積立投資シミュレーション

月2万円ずつ積み立てて年率5%の利回りで10年間運用すると300万円貯められます。

計算結果をPDF出力できるようにしました。

毎月の積立額、想定利回り、期間をもとに運用結果を計算するシミュレーターです。目標金額を入力して、毎月いくら積み立てれば達成できるかも調べられます。

※計算結果はシミュレーションです。運用成果を保証するものではありません。
※計算結果は小数点以下を四捨五入しています。
※年一回の複利計算をしています。

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免責事項

本計算ツールは、簡易的な方法で算出しているため正確な金額ではありません。
本計算ツールを利用した結果により生じた損害、損失、不利益等に対し、当社はいかなる責任も負いません。
正確な金額については、日本年金機構、税務署、全国健康保険協会、税理士、社会保険労務士、公認会計士、弁護士などにご相談ください。

目次

毎月の積立額と最終積立金額

積立投資と言えばNISAとiDeCoです。NISAは、2024年から制度改正され、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つになりました。

非課税限度額が拡大され、非課税保有期間も無期限になったことで、30年以上の長期投資に利用することもできるようになりました。

30歳の人なら定年を迎える60歳まで30年あります。月1万円ずつでも積み立てておけば、30年で2,000万円貯められるかもしれません。(老後2000万円問題は嘘?

月1万円~月10万円を積み立てたときに、10年、20年、30年の積立期間で、最終的にどれくらいの積立額になるのかをグラフにしてみました。

NISAの積立投資で一番人気のS&P500で積み立てる人は、年率5~8%で見積もっておくのがよいと思います。短期的には10%を超える年もありますが、20年や30年のスパンでは10%以下で落ち着くはずです。

月1万円積み立て

スクロールできます
10年後20年後30年後
元本1,200,000円2,400,000円3,600,000円
3%1,397,414円3,283,020円5,827,369円
4%1,472,498円3,667,746円6,940,494円
5%1,552,823円4,110,337円8,322,586円
6%1,638,793円4,620,409円10,045,150円
7%1,730,848円5,209,267円12,199,710円
8%1,829,460円5,890,204円14,903,594円
9%1,935,143円6,678,869円18,307,435円
10%2,048,450円7,593,688円22,604,879円

月2万円積み立て

スクロールできます
10年後20年後30年後
元本2,400,000円4,800,000円7,200,000円
3%2,794,828円6,566,040円11,654,738円
4%2,944,996円7,335,493円13,880,988円
5%3,105,646円8,220,673円16,645,173円
6%3,277,587円9,240,818円20,090,301円
7%3,461,696円10,418,533円24,399,420円
8%3,658,921円11,780,408円29,807,189円
9%3,870,286円13,357,737円36,614,870円
10%4,096,900円15,187,377円45,209,758円

月3万円積み立て

スクロールできます
10年後20年後30年後
元本3,600,000円7,200,000円10,800,000円
3%4,192,243円9,849,060円17,482,107円
4%4,417,494円11,003,239円20,821,482円
5%4,658,468円12,331,010円24,967,759円
6%4,916,380円13,861,227円30,135,451円
7%5,192,544円15,627,800円36,599,130円
8%5,488,381円17,670,612円44,710,783円
9%5,805,428円20,036,606円54,922,304円
10%6,145,349円22,781,065円67,814,638円

月4万円積み立て

スクロールできます
10年後20年後30年後
元本4,800,000円9,600,000円14,400,000円
3%5,589,657円13,132,080円23,309,475円
4%5,889,992円14,670,985円27,761,976円
5%6,211,291円16,441,347円33,290,345円
6%6,555,174円18,481,636円40,180,602円
7%6,923,392円20,837,066円48,798,840円
8%7,317,841円23,560,817円59,614,378円
9%7,740,571円26,715,475円73,229,739円
10%8,193,799円30,374,753円90,419,517円

月5万円積み立て

スクロールできます
10年後20年後30年後
元本6,000,000円12,000,000円18,000,000円
3%6,987,071円16,415,100円29,136,844円
4%7,362,490円18,338,731円34,702,470円
5%7,764,114円20,551,683円41,612,932円
6%8,193,967円23,102,045円50,225,752円
7%8,654,240円26,046,333円60,998,550円
8%9,147,302円29,451,021円74,517,972円
9%9,675,714円33,394,343円91,537,174円
10%10,242,249円37,968,442円113,024,396円

月10万円積み立て

スクロールできます
10年後20年後30年後
元本12,000,000円24,000,000円36,000,000円
3%13,974,142円32,830,200円58,273,688円
4%14,724,980円36,677,463円69,404,940円
5%15,528,228円41,103,367円83,225,864円
6%16,387,935円46,204,090円100,451,504円
7%17,308,481円52,092,666円121,997,100円
8%18,294,604円58,902,042円149,035,945円
9%19,351,428円66,788,687円183,074,348円
10%20,484,498円75,936,884円226,048,792円

NISAつみたて投資枠でS&P500とオルカンを積み立て

NISAは非課税なので損失が出なければ利益は全て自分のものになります。老後資金の積み立てとしてNISAを利用するのであればリスクの低いインデックスファンドで積み立てるのがおすすめです。

NISAつみたて投資枠で購入できるのは、リスクが低いインデックスファンドです。一部アクティブファンドも含まれていますが、成長投資枠で購入できるようなリスクの高いファンドや個別株は購入できません。

なお、旧NISAで購入できたレバレッジ型のファンドやETFは買えなくなりました。レバレッジ型は短期間で大きな利益を生む可能性はありますが、初心者が手を出して良い商品ではありません。

商品例利回り信託報酬
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)22.26%0.0935%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)17.79%0.0572%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)11.99%0.143%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)8.75%0.143%
利回りは2021/1~2023/12の年率

NISAつみたて投資枠と成長投資枠で買える代表的なインデックスファンドです。S&P500や全世界株式に連動するファンドであればどれを選んでも構いませんが、三菱UFJアセットマネジメントのイーマクシススリムは信託報酬も低く人気があります。

S&P500やオルカンなどのインデックス(指数)は、20年や30年の長期運用したときにマイナスになる可能性は低いです。日経平均やTOPIXも選択肢に入りますが、S&P500やオルカンを優先したほうがよいでしょう。

S&P500とオルカンのどちらがよいかについては、明確な答えはないのでどちらを買っても大丈夫です。私は6:4でS&P500を多めに両方買っています。

ニッセイ基礎研究所コラムより

これは1993年~2022年までのS&P500と全世界株式の株価推移です。リーマンショックの2009年を底に右肩上がりで成長しています。2023年~2024年前半も上がり続けていて、直近では史上最高値を更新しました。

コロナショックが起きた2020年は世界的に株価が大暴落しましたが、長期的な視点で見ると単なる押し目にしかなっていません。

それよりも2000年~2009年までの下げ相場のほうがきついです。2000年1月に積み立てを開始した場合、暴落した2009年に売ってしまうと9年間のリターンがマイナスになります。

世界最強の指数と言われるS&P500ですが、10年ほどのスパンではマイナスになる可能性もあります。これからも上がり続けるかは誰にもわかりません。しかし、現時点でS&P500以上におすすめできるインデックスファンドはありません。

積立投資は基本的に売らないもので、資金が必要になって売らざるを得ないときも、全部売るのではなく必要な額だけ売るようにしましょう。

S&P500の年率グラフ

S&P500の1980年~2023年の年率をグラフにしてみました。積み上げグラフでは右肩上がりになりますが、1年単位で見れば上がるときもあれば下がるときもあります。

スクロールできます
1980198119821983198419851986198719881989
+32.3%-5.0%+21.4%+22.4%+6.1%+31.6%+18.6%+5.1%+16.6%+31.7%
1990199119921993199419951996199719981999
-3.1%+30.5%+7.6%+10.1%+1.3%+37.6%+23.0%+33.4%+28.6%+21.0%
2000200120022003200420052006200720082009
-9.1%-11.9%-22.1%+28.7%+10.9%+4.9%+15.8%+5.5%-37.0%+26.5%
2010201120122013201420152016201720182019
+15.1%+2.1%+16.0%+32.4%+13.7%+14.0%+12.0%+21.8%-4.4%+31.5%
2020202120222023
+18.4%+28.7%-18.1%+24.2%
Berkshire’s Performance vs. the S&P 500

最近では2022年に大幅なマイナスになっています。ただ、2021年と2023年は大幅なプラスなので、2021年以降に積立投資を始めた人は皆プラスになっているはずです。

上記の年率は、単純なS&P500の年率なので為替は反映されていません。日本円でS&P500を買う場合、ドル円の影響も受けるため、円安が進行すればS&P500がマイナスの年でもプラスになる可能性があります。逆に円高になるとS&P500がプラスの年でもマイナスになることもあります。

今は円安の状態が長く続いていることで、S&P500や全世界株式(オルカン)などの海外指標をもとにしたインデックファンドスは、だいぶ下駄を履いている状態です。

Webマーケター/ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。 個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資でお金を借りた経験があります。 株式投資歴は20年以上で、現在は個別株投資やベンチャー投資をしつつ、NISAつみたて投資枠でオルカン、S&P500、日経225に投資しています。 FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。
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