学生に人気のクレジットカードを紹介!年収欄の書き方や利用限度額
クレジットカードは審査が比較的緩やかな学生のうちに作っておくことをおすすめします。
ネットショッピングの際にカード決済、Apple Payにクレジットカードを登録、スマホでタッチ決済など、キャッシュレス社会の必須アイテムと言えばクレジットカードです。
クレジットカードはお店での支払いがラクになるだけでなく、ポイント還元や付帯保険の補償が受けられるメリットもあります。
特に学生向け特典付きのクレジットカードもあるので、大学生、専門学生、短大生のうちに申込む方も多いです。
大学生の61%がクレジットカードを持っているという調査結果もあります。
学生に人気のクレジットカードと、学生のうちにクレジットカードを作るメリット、年収欄の書き方などについてご紹介します。
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学生に人気のクレジットカード
クレジットカードには、大学生や専門学生などの学生が申込できる学生専用カードの他に、学生に限らず18歳以上(高校生を除く)の方なら申込できるクレジットカードがあります。
成人年齢が18歳に引き下げられ、18歳や19歳でも親権者の同意なしにクレジットカードを作れるようになりました。
- 学生人気カード
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- JCBカード W
- 三井住友カード(NL)
- エポスカード
- 学生専用ライフカード
- 楽天カードアカデミー
上記のクレジットカードは特に学生に人気があります。それぞれのクレジットカードの特徴を簡単に紹介したいと思います。
JCBカード W
JCBカード Wは年会費無料で還元率が高いので、学生に人気があります。
- JCBカード W
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- 18歳以上39歳以下が申込可能
- JCB発行のしっかりしたカード
- 年会費無料
- ポイント還元率1.0%
学生専用のカードではありませんが、まず1枚目はしっかりしたクレジットカードを持ちたいと考える学生の方がよく選びます。
JCBカード Wのおすすめポイントは、セブン-イレブン、Amazon、スターバックスなどでお得にポイントが貯まることです。(Web会員サービスでポイントアップ登録をするとポイントがアップします。)
- セブン-イレブンでポイント4倍
- Amazonでポイント4倍
- スターバックスでポイント最大21倍
JCBカード Wでは、この他にもポイントが多く貯まる提携店が色々あります。
お店を利用する機会の多い学生さんはJCBカード Wを持っておくとお得ですね。普段の買い物や携帯料金の支払いに使っても1.0%還元なので、ポイントが貯まりやすいカードです。
JCBカード Wは年会費無料のお得なカードを持ちたい方、しっかりしたイメージのあるカードを持ちたい方、よく利用するお店でお得なカードを持ちたい方におすすめですよ。
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、学生が申込むとお得にポイントが貯まるクレジットカードです。
- 三井住友カード(NL)
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- 年会費無料
- コンビニ・飲食店で最大5%還元
- 学生ポイント最大10%還元
こちらのカードは、セブン-イレブンやローソンなどのコンビニ、マクドナルド、サイゼリヤ、ガストなどの飲食店にてタッチ決済で支払うと5%還元されます。
学生の方は、以下のサービス利用で特別に「学生ポイント」が付きます。
- LINE Payの利用で最大3%還元
- サブスクで最大10%還元
- 携帯料金最大2%還元
- 分割手数料全額ポイント還元
- 大学生協店舗でいつでもポイント2倍
携帯料金のサービスはau、povo、UQ、docomo、ahamo、SoftBank、LINEMO、Y!mobile、LINE MOBILE、y.u mobileが対象となっています。
少し高い買い物をしても、学生なら分割手数料は全額ポイントで還元されます。これはお得ですね。
三井住友カード(NL)はよく利用するお店やサービスでお得にポイントを貯めたい学生さんにおすすめですよ。
エポスカード
エポスカードは学生専用ではありませんが、付帯サービスがとにかくお得なので学生に人気です。
- エポスカード
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- 年会費無料
- 海外旅行保険が利用付帯
- 優待施設で割引や特典
エポスカードには利用付帯の海外旅行傷害保険が付いています。(旅先の疾病や携行品損害を補償してくれる保険です。)
利用付帯の旅行保険とは
旅費等の支払いにカードを使うことが条件になっている保険を利用付帯と言います。
旅費等の支払いにクレジットカードを使わなくても、自動的に保険が適用されることを自動付帯と言います。
エポスカードは海外旅行保険の他にも、レジャー施設や飲食店などで割引や特典が受けられるサービスもあります。
優待特典の一例
- イオンシネマ1,400円
- ユナイテッド・シネマ/シネプレックス1,300円
- 池袋HUMAXシネマズ1,300円
- 東京ジョイポリス4,700円
- サンシャイン水族館100円割引
- サブウェイオリナス錦糸町店1ドリンクサイズアップ無料
- チーズ&パスタパステル中野マルイ店5%オフ
- 花神楽パンダ焼き上野マルイ店パンダ焼き2つ増量
- EARTH高円寺店施術料金500円割引
- ゴールドジム銀座入会登録料無料 など
上記のような優待施設が全国10,000店舗もあります。
優待特典の使い方は、エポスカードを提示またはエポスカードで支払うなど簡単です。
エポスカードは海外旅行保険や優待施設の特典を目的に入会する学生さんが多いです。
学生専用ライフカード
学生専用ライフカードは、大学、大学院、短期大学、専門学校に在学中の学生が申込できるクレジットカードです。
- 学生専用ライフカード
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- 学生専用
- 年会費無料
- 海外旅行保険が自動付帯
- 海外利用総額の3%キャッシュバック
- 携帯利用料金決済で毎月抽選プレゼント
海外旅行傷害保険が自動付帯なことと、海外利用総額の3%がキャッシュバックされる特典があるので、海外旅行の前に入会する学生さんが多いです。
学生専用ライフカードはその他にもおすすめポイントがあります。
- 入会初年度ポイント1.5倍
- お誕生月ポイント3倍
- 卒業後も年会費無料
ライフカードのポイントプログラムは、入会初年度ポイント1.5倍、お誕生月3倍とお得です。
誕生月は自分へのご褒美に大きな買い物をする方もいると思います。ポイントがお得に貯まりますね。
学生専用ライフカードは海外旅行する学生さんにおすすめのカードです。
楽天カードアカデミー
楽天カードアカデミーは学生専用のクレジットカードです。
- 楽天カードアカデミー
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- 18歳~28歳までの学生専用
- 年会費無料
- ポイント還元率1.0%
- 楽天学割でショッピングやエンタメがお得
楽天カードと言えば、年会費無料で高還元のお得なクレジットカードとして幅広い年齢層に人気があります。
学生カードアカデミーは、そのお得な楽天カードにさらにお得な学割サービスがプラスされています。
Rakuten学割の一例
- 楽天市場送料無料クーポン1回
- 楽天市場・楽天ブックス毎週水曜10時~ポイント3倍
- 樂天初回利用限定20%OFFクーポン
- 楽天ミュージック学生プラン月額480円
- 楽天ファッション1ヶ月に1回500円OFFクーポン
- 楽天ビックポイント最大5倍
- 樂天ビューティーポイント2倍 など
学生は、上記のように樂天サービスがお得に利用できます。
学生の場合には、通常の楽天カードよりも楽天カードアカデミーがおすすめですよ。
学生のうちにクレジットカードを作るメリット
学生がクレジットカードを作るメリットをまとめてみました。
- メリット
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- 学生枠は審査基準が緩やか
- 学生向け特典が受けられる
- ネットショッピングの支払いが楽になる
- 店頭での支払いがスピーディでスマートになる
- 旅行保険付帯なら安心して旅行ができる
- 学生のうちからクレヒスが作れる
学生生活に必ずしもクレジットカードは必要ではありませんが、メリットがあるため18歳以上になって入会する人がたくさんいます。
学生枠は審査基準が緩やか
学生向けクレジットカードや学生OKのクレジットカードは、学生が入会しやすいような審査基準が設定されています。
通常クレジットカードの入会は、年収や勤続年数等も審査に影響しますが、学生の場合にはアルバイト等の少ない収入でも、収入なしでも入会できる審査基準になっています。
審査基準が緩やかな学生の内にクレジットカードを作っておけば、卒業後も使い続けることができます。
学生向け特典が受けられる
学生向け特典のあるクレジットカードなら学生の間はお得な特典が受けられます。
三井住友カード(NL)に学生が申し込んだ場合には、以下のような特典が受けられます。
三井住友カード(NL)
- サブスクポイント最大10%還元
- 携帯料金最大2%還元
- QRコード決済最大3%還元
- 分割手数料全額ポイント還元
学生専用ライフカードの場合は、以下の特典が受けられます。
学生専用ライフカード
- 海外利用総額3%キャッシュバック
- 海外旅行傷害保険自動付帯
- 携帯利用料金決済でギフト券が毎月抽選で当たる
学生特典付きのクレジットカードは、ポイント還元率が高くなっていたり旅行保険などの付帯サービスが付いているなど、通常のカードよりもお得な内容になっています。
ネットショッピングの支払いが楽になる
ネットショッピングの支払いはクレジットカードがあると大変便利です。
クレジットカードがない場合のネットショッピングの支払方法は、代金引換やコンビニ払い、または親に立替えてもらうなどするしかありません。
カード決済ならスマホやパソコンでカード情報を入力するだけです。
決済の確認ができたら発送手続きをするネットショップも多いので、カードで支払うと商品が届くまでが早いです。
ネットショッピングの支払いにデビットカードも使えますが、ポイント還元率の高いクレジットカードを使う方がお得にポイントが貯まります。
店頭での支払いがスピーディでスマートになる
クレジットカードがあれば、店頭でスピーディに支払いできます。
現金払いはお財布からお金を取り出してお釣りを受け取るといったやり取りがありますが、クレジットカード払いならカードを挿入またはタッチするだけで支払いが完了します。
iPhoneやAndroidにクレジットカードを登録しておけば、スマホをかざして支払うこともできます。
クレジットカードは現金のやり取りや小銭が増える煩わしさから開放されスマートな会計ができます。
旅行保険付帯なら安心して旅行ができる
クレジットカードに旅行傷害保険が付帯している場合には、旅行の際の万が一にも安心です。
クレジットカードには海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険が付いているものがあります。
学生向けカードの場合には、海外旅行傷害保険が付帯しているものが多いです。
クレジットカードの旅行傷害保険には、利用付帯と自動付帯の2種類あります。
利用付帯
事前に旅費等をクレジットカードで決済すると保険が適用
自動付帯
旅費をクレジット決済しなくても自動的に保険が適用
旅行傷害保険は旅行中の病気や怪我の治療費等を補償してくれるものです。
旅行のためにその期間だけ旅行傷害保険に加入する方もいますが、旅行傷害保険付きのクレジットカードを作っておけば、万が一のトラブル時にも対応できます。
学生のうちからクレヒスが作れる
クレジットカードに入会すると、クレジットの利用履歴(通称クレヒス)を作ることができます。
クレジットカードを作ると、CICやJICCなどの信用情報機関に契約内容や支払状況等が記録されます。
延滞なく支払いしていればきれいなクレヒスができ、金融取引における信用が高くなります。
信用情報機関に登録される個人信用情報は、クレジットカードやローンの審査でとても重要です。
良いクレヒスがある場合には、新たなクレジットカードやローンを組む際に高く評価され審査に通りやすくなります。
学生の内にクレヒスを作っておくと、社会人になったときにゴールドカードの審査に通る可能性も出てきます。
支払いを延滞すると個人信用情報に悪いクレヒスが記録されるので注意も必要ですよ。
申込フォームで入力すること
申込の際には、住所や生年月日の他に、家族構成、職業、年収などの入力があります。
- 氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス
- 配偶者、世帯人数、子どもの有無
- 職業
- 居住形態、居住年数
- 勤務先名、入社年月、年収、勤務先住所・電話番号
- 他社借入状況
- 運転免許証の有無、免許証番号
- 支払口座の設定
カード会社によって若干異なりますが、このような項目について自己申告で答えていきます。
参考までに、JCBカード Wの申込フォーム画面を載せます。
上の画像のように、必要項目を入力していきます。
学生の場合は、職業で学生を選択します。
基本的には、画面の案内に従って正直に入力するだけです。
虚偽の内容が発覚した時には強制解約などで信用情報にキズがつくことがあるので、嘘偽りなく申告しましょう。
年収欄の書き方は?
クレジットカードの申込では、年収の入力があります。
アルバイト等で収入がある場合には、前年度の年収を入力しましょう。
アルバイト等で収入あり
- 前年度の税込年収を入力する
- 手取りではなく総支給額を入力する
- 勤務して間もない場合には月収✕12ヶ月を入力する
収入なし
- 本人年収は0と入力する
年収は手取りではなく税込年収です。
アルバイトを始めて1年経っていない方は、1ヶ月分の給与✕12ヶ月を計算して入力します。
例えば月6万円の場合は、6万円✕12ヶ月=72万円(年収)です。月8万円の場合は8万円✕12ヶ月=96万円(年収)になります。
先月は5万円で今月は7万円で…と細かく計算しなくても大体で大丈夫です。
収入がない場合には、本人年収を0と入力します。仕送りや奨学金は収入ではないので注意しましょう。
クレジットカードによっては本人に収入がない場合、世帯年収を入力することもあります。収入がない学生の場合は、保護者(親権者)の氏名や連絡先等を入力して審査をします。
学校やアルバイト先に電話がかかってくる?
クレジットカードの審査では、支払能力を審査する意味で、勤務先に在籍しているかどうか確認の電話をかける場合があります。
カード会社のホームページにも、「勤務先に確認の電話をかけることがあります」等の注意事項が載っていることもあります。
ただし、在籍確認の電話がかかってくることはほとんどありません。
カードローンやキャッシングの審査で在籍確認が行われることは多いですが、クレジットカードの審査で在籍確認を行うことは滅多にありません。
学生の場合は、在学中の学校名やアルバイト先を入力しますが、電話がかかってくる可能性はほとんどないと思っていいでしょう。
万が一在籍確認の電話がかかってきたとしても、在籍しているかを確認する内容の電話ですので心配はいりません。
私はJCBカード W、エポスカード、楽天カード、三井住友カード(NL)、dカード、イオンカード、三井住友カード ゴールド、MUFGカード ゴールドなどを持っていますが、在籍確認の電話がかかってきたことは一度もありません。
学生の利用限度額は10~30万円
クレジットカード(一般カード)の利用限度額の上限は、80万円や100万円になっていることが多いですが、学生の場合には少額の限度額が設定されます。
クレジットカード | 限度額上限 | |
---|---|---|
三井住友カード | 20歳未満 | 10万円 |
20歳以上 | 30万円 | |
学生専用ライフカード | 30万円 | |
楽天カードアカデミー | 30万円 |
学生の利用限度額は10万円~30万円としているカード会社が多いです。
初めての申込では10万円に設定されることがほとんどです。
限度額が10万円の場合に、5万円カードで使っても支払日に5万円支払えばカード決済で使える金額は元の10万円に戻ります。高額な買い物をしない限り、上限が10万円でも充分だと思います。
大学生のクレジットカード所持率は61.1%
日本クレジット協会が大学生375名を対象にアンケート調査を行いました。
※日本クレジット協会アンケートを基に画像作成
調査結果によると、大学生のクレジットカード所持率(令和元年)は61.1%とのことです。平成29年度に行った前回の調査では54%だったので、約7%も増加しています。
学年が上がるに連れてクレジットカードを持つ学生が増えていますね。
クレジットカードを保有している学生の約8割は自分名義のカードで、2割の学生が家族名義のカード(家族カード)だそうです。
高校を卒業したら、学生特典付きのクレジットカードの申込を考えてみてもいいのではないでしょうか。
この記事の著者
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株式会社アルビノのスタッフ。ライター歴10年。クレジットカード保有枚数11枚。FPマネー学では、主にクレジットカードの記事を執筆しています。幼稚園教諭・保育士の資格保有。夫と子ども2人の4人家族。
この記事の監修者
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株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。
運営者情報
会社名 | 株式会社アルビノ |
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代表者 | 竹内潤平 |
住所 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6階 |
電話番号 | 03-6914-6178 ※電話対応はしていません。 |
お問合せ | メールフォーム |
設立 | 2014年10月20日 |
資本金 | 1000万円 |
事業内容 | Webマーケティング支援 ライフプラン・コンサルティング メディア運営 |
主要取引銀行 | 三菱UFJ銀行 住信SBIネット銀行 |
法人番号 | 7011101071501 |
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