税金のクレジットカード払いでポイントが付く!納税におすすめのカード
納税時期になるとクレジットカード納付で貯まるポイントと決済手数料を計算するようにしています。
固定資産税、自動車税、住民税…納税義務があるので支払わなければなりませんが、納税通知書が届くと気分が重くなるのは私だけでしょうか。
税金の支払方法は、現金や口座振替の他に、クレジットカードでも支払いできます。
クレジットカードで支払うとポイントが貯まりますが、カード払いには決済手数料がかかるので注意も必要です。
納税に使えるカードの種類や、おすすめのクレジットカード、納付方法、納付する際の注意点などをご紹介します。
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納税に使えるクレジットカードの種類
税金の支払に使えるクレジットカードは、以下の国際ブランドが付いたカードです。
- 納付に使えるクレジットカード
-
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- DinersClub
5大国際ブランドはどれも納税に使えます。
クレジットカード納付はポイント還元率の高いカードがおすすめですよ。
納税におすすめのクレジットカード
モバ即(最短5分)の入会条件
- 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
- 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
納税にはポイント還元率1.0%以上のカードがおすすめです。
年会費、審査時間、国際ブランドなど各社違うので、自分に合うものを選んでみましょう。
私がおすすめするのはJCBカード Wです。年会費無料ですし、ポイント還元率は1.0~5.5%と高還元、スマホに即時発行してくれるサービスもあります。
PayPayカードも高還元で年会費無料、即時発行対応ですね。
楽天カードは高還元で人気がありますが、税金の支払いについてはポイント還元率が500円につき1ポイント付与(ポイント還元率0.2%)なのでおすすめできません。
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クレジットカード納付は損する場合もある
クレジットカード納付は、全ての方におすすめする納税方法ではありません。
決済手数料よりクレジットカードの付与ポイントが上回る方は、クレジットカード納付がお得なのでおすすめします。
反対に、貰えるポイントより決済手数料が高い場合には、損をするのでクレジットカード納付はおすすめしません。
- クレジット納付のポイント
-
- 決済手数料を計算する
- ポイント還元率の高いクレジットカードを用意する
地方税お支払いサイトの決済手数料で試算
自動車税 | 決済手数料 | 1%還元 | 0.5%還元 |
---|---|---|---|
29,500円 | 205円 | 295P | 147P |
34,500円 | 288円 | 345P | 172P |
39,500円 | 288円 | 395P | 197P |
45,000円 | 370円 | 450P | 225P |
51,000円 | 453円 | 510P | 255P |
自動車税が34,500円の場合は決済手数料が288円です。1%還元のクレジットカードで支払うと345ポイント貯まるので、「345-288=57」で57円分お得になります。
0.5%還元のクレジットカードで支払った場合には、付与ポイントが半分ですので、「172-288=-116」でマイナス116円の損になります。
自動車税が45,000円の場合は決済手数料が370円です。1%還元のクレジットカードで支払うと450ポイント貯まるので、「450-370=80」で80円分お得になります。
0.5%還元のクレジットカードで支払った場合には、付与ポイントが半分の225ポイントなので、「225-370=-145」でマイナス145円の損になります。
このように計算してみると、クレジットカード納付はポイントが貯まるからお得とは一概に言えません。
決済手数料を計算すること、ポイント還元率の高いクレジットカードで支払うことがキーポイントですね。
ポイント還元率の高いクレジットカードで納税する
固定資産税、住民税、自動車税などの納税には、ポイント還元率の高いクレジットカードを使いましょう。ポイント還元率の低いカードで支払うと損をしてしまいます。
クレジットカードのポイント還元率は、カード会社によって違いますし、クレジットカードの種類によっても違ってきます。
ポイント還元率1.0%のクレジットカードと、ポイント還元率0.5%のクレジットカードでは、単純に貰えるポイントが2倍違います。
自動車税51,000円の場合
ポイント還元率 | 1.0% | 0.5% |
---|---|---|
付与ポイント | 510ポイント | 255ポイント |
決済手数料 | 453円 | 453円 |
差し引き | +57 | -198 |
1.0%還元のクレジットカードで支払うと+57でお得ですが、0.5%還元のクレジットカードで支払うと-198で損をします。
ポイント還元率の低いカードで納税すると、ポイント付与よりも決済手数料が多くかかり損をするので注意が必要です。
クレジットカード納付は、ポイント還元率の高いカードを使うことが重要ですよ。
クレジットカードで納税する方法
クレジットカードで納税する方法を紹介します。
手元に納税通知書とクレジットカードを用意して、国税クレジットカードお支払いサイトや地方税お支払いサイトへアクセスします。
注意事項の確認
利用上の注意事項を確認します。
納付情報の入力
氏名、住所、納付先税務署、納付内容を入力します。
クレジットカード情報の入力
カード番号、有効期限、支払方法、セキュリティコードを入力します。
手続内容の確認
入力した内容に間違いがないか確認します。
納付手続の完了
手続き完了です。
納付手続きが完了すると、登録したメールアドレスに納付完了のお知らせメールが届きます。
画面の案内に従って入力すると納付できますよ。
地方税お支払いサイトで納税してみた
地方税お支払いサイトで、自動車税をクレジットカードで納付してみました。
まずは「地方税お支払いサイト」へアクセスします。
QRコードを読み取る方が簡単なので、「eL-QRでお支払い」をタッチしました。
「カメラを起動する」をタッチします。
納税通知書にあるeL-QRのQRコードを枠内に入れて読み取ります。
QRコードが読み取りできると、自動的にこの画面になります。「お支払へ進む」をタッチします。
クレジットカードで納付したいので、クレジットカードにチェックを入れます。
メールアドレスを入力して「次へ進む」をタッチします。
「外部サイトを開く」をタッチします。
クレジットカード納付についての注意事項を確認します。
注意事項を確認しながら下にスクロールします。
「同意して次の画面へ進む」をタッチします。
利用内容を確認します。お手続可能期限の時間内に手続きしないとエラーになってしまうので注意しましょう。
クレジットカード情報を入力します。カード番号、有効期限、カード名義、支払回数、セキュリティコードを入力します。
内容を確認したら「納付手続実行」をタッチします。
納付手続きが完了しました。
登録したアドレスに納付完了のお知らせメールが届きました。
クレジットカードでしっかり納付できてますね。
すんなり納付したように思うかもしれませんが、実は途中でエラーが発生し、クレジットカード納付を2度やり直しました。
クレジットカード納付のエラー内容
クレジットカード納付サイトでの手続きは10分以内に完了させないといけません。手続可能時間の10分を過ぎてしまうとエラーになります。
- すでに支払いが完了している
- 手続可能期限切れ(10分以内に手続きしないといけない)
- ブラウザの戻るボタンや複数タブで操作した
上記のようなことが原因で、クレジットカードの納付がエラーになってしまうことがあります。
私の場合は、のんびり手続きをしてしまい、手続可能時間の10分を過ぎてしまってエラーになりました。
また、操作をやり直す時についブラウザの戻るボタンを押してしまい、正しくない操作が行われたとしてエラーになりました。
クレジットカード納付の注意点
国税クレジットカードお支払いサイトに記載されている注意事項です。
- クレジットカード納付の注意
-
- 領収書は発行されない
- 法定納期限後に納付手続を行うと延滞税等が発生することがある
- 納付手続完了後は取消できない
- 納付後に納税証明書を請求するとクレジットカード納付が記載される(最大3週間程度)
- 納付税額に応じた決済手数料がかかる
領収書が必要な方は金融機関やコンビニ、税務署等で納付しましょう。
納付が完了すると取消はできません。間違って手続きしてしまった場合には、税務署で還付等の手続きをする必要があります。
クレジットカード納付は、納付税額に応じた決済手数料がかかります。納付税額が多くなるに連れて、決済手数料も多くかかります。
コンビニでの納税はカード払いできない
税金の支払いはコンビニでできますね。レジでクレジットカードを出せば支払いできますか?
コンビニで納税することはできますが、その際にクレジットカードは使えない決まりになっています。
固定資産税や自動車税の納付場所に、金融機関やコンビニが書いてあります。
コンビニのレジで、クレジットカードを出して支払えばいいのではと思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、コンビニでの納税は現金払いのみとなっています。クレジットカードでは支払いできません。(セブン-イレブンでは現金払い以外にnanacoで支払うことも可能です。)
クレジットカードで納付する際には、専用の納税サイトで手続きしましょう。
税金の支払方法
税金の支払方法には、いくつか方法があります。
- 支払方法
-
- 現金払い
- スマホ決済アプリ
- クレジットカード
- ペイジー
- 口座振替
それぞれの支払方法を理解して、自分が納付しやすい方法を選ぶと良いと思います。
現金払い
金融機関、郵便局、コンビニ、MMK設置店、県税事務所等の窓口にて現金で支払います。窓口では現金のみで、クレジットカードで支払うことはできません。
スマホ決済アプリ
スマホのコード決済アプリを使って納税することができます。
- au PAY
- PayB
- PayPay
- d払い
- 楽天ペイ
- LINE Pay など
税金の請求書のバーコードやQRコードをスマホアプリで読み取って支払う方法です。
支払いに使えるコード決済は自治体によって違う場合があります。
クレジットカード
専用の納税サイトで手続きをしてクレジットカードで支払う方法です。
クレジットカードのポイント還元はありますが、決済手数料がかかります。
ペイジー
納税通知書にPay-easyマークがある場合に利用できる支払方法です。
取扱金融機関のインターネットバンキング、モバイルバンキング、Pay-easyマークのあるATMで納付します。
口座振替
口座振替の申込手続きを行い口座から引落され納付する支払方法です。
クレジットカード払いできる税金の種類
クレジットカードで支払いできる税金は色々あります。
- 住民税
- 固定資産税
- 都市計画税
- 軽自動車税種別割
- 自動車税種別割
- 個人事業税
- 不動産取得税
- 相続税
- 贈与税
- 源泉所得税
- 自動車重量税
- 印紙税 など
毎年の納税、年に数回ある納税を今まで現金で支払ってきた方は、金融機関やコンビニに行く手間と時間を省くためにクレジットカード納付を考えてみませんか。
クレジットカード納付のメリット
- ポイントが貯まる
- 金融機関やコンビニに行く必要がない
- 分割払いやリボ払いも可能
- 支払日を遅らせることができる
- クレジット納付に対応していない自治体もある
- 決済手数料がかかる
- 領収書は発行されない
ポイントが貯まる
税金をクレジットカードで支払うと、クレジットカードのポイントが付いてお得です。
金融機関の窓口やコンビニで納税する際には、現金払いなので特に何もありません。
税金支払いサイトでクレジットカード払いした場合には、クレジットカードのポイントが貯まります。
ネットで納税できて手間がかからない
クレジットカード納付の手続きは、インターネットで24時間いつでもできます。
金融機関やコンビニなどに行く必要もなく、手間や時間がかかりません。
夜間や休日、24時間自分の都合のよい時間にいつでも納付できます。
納付金額が過ぎた税金については、クレジットカード納付できないので注意しましょう。
分割払いやリボ払いも可能
クレジットカード納付は支払方法が1回払いの他に分割払いやリボ払いが選べます。
- 支払方法
-
- 1回払い(一括払い)
- リボ払い
- 分割払い(3回、5回、6回、10回、12回など)
カード会社や自治体によっては1回払いのみとなっていることもあります。よくご確認ください。
1回払いで支払った場合でも、あとからリボ払いや分割払いに変更することができます。
リボ払いや分割払いは手数料がかかるので、実際の納付金額よりも手数料分多くなりますが、分けて支払うことで月々の負担が軽減されます。
支払方法の変更は、Web会員サービスで簡単に手続きできますよ。
口座引落日まで支払日を遅らせることができる
クレジットカードで納税すると、翌月または翌々月の口座引落になるので、支払いが少し先に延びます。
納付期限が5月末の自動車税をクレジットカード納付するとします。
月末締め日、翌月25日引落
- 5月中にクレジット納付⇒口座引落は6月25日
毎月15日締め日、翌月15日引落
- 5月10日にクレジット納付⇒口座引落は6月15日
- 5月19日にクレジット納付⇒口座引落は7月15日
5月末日までに自動車税は納付することになっていますが、クレジットカードで支払った場合には一旦カード会社が立替て支払います。
実際に支払うのは翌月または翌々月の口座引落の際なので、口座引落日まで支払い猶予ができます。
5月は現金で固定資産税を納付して、自動車税はクレジットカード納付で6月に口座引落で支払うということもできますね。
クレジットカードで納税するデメリット
税金のクレジット納付のデメリットを見てみましょう。
- ポイントが貯まる
- 金融機関やコンビニに行く必要がない
- 分割払いやリボ払いも可能
- 支払日を遅らせることができる
- クレジット納付に対応していない自治体もある
- 決済手数料がかかる
- 領収書は発行されない
クレジット納付に対応していない自治体もある
全ての都道府県・市区町村がクレジットカード払いに対応しているわけではありません。
国税クレジットカードお支払いサイトは、2017年1月から始まったサービスです。
地方税お支払いサイトeL TAX、F-REGI公金支払いは、全国の自治体でクレジットカード納付できるサイトです。
クレジット納付できない自治体では、クレジットカード以外の方法で納税する必要があります。
決済手数料がかかる
クレジットカード納付には決済手数料がかかります。
支払いサイトによって手数料は異なります。
国税お支払いサイト
納付金額 | 決済手数料 |
---|---|
1円~10,000円 | 83円 |
10,001円~20,000円 | 167円 |
20,001円~30,000円 | 250円 |
30,000円~40,000円 | 334円 |
40,001円~50,000円 | 418円 |
地方税お支払いサイトeL-TAX
納付金額 | 決済手数料 |
---|---|
1円~10,000円 | 40円 |
10,001円~20,000円 | 123円 |
20,001円~30,000円 | 205円 |
30,000円~40,000円 | 288円 |
40,001円~50,000円 | 370円 |
神奈川県納付サイト
納付金額 | 決済手数料 |
---|---|
1円~10,000円 | 110円 |
10,001円~20,000円 | 220円 |
20,001円~30,000円 | 330円 |
30,000円~40,000円 | 440円 |
40,001円~50,000円 | 550円 |
現金払いや口座振替では手数料がかかりませんが、クレジットカード払いになると手数料がかかってしまいます。
クレジットカードのポイントが貯まるとしても、それ以上に決済手数料が多くかかる場合には損をすることになります。
クレジットカードの付与ポイントと決済手数料を計算して、クレジット納付するかどうか決めると良いですね。
領収書は発行されない
クレジットカードで納税した場合には、領収書が発行されません。
近いうちに車検があるなどして自動車税の納税証明書が必要な場合には、金融機関、コンビニ、MMK設置店などで支払うことをおすすめします。
この記事の著者
-
株式会社アルビノのスタッフ。ライター歴10年。クレジットカード保有枚数11枚。FPマネー学では、主にクレジットカードの記事を執筆しています。幼稚園教諭・保育士の資格保有。夫と子ども2人の4人家族。
この記事の監修者
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株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。
運営者情報
会社名 | 株式会社アルビノ |
---|---|
代表者 | 竹内潤平 |
住所 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6階 |
電話番号 | 03-6914-6178 ※電話対応はしていません。 |
お問合せ | メールフォーム |
設立 | 2014年10月20日 |
資本金 | 1000万円 |
事業内容 | ライフプラン・コンサルティング マネープランニング相談 資産運用アドバイス |
主要取引銀行 | 三菱UFJ銀行 住信SBIネット銀行 |
法人番号 | 7011101071501 |
本社所在地 | 〒176-0012 東京都練馬区豊玉北4-4-5 |
インボイス登録番号 | T7011101071501 |