HTT取組推進宣言企業とは、電力を減らす(H)、作る(T)、貯める(T)をコンセプトに、脱炭素社会の実現に向けた取組を推進する東京都の制度です。
HTT取組推進宣言企業優良な取組を行っている企業を選定しました!
立派な表彰状と表彰盾を頂きました。ありがとうございます。
家庭や職場でできるHTTの取り組み
家庭や会社でできるHTTの取り組みは以下のようなものがあります。
HTTの取組 | ||
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減らす |
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作る |
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貯める |
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カーボンニュートラル(脱炭素社会)とは、地球温暖化の原因となる温室効果ガス(CO2など)の実質的な排出量をゼロにした社会のことです。
世界では2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、様々な取り組みを行っています。
環境省が運営する脱炭素ポータルでは、脱炭素に関する様々な情報が発信されています。
CO2の排出量をゼロにすることはできませんが、温室効果ガスの排出量と、森林などの吸収量を等しくすることで、実質的な排出量をゼロにすることを目指します。
家庭や職場でできる節電
LED照明は当たり前の時代になっていますが、蛍光灯からLEDに変更することで、節電効果が期待できます。
LED照明は、①消費電力が少ない、②発熱量が少ない、③寿命が長いのが特徴です。
エアコンの温度は、夏は冷房時の室温が28℃、冬は暖房時の室温が20℃になるように設定することが求められています。
部屋の大きさやエアコンの能力によっても適切な設定温度は変わってきます。温度計のない家庭では、夏場は少し暑いかな、冬場は少し寒いかなと思うくらいの温度がよいと思います。
難しいのは職場でのエアコン設定です。人によっても寒い、暑いと感じる温度が違いますし、エアコンと机の位置によっても温度が全然違います。
エアコンの風が直接当たらないようにエアコン風除けを設置したり、エアコンの近くにサーキュレーターを置いて、エアコンから出る風を部屋全体に行き渡らせるのも効果的です。
節水シャワーヘッドは、水道代やお湯を沸かすためのガス代、電気代を節約できるものです。
HTTは電力を減らす、作る、貯めるための働きですが、カーボンニュートラルの実現に向けて、他にもできることがたくさんあります。
- マイバックやマイボトルを活用しプラスチックごみを減らす
- 可能な限りリサイクル用品や中古品を使う
- 公共交通機関や自転車、徒歩での移動を基本とし、自家用車による排出ガスを抑える
- 節水を心がけ、お風呂場でのシャワーの出しっぱなしや、キッチンや洗面所での水道水の出しっぱなしに注意する
- 車を買い替えるときに燃料電池車(FCV)を選ぶ
一人ひとりができることは小さいですが、社会全体で取り組むことで、少しずつカーボンニュートラルの実現に近づきます。