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株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。現在は消費者金融3社、銀行カードローン3社の契約あり。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。

消費者金融の金利相場や年利は?借金するときの利子の平均

消費者金融で借金するときの金利相場は?

利用する消費者金融や限度額にもよりますが、初回契約時の金利は年18.0%が相場です。

限度額が100万円以上になると年15.0%の金利になりますが、100万円未満のときは年18.0%が平均的な金利と言えます。

中小消費者金融では、限度額が10万円未満になると、年20.0%の金利になることもあります。

3万円借金したときの利子はいくら?

例えばプロミスで3万円借りて、毎月4,000円返済する場合、1ヶ月目の利息は445円です。4,000円の返済のうち元金の返済が3,555円で、利息の支払いが445円になります。

プロミスには初回30日間の無利息期間があるので、メールアドレスの登録とWeb明細の利用登録をすれば、初めて借りるときは1ヶ月間だけ利息が付きません。

消費者金融の金利は、銀行の金利と比べると少し高いですが極端に高いわけではありません。貸金業者の上限金利は法律で決められているので、年20%を超えることはありません。

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大手消費者金融の金利相場

金融機関 下限金利 上限金利
プロミス 年4.5% 年17.8%
アコム 年3.0% 年18.0%
アイフル 年3.0% 年18.0%
レイク 年4.5% 年18.0%
SMBCモビット 年3.0% 年18.0%

プロミスの上限金利は年17.8%になっていますが、それ以外の大手消費者金融は年18.0%に設定されています。

借入限度額が500万円以上になると、金利はかなり下がる可能性がありますが、銀行カードローンように限度額に合わせて段階的に下がることはありません。

プロミスの限度額が300万円になった友人がいますが、300万円になっても金利は年15.0%でした。消費者金融では、限度額を上げても金利は据え置きになる事も多いです。

利用実績によっては年15.0%未満になる可能性はありますが、消費者金融で年10%を切るような金利にするのは大変です。

消費者金融で何百万円も借りるのは総量規制の関係で難しいので、大口融資が必要な時は、銀行カードローンを利用するのがよいと思います。

アコム、アイフル、SMBCモビットは下限金利が年3.0%と低いのが特徴です。しかし、実際に適用される金利は上限金利に近い数字になるはずです。

中小消費者金融の金利相場

消費者金融は大小さまざまなので、中小消費者金融の金利も見ておきましょう。

中小消費者金融の中でも比較的有名なところを集めてみました。

金融機関 下限金利 上限金利
フタバ 年14.95% 年17.95%
フクホー 年7.30% 年18.0%
セントラル 年4.8% 年18.0%
アルク 年10.0% 年18.0%
ハローハッピー 年10.0% 年18.0%
いつも 年4.8% 年18.0%
スペース 年8.0% 年18.0%
アイアム 年18.0% 年18.0%
エイワ 年17.9% 年19.9%
アロー 年15.0% 年19.94%
ダイレクトワン 年4.9% 年20.0%
ライフティ 年8.0% 年20.0%
プラン 年15.0% 年20.0%
キャネット 年12.0% 年20.0%
アムザ 年15.0% 年20.0%

中小消費者金融は、限度額が最高50万円までのところが多く、上限金利が年20.0%になっている場合もあります。

上限金利が年20.0%の消費者金融は、借入額が10万円未満だと年20.0%の金利が適用されて、10万円以上借りると年18.0%になります。

中小でも上限金利が18.0%を切るところは、必ずしも大手より金利が高いとは言えません。

大手よりも初回限度額は低くなりますが、中小消費者金融のキャッシング審査は甘いので、大手消費者金融の審査に落ちた人でも利用しやすいです。

消費者金融の金利を下げる方法

消費者金融からできるだけ低い金利で借りたいところですが、金利を下げるのは大変です。

金利を下げるポイント
  • 限度額を100万円以上にする
  • 利用実績を作ったあとに消費者金融と交渉する

消費者金融の金利を下げる方法は、この2つしかありません。

年18.0%で借りている人は、限度額を100万円以上にすれば100%金利が下がります。年収300万円以上で収入証明書が提出できる人は、増額審査に申し込んでみましょう。

消費者金融と交渉して金利を下げることもできますが、限度額を上げずに金利だけ下げるのは難しいです。常に100万円以上の借入があるような人なら年15.0%未満の金利になるかもしれません。

金利を下げるのは難しいですが、利息を減らす方法はあります。

利息を減らす方法
  • 無利息サービスを活用する
  • 繰り上げ返済して元金を減らす

消費者金融には無利息サービスがあるので、30日間限定ですが無利息で借りることができます。

トータルで支払う利息を減らすのに有効なのが繰り上げ返済(追加返済)です。借金の元金を減らせば支払う利息は減っていきます。

無利息期間の活用

無利息期間がある消費者金融は、その期間に完済すれば利息がかかりません。

アコム、プロミス、アイフルには初回30日間の無利息があります。

金融機関 無利息 適用日
プロミス 最大30日 初回利用日の翌日から
アコム 最大30日 初回契約日の翌日から
アイフル 最大30日 初回契約日の翌日から
レイク 最大180日 初回契約日の翌日から

※無利息期間の適用は初めての方に限る

初回と付いている所は、初めて借入する場合のみ適用され、何度でもという所は何回目でも適用されます。何度でも使える無利息サービスは、大手では提供していません。

初めてキャッシングを利用する時は、無利息期間が付いている所がよいと思います。30日無利息キャッシングで、仮に31日以上借りた時は、31日目から利息がかかってきます。

※プロミスの無利息サービスは、契約時にメアド登録とWeb明細利用登録が必要です。

消費者金融で借りられる額

消費者金融の借入限度額は、最高500万円や800万円になっている事が多いですが、始めからこれだけの額が借りられるわけではありません。

借入限度額は、申込者の年収や返済能力によって変わりますが、どの消費者金融でも初めての場合は50万円以下になるのが一般的です。

その後、実際に借り入れをして返済実績を作ることで、限度額が上がっていきます。

クレジットカードのキャッシングも、始めは20万円以下に設定されている事が多いと思います。

年収が多くても、その人が本当にしっかり返してくれるのかわからないので、金融機関としても、いきなり大きな額は貸せません。

なお、消費者金融は、総量規制の影響を受けるので、年収の3分の1までしか借りられず、50万円超の借り入れには収入証明書の提出が必要になります。

消費者金融の金利の仕組み

消費者金融の公式サイトで金利を確認すると、「年率3.0%~18.0%」のように書かれていると思います。

金利は利用者の限度額や利用実績によって変わるため、利率に幅を持たせる表記になっています。

カードローンの審査に通り契約すると、実際に適用される限度額や金利がわかります。

これは私のプロミスの契約情報ですが、借入利率は15.0%になっています。

初回契約時の金利は年17.8%でしたが、途中で限度額を100万円に増額したときに年15.0%に下がりました。

消費者金融の初回限度額は50万円以下になることが多く、限度額50万円だと上限金利が適用されます。

限度額が100万円以上になると、法律上の上限金利が年15.0%になるので、金利を下げたいときは限度額を上げる必要があります。

私が使っているカードローンの適用金利

私は消費者金融では「プロミス、アコム、ジェイスコア」を使っています。

銀行カードローンの契約も2つあるので、実際のキャッシング金利をご紹介します。

カードローン 金利 限度額
プロミス 15.0% 100万円
アコム 18.0% 40万円
ジェイスコア 10.6% 240万円
オリックス銀行 14.8% 100万円
三菱UFJ銀行 7.6% 300万円

※三菱UFJ銀行カードローンの金利は、年1.8~14.6%です。限度額が100万円超~200万円になると年10.6~13.6%になります。

銀行カードローンは限度額によって金利が大きく変わるので、始めから高限度額で契約できれば金利も下がりますが、始めは50万円以下の限度額になることが多いです。

消費者金融でも限度額が100万円以上になれば金利は15.0%になりますが、始めは50万円以下の限度額になるのが一般的です。

限度額が上がったり、利用期間が長くなると金利は下がる可能性がありますが、消費者金融の金利を15%未満にするのは大変です。

消費者金融で利率10%以下で借りている人

消費者金融でも下限金利は3.0%や4.5%なので、10%以下の金利で借りられる可能性があります。

しかし、実際に借りている人の金利を見ると利率10%以下の人はほとんどいません。

大手消費者金融は、決算資料の中で借入利率ごとの利用者数を公開しています。実際にカードローンでお金を借りている人の金利を見てみましょう。

アコムの借入利率

借入利率 件数
(件)
割合
(%)
残高
(百万円)
割合
(%)
年率10.0%以下 127,983 7.9 55,466 6.8
年率10.0%超
15.0%以下
355,575 22.1 379,932 46.9
年率15.0%超
18.0%以下
1,124,854 69.9 373,042 46.0
年率18.0%超
20.0%以下
年率20.0%超
合計 1,608,412 99.9 808,441 99.7

※アコム「2023年3月期有価証券報告書」

アコムで10.0%以下の利率で借りられている人は、全体の7.0%しかいません。

年率10.0%超15.0%以下の割合が多く感じるかも知れませんが、限度額100万円以上になれば法定金利が年15.0%以下になります。

他の消費者金融も同様ですが、15.0%未満の金利で借りている人は多くありません。年率10.0%超15.0%以下に含まれる人の多くが年15.0%で借りています。

プロミスの貸付利率

貸付利率 口座数 割合(%)
15.0%以下 437,000 29.5
15.0%超~18.0% 1,044,000 70.5
18.0%超 0 0.0

※SMBCコンシューマーファイナンス「2023年3月期決算補足資料」

プロミスは年15.0%以下の利用者が一つにまとめられているので、10.0%以下で借りられている人の人数は不明です。

プロミスが上場していた平成26年に公開されていたデータでは、プロミスで10.0%以下の利率で借りられている人は、全体の2.3%でした。

アコムとプロミスを比較すると、アコムのほうが低金利で借りている人の割合が多いのがわかります。

アイフルの借入利率

借入利率 件数
(件)
割合
(%)
残高
(百万円)
割合
(%)
年利15.0%以下 290,812 26.1 240,803 47.9
年利15.0%超
16.0%以下
3,778 0.4 2,091 0.4
年利16.0%超
17.0%以下
7,489 0.7 4,534 0.9
年利17.0%超
18.0%以下
795,547 71.3 240,190 47.8
年利18.0%超
19.0%以下
33 0.0 44 0.0
年利19.0%超
20.0%以下
47 0.0 58 0.0
年利20.0%超
21.0%以下
26 0.0 40 0.0
年利21.0%超
22.0%以下
205 0.0 226 0.1
年利22.0%超
23.0%以下
131 0.0 116 0.0
年利23.0%超
24.0%以下
199 0.0 153 0.0
年利24.0%超
25.0%以下
362 0.0 264 0.1
年利25.0%超 4,916 0.5 1,572 0.3
合計 1,103,545 99.0 490,096 97.5

※アイフル「2023年3月期有価証券報告書」

アイフルは、年10.0%以下の利率で借りられている人の数を公表していません。

15.0%以下で借りられている人の割合を見ると、アコムやプロミスと大差ないので、アイフルでも全体の5%以下になると思います。

消費者金融の利息計算方法

消費者金融の利息の計算方法を教えて下さい。

消費者金融に限らず、ローンで借りるときの利息の計算方法は以下のようになります。

借入残高×年率÷365×借入日数=利息

たとえば年18.0%で3万円を30日間借りるときの利息は以下のようになります。

3万円×0.18÷365×30=443円

消費者金融では、借入残高に応じて毎月計算し直し、その月の返済額が決まります。

各消費者金融の返済方式は以下のようになっています。

金融機関 返済方式
プロミス 残高スライド元利定額返済方式
アコム 定率リボルビング方式
アイフル 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
SMBCモビット 借入後残高スライド元利定額返済方式
レイク 残高スライドリボルビング方式
元利定額リボルビング方式
ジェイスコア 残高スライドリボルビング方式

返済方式はそれぞれ違いますが、毎月の借入残高に応じて返済額が変わる点は同じです。

返済額には元金と利息が含まれており、残高や限度額に応じた利率で返済額が決められます。

毎月支払う利息の計算は複雑なので、返済額を知りたい人は返済シミュレーションを利用するのがよいと思います。

アコムで10万円借りるときの利息

アコムで10万円借りるときの返済額と利息をご紹介します。利息の合計がトータルで支払う利息の金額です。

返済額 返済回数 利息の合計
4,000円 32ヶ月 26,260円
6,000円 20ヶ月 15,930円
8,000円 14ヶ月 11,565円
10,000円 11ヶ月 9,158円
15,000円 8ヶ月 6,153円

アコムでも初めての利用者に限り、初回30日間の無利息サービスがあります。

契約日の翌日から30日間なので、無利息期間を活用したい人はすぐに借りるのがおすすめです。

プロミスで10万円借りるときの利息

プロミスで10万円借りるときの返済額と利息をご紹介します。利息の合計がトータルで支払う利息の金額です。

毎月の返済額 返済期間 利息の合計
4,000円 32ヶ月 25,864円
8,000円 14ヶ月 11,417円
10,000円 11ヶ月 9,043円
15,000円 8ヶ月 6,078円
20,000円 6ヶ月 4,694円

毎月の返済額が多くなるほど支払う利息は少なくなります。

できるだけ利息を減らしたい人は、短い期間で完済することが大切です。

無利息期間を活用すれば利息が抑えられます。

プロミスでは契約時にメールアドレスの登録とWeb明細の利用登録をすると、初回利用から30日間の無利息サービスが付きます。

アイフルで10万円借りるときの利息

アイフルで10万円借りるときの返済額と利息をご紹介します。利息の合計がトータルで支払う利息の金額です。

毎月の返済額 返済期間 利息の合計
4,000円 32ヶ月 15,962円
5,000円 24ヶ月 19,792円
6,000円 20ヶ月 15,962円
8,000円 15ヶ月 11,592円
10,000円 11ヶ月 9,180円

アイフルの無担保キャッシングにも、初めての利用者に限り30日間の無利息期間があります。

契約日の翌日から30日間が無利息期間です。契約日から10日経ってから借りた場合は、20日間の無利息期間になります。

私が使っているカードローン
プロミスのおすすめポイント
プロミスカード
  • 原則、勤務先への電話確認なし
  • 最短3分で融資
  • カードレス契約も可能
  • 原則24時間最短10秒で振込融資
  • 学生アルバイトでも借りられる
  • クレジット機能付きのプロミスVisaカードあり
  • SMBCグループ
※審査結果によっては電話による在籍確認あり
※申込時間や審査により希望に添えない場合あり

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株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。現在は消費者金融3社、銀行カードローン3社の契約あり。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。

運営者情報

会社名 株式会社アルビノ
代表者 竹内潤平
住所 〒160-0023
東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6階
電話番号 03-6914-6178
※電話対応はしていません。
お問合せ メールフォーム
設立 2014年10月20日
資本金 1000万円
事業内容 ライフプラン・コンサルティング
マネープランニング相談
資産運用アドバイス
主要取引銀行 三菱UFJ銀行
住信SBIネット銀行
法人番号 7011101071501
本社所在地 〒176-0012
東京都練馬区豊玉北4-4-5
インボイス登録番号 T7011101071501

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