QUICPay(クイックペイ)の使い方とiPhone・Androidに登録する方法
クイックペイはタッチするだけで支払いできる便利な電子マネーです。
クレジットカード、電子マネー、コード決済…現在は色々なキャッシュレス決済が溢れていて、どれを使ったらいいのか迷いますね。
「スマホをかざして決済したい」「チャージするのは面倒」そんな考えの方には、電子マネーのQUICPay(クイックペイ)がおすすめです。
クイックペイの始め方と使い方、使える店、クイックペイにおすすめのクレジットカードをご紹介します。
当サイトの掲載情報について
当サイト内で紹介する商品やサービスの一部には広告が含まれています。広告掲載ポリシーはこちら。
掲載する商品やサービスが広告であることがわかるように、事前に詳細ページを案内したり、リンクにPRを付けています。
当サイトで紹介している消費者金融やクレジット会社は、全て財務局や都道府県知事の登録を受けている正規の貸金業者です。
金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで、街金を含めた全ての貸金業者が確認できます。
QUICPay(クイックペイ)の始め方
クイックペイを始めるには、まずクイックペイ対応のカードを用意する必要があります。
- QUICPay対応のカード
-
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
クイックペイ対応のカードは、JCBカード、セゾンカード、三菱UFJニコスカード、楽天カード、りそなカード、PayPayカード、オリコカードなど色々あります。
182社のカード会社に対応しているそうなので、すでにお持ちのカードでクイックペイが使えるかもしれません。
対応カードを持っていない方は、カードの申込が必要です。
iPhoneやAndroidでクイックペイを使う予定の方は、カード会社によってiPhoneのみ対応、iPhoneとAndroidのどちらも対応など様々なのでよく確認しましょう。
登録カードで異なる支払方法
クイックペイに対応しているカードは3種類あります。
クイックペイは後払いの電子マネーというイメージがありますが、登録するカードの種類によって事前チャージや即時払いもできます。
カードの種類 | 支払方法 |
---|---|
クレジットカード | カード代金と一緒に口座引落 |
デビットカード | デビットカードの口座から即時引落 |
プリペイドカード | 事前にチャージした分だけ利用 |
クレジットカードは後払いで、カードの利用代金と一緒に口座から引落されます。
デビットカードは口座から利用金額が即時引落されます。
プリペイドカードの場合は、カードにある金額をクイックペイにチャージしてから使います。
これからカードを申込む方は、どの支払方法を利用したいかを考えて申込むと良いと思います。
クイックペイの種類
クイックペイの種類は主に2つあります。
- QUICPayの種類
-
- カードタイプ
- スマートフォンタイプ
カードタイプを発行できるカード会社もあれば、スマートフォンタイプしかないカード会社もあります。
カードタイプ
カードタイプには、QUICPay専用カードの他に、クレジット一体型やコイン型などがあります。
専用カード
クイックペイ機能のみのカード
クレジット一体型
クレジットカードにクイックペイ機能が付いているカード
QUICPay(nanaco)
nanacoとクイックペイ2つの電子マネーが使える
コイン型・キーホルダー型
クイックペイ機能のあるコインやキーホルダー
コイン型やキーホルダー型は発行できないカード会社もあります。
スマートフォンタイプ
スマホでクイックペイを利用する場合には、対応の端末が必要です。
iPhone
iPhone7以降
Android
Android5.0以降かつFeliCa搭載おサイフケータイアプリ6.15以上
iPhoneは、iPhone7以降がクイックペイに対応しています。
Androidは、Android5.0以降かつFeliCa搭載おサイフケータイ6.15以上のスマホがクイックペイに対応しています。
iPhoneの登録方法
iPhoneでクイックペイを使う時のカードを登録する方法を紹介します。
まずはWalletアプリを起動します。
右上の「+」または「追加」をタップします。
「続ける」をタップします。
カード情報を読み取ります。カメラ機能で自動的にカードを読み取りできます。
番号がカード裏面にある場合には、裏面をスキャンします。手動で番号を入力することもできます。
有効期限を確認して、セキュリティーコードを入力します。(セキュリティーコードは、カード裏面にある3桁の番号です。)
利用規約を確認して、「同意する」をタップします。
クイックペイにクレジットカードが登録できました。(JCBカードWを設定しました。)
登録するカードによって認証設定が必要です。
送られてきた認証コードを入力します。
左上の「完了」をタップしたら設定完了です。
クイックペイの使い方【iPhone】
iPhoneでのクイックペイの支払い方を紹介します。
支払いは3ステップで簡単です。
-
レジで「クイックペイで。」と言う
会計時にレジスタッフにQUICPayで支払うことを伝えます。
※Apple Payではなく「クイックペイで。」と言います。
-
顔認証または指紋認証を行う
Face IDまたはTouch IDで認証を行います。
-
決済端末機にiPhoneをかざす
「クイックペイ♪」の決済音が鳴ったら決済完了です。
初めて使う時は緊張するかもしれませんが、一度覚えると次からは簡単に支払いできます。
セブンイレブンのレジでは、自分で決済方法を選択するので、左下のQUICPayマークがある「その他」をタッチします。
「クイックペイで。」と言っても店員さんに「選んでください。」と言われてしまうので、左下にあるその他を選んで支払うようにしましょう。
iPhone対応のクレジットカード
iPhone対応のクレジットカードを紹介します。(2022年11月時点)
iPhone対応クレジットカード | |
---|---|
アコムACマスターカード | アプラス |
アメリカン・エキスプレス | 出光クレジット |
auフィナンシャルサービス | エポスカード |
エムアイカード | 静銀セゾンカード |
ジャックス | 住信SBIネット銀行 |
セブン・カードサービス | セブンCSカードサービス |
大和ハウスフィナンシャルサービス | 高島屋フィナンシャル・パートナーズ |
トヨタファイナンス | 西日本旅客鉄道株式会社 |
ニッセン・クレジットサービス | 日専連 |
ビューカード | PayPayカード |
三井住友トラストクラブ | 三菱UFJニコス |
宮崎信販 | モデル百貨 |
USCカード | ゆめカード |
楽天カード | りそなカード |
上記のクレジットカードを持っている場合には、iPhoneのWalletアプリにカードを追加するとクイックペイが使えるようになります。
Androidの登録方法
Androidでクイックペイを使う時の登録方法を紹介します。
「Google Pay」アプリを起動します。
「+お支払方法」をタップします。
「クレジット/デビット/プリペイド」をタップします。
※画像引用元:QUICPay
Androidスマホはセキュリティの関係でスクショできなかったので、画像をお借りました。
カメラが起動するので、カードをスキャンしてカード情報を読み込みます。
※画像引用元:QUICPay
カード番号を確認して、セキュリティーコードなどを入力します。
「続行」をタップします。
カード発行会社の利用規約を確認して「同意して続行」をタップします。
本人確認のため認証を行います。
認証が完了するとGoogle Payのクイックペイにカードが追加されました。
これで設定は完了です。
クイックペイの使い方【Android】
支払いは、2ステップでとても簡単です。
-
レジで「クイックペイで。」と言う
会計時にレジスタッフにクイックペイで支払うことを伝えます。
-
決済端末機にスマホかざす
「クイックペイ♪」と鳴ったら決済完了です。
Androidの場合は、スマホをかざすだけです。
指紋認証などは必要ありませんし、スマホの電源を入れなくても決済できます。
セブンイレブンのレジでは、左下の「その他」をタッチして、右にあるリーダーにスマホをタッチします。
Android対応のクレジットカード
Android対応のクレジットカードを紹介します。(2022年11月時点)
Android対応クレジットカード | |
---|---|
アコムACマスターカード | 出光クレジット |
エムアイカード | OCN |
オーシー | 九州日本信販 |
クレディセゾン | JCB |
静銀セゾンカード | ジャックス |
セブンCSカードサービス | 日専連 |
宮崎信販 | モデル百貨 |
ゆめカード | 楽天カード |
りそなカード |
上記のカードを持っている方は、Google Payにカードを登録するとクイックペイが使えるようになります。
自動販売機でクイックペイの練習
お店の支払いでクイックペイを使いたいけど、スマートに使えなかったらどうしよう…と心配な方は、自動販売機で使ってみることをおすすめします。
クイックペイで支払いできる自動販売機には、QUICPayのマークがあります。
iPhoneはTouch IDまたはFace IDをしてからスマホをかざします。「クイックペイ♪」と決済音が鳴ったら完了です。
Androidはリーダーにスマホをかざすだけです。「クイックペイ♪」と決済音が鳴ります。
スマホに手帳型カバーをしていても、そのままかざすだけで支払いできます。(画像はわかりやすいように手帳型カバーを開きました。)
セルフのガソリンスタンドでクイックペイを使ってみました。「クイックペイ♪」が鳴ったら決済完了です。
ガソリンスタンドも読み取り機にスマホをかざすだけで支払いできます。
最近は、電子マネーやクレジットカードで決済できる自動販売機が多くなりました。
電子マネーはお財布から現金を取り出す必要がなく、小銭も増えないので便利ですね。
クイックペイが初めてで緊張する方は、自動販売機やセルフガソリンスタンドなど、無人の場所で使ってみることをおすすめします。
クイックペイが使える店
クイックペイが使えるお店には、「QUICPay」または「QUICPay+」のマークがあります。
レジ付近やお店のドアに、クイックペイのマークがあれば使えます。お店のホームページに使える決済手段が載っていることもあります。
コンビニ
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- キオスク など
ガソリンスタンド
- エネオス
- 昭和シェル石油
スーパー
- イオン
- イトーヨーカドー
- ダイエー
- フレッセイ
- マックスバリュ
- ヨークマート など
ドラッグストア
- ウエルシア
- くすりの福太郎
- クリエイトエス・ディー
- ココカラファイン
- サンドラッグ
- スギ薬局
- 富士薬品
- マツモトキヨシ など
カフェ
- コメダ珈琲
- タリーズコーヒー
- ドトール など
ファストフード
- CoCo壱番屋
- ケンタッキー
- すき家
- マクドナルド
- モスバーガー
- 吉野家
- リンガーハット
- ロッテリヤ など
この他にもクイックペイが使える店はたくさんあります。
クイックペイの加盟店は188万ヵ所以上あるそうです。(2022年6月末時点)
クイックペイに関するFAQ
Q.QUICPayの上限額は?
クイックペイに紐づけしてあるカードの利用可能枠となります。
例えば利用可能枠が50万円のクレジットカードを紐づけしている場合には、クイックペイで最大50万円まで使えることになります。
ただし、「QUICPay」マークの加盟店では、1回あたりの利用上限額が2万円となっています。
Q.QUICPayとQUICPay+の違いは?
QUICPay+はQUICPay機能をさらに使いやすくしたものです。
スマホで使えるようにしたり、高額の支払いができるようにしたり、デビットカードやプリペイドカードも登録できるようにしました。
店舗のマーク | 利用上限金額 |
---|---|
QUICPay | 1回あたり2万円まで |
QUICPay+ | 上限なし |
QUICPayとQUICPay+は利用上限金額に違いがあると思っていいでしょう。
ただし、カードタイプの場合は、QUICPay+マークの加盟店でも、1回あたり2万円までが上限です。
Q.クイックペイのメリットは?
クイックペイには以下のメリットがあります。
- 支払いが早い
- カード番号や暗証番号を盗み見される心配がない
- 後払式はチャージ不要
- 現金を持ち歩く必要がない
- お金のやり取りがなく衛生的
Q.クイックペイのデメリットは?
後払式のクイックペイは、ついつい使いすぎてしまうことがあります。
使いすぎが心配な方は、クイックペイにデビットカードやプリペイドカードを登録して使いましょう。
後払式のクイックペイを使う場合には、カード会社のWeb会員サービスに登録して、利用明細を確認しながら使うことをおすすめします。
Q.クイックペイにポイントは付くの?
ポイントは付きません。クイックペイ自体にポイント制度はありません。
クイックペイに紐づけてあるクレジットカード等のポイントが貯まります。
QUICPay(クイックペイ)とは
クイックペイとは、JCBがサービスを提供している電子マネーのことです。カードやスマホをかざすだけで簡単スピーディーに支払いできます。
- QUICPayとは
-
- 2005年にサービス開始
- 後払い・前払い・即時払いできる電子マネー
- 支払いはカードやスマホをかざすだけ
- 会員数2,255万人以上(2022年6月末時点)
クイックペイは後払いのイメージがあるかもしれませんが、登録するカードによって後払い・前払い・即時払いができます。
QUICPayの会員数は、2,255万人以上いるそうです。
最近ではPayPayやLINE Payなどのコード決済を使う人が増えてきましたが、スマホをかざしてサッと支払いできる決済速度の早さから、クイックペイを利用する方がたくさんいます。
クイックペイは2005年から使われている電子マネーです。
電子マネーは2種類
電子マネーには大きく分類すると2種類あります。
①プリペイド型(前払式)
- 事前にチャージ(入金)が必要
- チャージした金額まで使える
- 使いすぎる心配がない
②ポストペイ型(後払式)
- チャージ不要
- クレジットカードと紐づけて後日口座引落
- 残高不足の心配がない
事前にチャージして使う前払式の電子マネーと、チャージ不要で後払式の電子マネーがあります。
前払式の電子マネーは、事前にチャージして使います。チャージした金額だけ使えるので、使いすぎる心配がありません。
後払式の電子マネーは、チャージする必要がありません。クレジットカードと紐づけして使うので、使った金額がクレジットカードの利用代金として、後日口座から引落されるようになっています。
どちらのタイプの電子マネーを使いたいかは人それぞれです。
「いちいちチャージするのが面倒」「電子マネーの残高を確認するのが面倒」と思う方は、後払式のクイックペイをおすすめします。
おすすめのクレジットカード
クイックペイを使うならJCBカード Wがおすすめです。
JCBカード WはiPhoneとAndroidのどちらでも登録できますし、クイックペイ専用カードの発行もできます。
- おすすめ
-
- 18歳~39歳限定
- 年会費無料
- 審査最短5分即時発行可能
※9:00~20:00までのお申込み※顔写真付き本人確認書類による本人確認が必要 - ポイント還元率1.0%
JCBカード Wはモバ即入会といって、カードを申込んだその日からスマホで使えるサービスがあります。
最短5分で審査結果が出たあとは、JCBのスマホアプリにカードを表示します。
その後、iPhoneまたはAndroidに設定すると、すぐにクイックペイが使えるようになります。
1週間程度でプラスチックカードは届きますが、カードが届く前から使えるのですぐに使いたい方におすすめです。
クイックペイ対応のクレジットカードなら年会費無料でポイント還元率1.0%のJCBカード Wがおすすめです。
この記事の著者
-
株式会社アルビノのスタッフ。ライター歴10年。クレジットカード保有枚数11枚。FPマネー学では、主にクレジットカードの記事を執筆しています。幼稚園教諭・保育士の資格保有。夫と子ども2人の4人家族。
この記事の監修者
-
株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。
運営者情報
会社名 | 株式会社アルビノ |
---|---|
代表者 | 竹内潤平 |
住所 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6階 |
電話番号 | 03-6914-6178 ※電話対応はしていません。 |
お問合せ | メールフォーム |
設立 | 2014年10月20日 |
資本金 | 1000万円 |
事業内容 | Webマーケティング支援 ライフプラン・コンサルティング メディア運営 |
主要取引銀行 | 三菱UFJ銀行 住信SBIネット銀行 |
法人番号 | 7011101071501 |
本社所在地 | 〒176-0012 東京都練馬区豊玉北4-4-5 |
インボイス登録番号 | T7011101071501 |