額融資を受けたい時は銀行というイメージがあります。返済方法はリボ払いになっており、繰り上げ返済や一括返済も可能です。

消費者金融系カードローンは、金利が高いですが、最短3分のスピード融資で土日の即日融資にも対応しています。

銀行系カードローンは、金利は低いですが審査に時間がかかります。即日融資は受けられず最短でも翌日の融資となります。

信販系カードローンは、銀行や消費者金融と比べると利用者が少ないですが、三井住友カード カードローンやオリックスVIPカードローンは審査が早く限度額も大きいので人気があります。

銀行カードローンと消費者金融の違い

  銀行 消費者金融
金利 低め 高め
最高限度額 500~1,000万円 300~800万円
借り入れ 1万円からが多い 1,000円からが多い
審査 厳しい 普通
審査時間 最短翌日 最短即日
在籍確認 あり あり
保証会社 必要 不要
無利息期間 会社による 会社による
総量規制 対象
借入方法 ATM、振込 ATM、振込
返済方法 ATM、振込、口座振替 ATM、振込、口座振替
返済システム 一括、リボ払い 一括、リボ払い

私は、銀行カードローンと消費者金融の両方を利用していますが、それぞれメリット・デメリットがあります。

消費者金融には自動契約機があるので、即日カード発行して即日融資が受けられます。

銀行カードローンでも、三菱UFJ銀行や三井住友銀行はローン契約機を用意していますが、即日融資は受けられません。

小口融資は消費者金融で大口融資は銀行

消費者金融がおすすめ

  • 急ぎで借りたい人
  • 審査に自信がない

銀行がおすすめ

  • 低金利で借りたい人
  • 公務員や正社員の人
  • 100万円以上借りたい人

基本的にはこのような感じで選ぶのがいいと思います。

銀行カードローンは、審査が厳しく融資に時間がかかります。最高限度額は大きいので始めから100万円以上借りられることもあります。

消費者金融は、小口融資が中心で審査は最短3分、即日融資も可能な所が多いです。アルバイトや自営業でも、限度額を10万円にして貸してくれることもあります。

消費者金融でも最高限度額は500万円や800万円に設定されている事が多いですが、初回限度額は50万円以下になることが多いです。

返済実績を作り徐々に増額していくことはできますが、限度額が100万円以上になっても、金利は年15.0%未満にはならないこともあります。

銀行カードローンでも、初回限度額は50万円以下になることが多いですが、限度額の増額により200万円や300万円の限度額にすることもできます。

低金利の銀行では、限度額が100万円を超えると年12.0%以下の金利になることもあります。

50万円以下の借り入れなら、どちらで借りてもあまり差がありませんが、100万円以上借りるなら、金利が低い銀行カードローンがおすすめです。

なお、消費者金融でも銀行でも、50万円超の限度額にする時に収入証明書を求められます。50万円超借りたい人は収入証明書を用意しておきましょう。

私が使っているカードローン
プロミスのおすすめポイント
プロミスカード
  • 原則、勤務先への電話確認なし
  • 最短3分で融資
  • カードレス契約も可能
  • 原則24時間最短10秒で振込融資
  • 学生アルバイトでも借りられる
  • クレジット機能付きのプロミスVisaカードあり
  • SMBCグループ
※審査結果によっては電話による在籍確認あり
※申込時間や審査により希望に添えない場合あり

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株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。現在は消費者金融3社、銀行カードローン3社の契約あり。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。

運営者情報

会社名 株式会社アルビノ
代表者 竹内潤平
住所 〒160-0023
東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6階
電話番号 03-6914-6178
※電話対応はしていません。
お問合せ メールフォーム
設立 2014年10月20日
資本金 1000万円
事業内容 Webマーケティング支援
ライフプラン・コンサルティング
メディア運営
主要取引銀行 三菱UFJ銀行
住信SBIネット銀行
法人番号 7011101071501
本社所在地 〒176-0012
東京都練馬区豊玉北4-4-5
インボイス登録番号 T7011101071501

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