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株式会社アルビノのスタッフ。ライター歴10年。クレジットカード保有枚数11枚。FPマネー学では、主にクレジットカードの記事を執筆しています。幼稚園教諭・保育士の資格保有。夫と子ども2人の4人家族。

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株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。

クレジットカードを紛失したときの再発行!すぐ見つかったら?

先日、職場の同僚が財布ごとクレジットカードを落としてしまいました。

クレジットカードの利用停止や再発行の手続きをして大変だったようですね。

私の同僚が、出掛け先でクレジットカードを入れた財布を落としてしまいました。

紛失に気付いてカード会社に電話をかけ、その後交番に紛失届を出しました。

すぐにクレジットカードが見つかって不正利用もなかったのですが、色々と手続きが大変だったようです。

クレジットカードを紛失した時にやることや、クレジットカードがすぐに見つかった場合についてご紹介します。

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カード紛失から再発行までの時系列

まずは、クレジットカードを紛失してからカード再発行までの時系列を細かく説明したいと思います。

時系列
  1. 財布ごとクレジットカードを紛失してしまう
  2. 周辺を探すが見つからない
  3. スマホでカード会社の連絡先を検索する
  4. カード会社に電話して利用停止する(銀行へ電話をしてキャッシュカードの利用も停止する)
  5. 近くの交番に紛失届を出しに行く
  6. さっき届けられた財布があるとすぐに見つかる
  7. カードが見つかったとカード会社に連絡する
  8. カードは使えないので再発行手続きをする
  9. 後日新しいカードが届く
  10. 返送用封筒に古いカードを入れて返送する

財布を落としたことに気づいて周辺をさがしたのですが、見つからないのでカード会社に電話をしました。

カード会社に電話をかけたあと、近くの交番で紛失届を出すことにしました。

交番では、偶然にも財布が届けられていたというとてもラッキーなことが起こりました。幸いにも心優しい人が拾ってくれて、近くの交番に届けてくれたそうです。

無くしたクレジットカードがすぐに見つかりました。このカードはまた使えるかしら?

一度利用停止手続きをしたクレジットカードは、なりすましや不正利用の防止から見つかったとしても使えません。

再発行手続きをして、新しいカードを発行してもらいました。

クレジットカードを紛失した時には、第三者に不正利用されないようにカードの利用停止手続きが必要です。警察署への紛失届も忘れないようにしましょう。

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カード会社から確認・説明されたこと

同僚はビックカメラSuicaカードを紛失してしまい、ビューカード紛失盗難デスクに電話をかけました。

紛失盗難デスクへの電話の内容
  • 住所、電話番号、氏名、生年月日で本人かどうか確認
  • 紛失したカードが見つかっても一度利用を止めると使えない
  • 一週間程度で新しいカードを発行
  • 見つかったカードはハサミを入れて返送用封筒で返送

カード会社の紛失盗難デスクに電話をかけると、本人からの電話であるかどうか、住所、電話番号、氏名、生年月日を確認されました。

また、今後カードが見つかったとしてもそのカードは使えないことと、一週間ほどで番号が違うカードを郵送してくれるとの説明がありました。

クレジットカードを失くした時には、大変焦りましたがすぐに行動へ移しました。不正利用もなかったので良かったです。

クレジットカードを紛失した時にやること

クレジットカードを無くしてしまった時には非常に焦ると思いますが、落ち着いてできるだけ早く次の行動を取りましょう。

ポイント
  1. カード会社に電話で連絡する
  2. 警察署または交番に紛失届を出す
  3. 公共料金・携帯料金等の引落に設定している場合は変更手続きをする

カードを紛失した際には、「カード会社に連絡」と「警察への紛失届」が重要です。

カード会社に電話で連絡する

クレジットカードを紛失したら、カード会社に電話をかけ利用停止手続きをしてカードを使えなくします。Web会員サービスにログインして、利用停止することもできます。

カード紛失時の注意点
  • カード会社に電話かける(Web会員サービスにログインする)
  • カードの利用停止手続きをする
  • カード番号がわからなくても氏名、生年月日、登録の電話番号等で手続きできる

クレジットカードの裏面には、カード会社の連絡先が載っていることが多いです。

しかし、紛失によってカードが手元にないので電話番号がわからないと思います。落ち着いてカード会社の連絡先をスマホで検索し、電話をかけて紛失したことを言いましょう。

スマホとクレジットカードを一緒に落としてしまった場合には、一緒に居る方のスマホを借りて、カード会社に電話をかけましょう。

Web会員サービスを利用している場合には、そちらから利用停止手続きすることもできます。

一時的にカードを停止できるクレジットカードもありますが、紛失している間に第三者の手元に渡ってカード番号等が知られている可能性を考えると、完全に利用停止をして再発行する方が安全です。

警察署または交番で紛失届を出す

最寄りの警察署、交番、駐在所で紛失届を出します。正式には紛失届ではなく「遺失届出書」と言います。

紛失届のポイント
  • 最寄りの警察署・交番で紛失届(遺失届)を出す
  • 不正利用の補償手続きで紛失届が必要になる

届け出る場所は、どこの警察署、交番、駐在所でも大丈夫ですが、落としたと思われる場所を管轄する警察署、交番、駐在所へ届け出る方が早く見つかる可能性が高くなります。

紛失届を出すのは、クレジットカードが不正利用された時に、補償を受けるために紛失届の受理番号を求められることがあるからです。

カードの利用停止手続きをしたらその後は警察署に紛失届を出しましょう。

公共料金の引落し用カードは支払方法を変更

公共料金や携帯料金などを紛失したカードで支払っている場合には、支払方法の変更手続きをしましょう。

カードを利用停止すると、引落日に引落しができなくなります。

違うクレジットカードで支払う場合には、カード情報の変更をします。口座振替、振込用紙での支払いに変更することもできます。

支払方法の変更は、電話やインターネットで手続きできます。

クレジットカードを紛失した時に気をつけること

クレジットカードを紛失したら気をつけて欲しいことをまとめました。

カード紛失時の注意
  • カードが見つかっても二度と使えない
  • 見つかったカードは安全に処分する
  • ポイントカード機能付きはポイントの利用停止手続きが必要なこともある

カードが見つかっても二度と使えない

紛失したカードが見つかった場合には、カード会社に連絡すればまた使えるようになりますか?

一度利用停止したクレジットカードは、防犯上の理由から二度と使えません。

紛失手続きをしたクレジットカードが、もし見つかったとしてもまた使うことはできません。

すぐに見つかったからいいのではないかと思ってしまいますが、これは防犯上仕方のないことです。

クレジットカードの紛失は、財布やバッグと一緒に失くしてしまうことが多く、拾った人が免許証や健康保険証、マイナンバーカード等で本人に成りすましてカードを使ってしまう可能性があるからです。

カード会社によっては、一時的な利用の停止と完全な利用停止のどちらかを選べることもあります。

しかし、一時でも第三者の手元にカードが渡ってしまった場合には、カード番号やセキュリティコードが変更されたカードを再発行してもらうほうが安全です。

見つかったカードは安全に処分する

同僚が使っているビックカメラSuicaカードの場合は、カード会社から古いカードをハサミで切って、返送用封筒で返送するように言われました。

カードを返送すると安全に処分してくれるカード会社もありますが、自分でハサミで切ってゴミに出す処分方法が一般的です。

自分で処分する場合には、ICチップ、磁気ストライプ、名前、カード番号、セキュリティコードを細かく切断して、さらに数回に分けてゴミの日に出すと安全です。

使わなくなったカードは、復元できないくらい細かく切って捨てましょう。

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ポイントの利用停止手続きが必要なこともある

ポイントカード機能が付いているクレジットカードを紛失した場合には、クレジットカードとポイントカードの2つの利用停止手続きが必要なことがあります。

Q.ビックカメラSuicaカードを紛失した時、どうすればいいですか?

A.クレジットカードとビックポイントの利用停止をする必要があります。以下の2ヶ所両方にお問い合わせください。
1、ビューカード紛失盗難デスク
2、ビックカメラグループポイントサービスセンター

※引用元:ビックカメラ.com

ビックカメラSuicaカードを紛失した場合には、クレジットカードの盗難デスクとポイントカードのサービスセンターの2ヶ所に電話をかける必要があります。

クレジットカードとポイントカードのどちらも不正利用されないように、できるだけ早く利用停止手続きをしましょう。

カード紛失から学んだこと

クレジットカードを紛失して大変な思いをしたので、今後安全に使い続けるために思ったことがあります。

今回のクレジットカード紛失は、交番に届けられていたことによって、すぐに見つかり不正利用の被害はありませんでした。

財布もクレジットカードも見つかり何もなくて良かったですが、実際には大変な思いをしたようです。

カードを紛失した当日にカード会社に電話して、キャッシュカードの紛失で銀行へ行って、紛失から数日後にカード払いにしていた公共料金の引き落としができないなど色々と大変で…

クレジットカードを紛失した体験から次のことを思ったそうです。

  • 公共料金の引落専用のカードと買い物専用のカードを別々に作る
  • 出歩くときは買い物専用のカードだけにする

キャッシュカードを紛失して利用停止した場合は、すぐに見つかって利用再開の手続きをすると、またカードが使えるようになります。(再発行手続きが進んでしまうと利用再開はできません。)

それに対してクレジットカードは、一度利用停止の手続きをしてしまうと、すぐに見つかったからと言っても利用再開はできません。

公共料金、携帯料金、家賃、外食費、ネットショッピング代など、全ての引落を1枚のクレジットカードにしている場合は、もしもそのカードを紛失してしまうと大変なことになります。

固定料金の支払い専用クレジットカードと、買い物専用のクレジットカードを2枚にするなどしておけば、万が一カードを紛失してしまっても、色々な手続きが最小限で済みます。

それから何枚もクレジットカードを持っている方は、出かける時に全て持ち歩くのではなく、必要なカードだけにすることも大切ですね。

カード紛失や不正利用に対する備え

クレジットカードの紛失や盗難によって不正利用されないように、まずは自己管理を怠らないことが大切です。

チェック
  • カード署名欄に署名しておく
  • 必要以上にクレジットカードを持ち歩かない
  • 車の中に置きっぱなしにしない
  • カードを家族や他人に貸さない
  • カード会社の電話番号をスマホに登録する
  • カード紛失時にはすぐに利用停止手続きをする
  • 利用明細をこまめに確認する
  • 不正利用が発生したらすぐにカード会社へ連絡する

クレジットカードは不正利用されてしまう可能性がゼロではありません。

会員保障制度があるので不正利用を必要以上に恐れることはありませんが、不正利用されないように自分でできるセキュリティ対策はしっかりしましょう。

カードの紛失や不正利用が起きた際には、すぐにカードの利用停止手続きをします。利用明細をよく確認するようにして、不正利用に気付いたらすぐにカード会社へ連絡します。

不正利用は補償される

クレジットカードを紛失して万が一不正利用されてしまっても、期限内に届け出ればほとんどの場合が補償されます。

クレジットカードが不正利用の被害に遭った場合には、カード規約に則って、60日または90日以内にカード会社に届け出ることが必要です。

紛失登録完了から60日前にさかのぼり、それ以降の損害額を補償します。

※引用元:JCBカード

カードが不正利用された場合は、暗証番号による取引を除き、届出日の60日前からその損害を補償します。

※引用元:三井住友カード

紛失や盗難によってクレジットカードや会員番号を他人に不正使用されたしまった場合、特殊なケースを除き、届出日から遡って90日前の利用から、当社がその損害を補償します。

※引用元:dカード

多くのカード会社がJCBカードや三井住友カードのように、60日以内の届け出を必要としています。dカードの場合は90日と長めに設定しています。

不正利用の多くはしっかり届け出ることで補償されますが、自己管理を怠るなど、特別な場合は補償されません。

補償されないケース
  • カード署名欄に署名してない場合
  • 暗証番号を入力した場合
  • 暗証番号がわかるメモをカードと一緒に保管していた場合
  • 期限内に届け出なかった場合
  • 他人にカード番号や有効期限などを教えた場合
  • 虚偽の不正利用の場合
  • 家族や知人に貸してカードを紛失した場合 など

クレジットカードには会員保障制度があるので、不正利用と認められれば損害は補償されます。

しかし、カードの管理や暗証番号の管理が悪いなど、会員側に過失がある場合には補償の対象とはなりません。

クレジットカードの紛失や盗難に遭った時に、何をするべきかの知識を入れておくと実際の場面で落ち着いて行動ができます。

カード会社に連絡、警察に紛失届、不正利用の確認、この3つを覚えておきましょう。

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株式会社アルビノのスタッフ。ライター歴10年。クレジットカード保有枚数11枚。FPマネー学では、主にクレジットカードの記事を執筆しています。幼稚園教諭・保育士の資格保有。夫と子ども2人の4人家族。

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株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。

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代表者 竹内潤平
住所 〒160-0023
東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6階
電話番号 03-6914-6178
※電話対応はしていません。
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設立 2014年10月20日
資本金 1000万円
事業内容 ライフプラン・コンサルティング
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主要取引銀行 三菱UFJ銀行
住信SBIネット銀行
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