アコム・プロミス・アイフルの利用者数
アコム、プロミス、アイフルの利用者数は?
2024年3月時点の消費者金融の利用者数ランキングは、1位がアコムで178.9万人、2位がプロミスで161.0万人、3位がアイフルで124.3万人です。
その他の消費者金融では、レイクが82.7万人、SMBCモビットが62.4万人です。
信用情報機関JICCのデータによると、消費者金融の利用者数は1,000万人を超えています。
2010年には1,400万人以上いたので、昔と比べると利用者数は減っています。
消費者金融系カードローンを利用する人は、どういった年齢層の人が多くて、みんないくらぐらい借りているのかが気になる人も多いと思うので、そのデータをご紹介します。
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審査時間 | 最短20分 ※1 |
金利 | 年3.0~18.0% |
借入限度額 | 1~800万円 |
無利息期間 | 最大30日間 |
在籍確認 | 原則なし ※2 |
アコムの貸付条件
商号:アコム株式会社
登録番号:関東財務局長(14)第00022号
貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
遅延損害金:20.0%(実質年率)
契約極度額:1万円~800万円
返済方式:定率リボルビング方式
返済期間・回数:最終借入日から最長9年7ヵ月・1回~100回
担保・連帯保証人:不要
※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2 原則、電話での確認はせずに書面や申告内容での確認を実施
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審査時間 | 最短3分 |
金利 | 年4.5~17.8% |
借入限度額 | 1~500万円 |
無利息期間 | 最大30日間 |
在籍確認 | 原則電話なし |
プロミスの貸付条件
商号:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
登録番号:関東財務局長(14)第00615号
貸付利率:4.5%~17.8%(実質年率)
遅延損害金:20.0%(実質年率)
融資額:500万円まで
契約額:お客さまご指定の契約額(極度額)の範囲内で、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が決定した金額
返済方式:残高スライド元利定額返済方式
返済期間・回数:最終借入後原則最長6年9か月/1~80回
担保・連帯保証人:不要
※申込時間や審査により希望に添えない場合あり
※審査の結果によっては電話による在籍確認が必要となる場合あり
※無利息期間の適用はメアド登録とWeb明細利用登録が必要
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審査時間 | 最短18分 |
金利 | 年3.0~18.0% |
借入限度額 | 1~800万円 |
無利息期間 | 最大30日間 |
在籍確認 | 原則電話なし |
アイフルの貸付条件
登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
遅延損害金:20.0%(実質年率)
契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
担保・連帯保証人:不要
※申込状況によってはご希望に添えない場合あり
※受付時間によっては振り込みが翌営業日となる場合あり
※無利息期間の適用は初めての方に限る
※利用限度額50万円超、または他社を含めた借入金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要
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大手消費者金融の会員数
2024年3月
消費者金融 | 会員数 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
アコム | 1,789,580 | 1,248,073 | 541,507 |
プロミス | 1,610,000 | 1,070,000 | 540,000 |
アイフル | 1,243,597 | 825,164 | 418,433 |
レイク | 不明 | 不明 | 不明 |
SMBCモビット | 不明 | 不明 | 不明 |
※2024年3月期の有価証券報告書・決算補足資料
2023年3月
消費者金融 | 会員数 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
アコム | 1,608,410 | 1,140,719 | 467,691 |
プロミス | 1,482,000 | 997,000 | 484,000 |
アイフル | 1,103,545 | 745,892 | 357,653 |
レイク | 827,000 | 不明 | 不明 |
SMBCモビット | 624,000 | 不明 | 不明 |
※2023年3月期の有価証券報告書・決算補足資料
2022年3月
消費者金融 | 会員数 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
アコム | 1,514,979 | 1,088,161 | 426,818 |
プロミス | 1,395,000 | 952,000 | 442,000 |
アイフル | 968,990 | 669,919 | 299,071 |
レイク | 830,600 | 不明 | 不明 |
SMBCモビット | 573,000 | 不明 | 不明 |
※2022年3月期の有価証券報告書・決算補足資料
消費者金融ではアコム、プロミス、アイフルの3つが大手です。アコムやプロミス、アイフルは有価証券報告書や決算資料の中で利用者数を公表しています。
アコムやアイフルは株式市場に上場していて、決算報告書や有価証券報告書の中で、「性別・年齢別・借入額別・年率別の利用者数」やその割合などを公表しています。
SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)は非上場企業ですが、決算資料を公開しており利用者数などの最新データも公開しています。SMBCモビットは三井住友カードに吸収合併されたことで、会員数などのデータは非公開となりました。
レイクはSBI新生銀行の四半期データブックで利用者数などのデータを公開していましたが、SBI新生銀行が非上場化したことにより、データは非公開となりました。
プロミス・アコム・アイフルの年間申込数
2023年4月~2024年3月
消費者金融 | 新規申込数 | 新規会員数 |
---|---|---|
アコム | 1,023,978 | 430,377 |
アイフル | 944,597 | 338,657 |
プロミス | 939,337 | 354,705 |
※月次資料より
2022年4月~2023年3月
消費者金融 | 新規申込数 | 新規会員数 |
---|---|---|
アイフル | 942,902 | 301,183 |
プロミス | 755,021 | 305,789 |
アコム | 775,649 | 309,619 |
※月次資料より
2021年4月~2022年3月
消費者金融 | 新規申込数 | 新規会員数 |
---|---|---|
アイフル | 637,877 | 210,014 |
プロミス | 557,521 | 216,300 |
アコム | 554,955 | 233,458 |
※月次資料より
プロミス・アコム・アイフルの申込数は年間90万件以上、新規会員数は年間30万人以上です。
毎年30万人以上の人が新規会員になっていますが、解約する人や延滞により強制退会させられる人も多いので、純増数では年間10万人ほどです。
2023年4月~2024年3月のデータでは、アコムが最も申込数が多くなっています。新規会員数でもアコムが1番です。
アコムの利用者数や借入額
アコムの利用者数などは、有価証券報告書の中で最新データが確認できます。
男女比
性別 | 件数(件) | 割合(%) | 残高(百万円) | 割合(%) |
---|---|---|---|---|
男性 | 1,248,073 | 69.7 | 688,904 | 78.6 |
女性 | 541,507 | 30.3 | 188,021 | 21.4 |
※アコム「2024年3月期有価証券報告書」
アコムの男女比率は、件数で見ると男性7割、女性3割ですが、残高で見ると男性8割、女性2割となっています。
男性よりも女性の方が借入残高が少ないので、残高基準にするとアコムの8割が男性になります。
男性の年齢
年齢 | 件数(件) | 割合(%) | 残高(百万円) | 割合(%) |
---|---|---|---|---|
18~19才 | 535 | 0.0 | 47 | 0.0 |
20~29才 | 400,430 | 22.4 | 151,258 | 17.3 |
30~39才 | 295,132 | 16.5 | 167,571 | 19.1 |
40~49才 | 227,511 | 12.7 | 155,776 | 17.8 |
50~59才 | 196,568 | 11.0 | 145,618 | 16.6 |
60才以上 | 127,897 | 7.1 | 68,631 | 7.8 |
合計 | 1,248,073 | 69.7 | 688,904 | 78.6 |
※アコム「2024年3月期有価証券報告書」
アコムの男性の年齢で最も多いボリュームゾーンは、件数基準だと20代、残高基準だと40代です。
利用者数が多いのは20代で、借りている額が多いのは40代ということになります。
女性の年齢
年齢 | 件数(件) | 割合(%) | 残高(百万円) | 割合(%) |
---|---|---|---|---|
18~19才 | 334 | 0.0 | 28 | 0.0 |
20~29才 | 182,321 | 10.2 | 53,703 | 6.1 |
30~39才 | 111,278 | 6.2 | 39,645 | 4.5 |
40~49才 | 98,214 | 5.5 | 37,514 | 4.3 |
50~59才 | 90,940 | 5.1 | 36,590 | 4.2 |
60才以上 | 58,420 | 3.3 | 20,538 | 2.3 |
合計 | 541,507 | 30.3 | 188,021 | 21.4 |
※アコム「2024年3月期有価証券報告書」
女性の年齢層は、20代から60代まで満遍なく借りていますが、20代がボリュームゾーンです。
借入額
借入額 | 件数(件) | 割合(%) | 残高(百万円) | 割合(%) |
---|---|---|---|---|
10万円以下 | 306,661 | 17.1 | 18,778 | 2.1 |
10万円超 30万円以下 |
438,007 | 24.5 | 91,585 | 10.4 |
30万円超 50万円以下 |
569,986 | 31.9 | 246,618 | 28.1 |
50万円超 | 474,927 | 26.5 | 519,943 | 59.2 |
合計 | 1,789,581 | 100.0 | 876,926 | 99.8 |
※アコム「2024年3月期有価証券報告書」
アコム利用者の借入額の件数で最も多いのは、30万円~50万円です。
残高基準だと当然金額が大きいほうが割合も大きくなるので、50万円超の借入が最も多くなります。
利用者の4割が30万円以下の借入で、全体の7割が50万円以下の借入です。
借入利率
借入利率 | 件数(件) | 割合(%) | 残高(百万円) | 割合(%) |
---|---|---|---|---|
年率10.0%以下 | 129,964 | 7.3 | 55,791 | 6.4 |
年率10.0%超 15.0%以下 |
367,462 | 20.5 | 394,102 | 44.8 |
年率15.0%超 18.0%以下 |
1,292,155 | 72.2 | 427,032 | 48.6 |
年率18.0%超 20.0%以下 |
– | – | – | – |
年率20.0%超 | – | – | – | – |
合計 | 1,789,581 | 100.0 | 876,926 | 99.8 |
※アコム「2024年3月期有価証券報告書」
アコム利用者の借入利率は、件数で見ると約7割が年率15%~18%以下です。残高で見ると年率10~15%と年率15~18%が半々に分かれています。
プロミスの利用者数や借入額
SMBCコンシューマーファイナンスの決算補足資料の中で、プロミスの最新データが確認できます。
男女比
性別 | 人数 | 割合(%) |
---|---|---|
男性 | 1,070,000 | 66.4 |
女性 | 540,000 | 33.6 |
※SMBCコンシューマーファイナンス「2024年3月期決算補足資料」
プロミスの男女比は他の消費者金融と同様に、全体の7割が男性で3割が女性です。
年齢
年齢 | 人数 | 割合(%) |
---|---|---|
~29才 | 467,000 | 29.0 |
30~39才 | 391,000 | 24.3 |
40~49才 | 320,000 | 19.9 |
50~59才 | 268,000 | 16.7 |
60才以上 | 162,000 | 10.1 |
合計 | 1,610,000 | 100.0 |
※SMBCコンシューマーファイナンス「2024年3月期決算補足資料」
プロミスの男女合わせた利用者の年齢層です。現役世代である50歳未満の利用者が多いですが、全年代満遍なく利用していると言えます。
アコムやアイフルと比べて、60歳以上の利用者が多い気もします。大手消費者金融は74歳まで申し込めますが、60代の審査基準は消費者金融によって変わります。
※プロミスでは2022年11月7日より年齢制限が変更され、74歳まで申し込めるようになりました。
貸付残高
貸付残高 | 口座数 | 割合(%) |
---|---|---|
10万円以下 | 278,000 | 17.3 |
10万円超~30万円 | 349,000 | 21.7 |
30万円超~50万円 | 525,000 | 32.6 |
50万円超~100万円 | 234,000 | 14.6 |
100万円超 | 221,000 | 13.8 |
※SMBCコンシューマーファイナンス「2024年3月期決算補足資料」
30万円超~50万円以下が最も多いボリュームゾーンになっていて、全体の約3割を占めています。
アコムと同様にプロミス利用者の7割が50万円以下の借入です。100万円超の高額融資を受けている人も15%ほどいます。
貸付利率
貸付利率 | 口座数 | 割合(%) |
---|---|---|
15.0%以下 | 458,000 | 28.5 |
15.0%超~18.0% | 1,152,000 | 71.5 |
18.0%超 | 0 | 0.0 |
※SMBCコンシューマーファイナンス「2024年3月期決算補足資料」
プロミス利用者の約7割が15.0~18.0%の年率で、3割が15.0%以下の年率になっています。
こういう分け方をすると実態が分かりづらいですが、15.0%以下には15.0%も含まれているので、15.0%未満で借りられている人は少ないでしょう。
新規利用者の年収
年収 | 人数 | 割合(%) |
---|---|---|
200万円未満 | 65,000 | 18.4 |
200万円~299万円 | 83,000 | 23.7 |
300万円~399万円 | 96,000 | 27.2 |
400万円~499万円 | 57,000 | 16.1 |
500万円~599万円 | 23,000 | 6.7 |
600万円~ | 27,000 | 7.9 |
※SMBCコンシューマーファイナンス「2024年3月期決算補足資料」
プロミスに新規申込した人の年収です。他社借入がある人も含まれるので、初めてカードローンを利用する人の年収ではありません。
年収200万円未満でもカードローンで借りられますが、全体の2割の人が年収200万円未満というのは意外です。
消費者金融は低所得者の利用者が多いと思われがちですが、年収400万円以上の人も結構借りているのがわかります。
アイフルの利用者数や借入額
アイフルの利用者数などは、有価証券報告書の中で最新のデータが確認できます。
男女比
性別 | 件数(件) | 割合(%) | 残高(百万円) | 割合(%) |
---|---|---|---|---|
男性 | 825,164 | 66.4 | 410,438 | 74.8 |
女性 | 418,433 | 33.6 | 138,116 | 25.2 |
※アイフル「2024年3月期有価証券報告書」
アイフルの男女比率は、以前は男性8割、女性2割でしたが、最近は男性7割、女性3割となっています。
男性の年齢
年齢 | 件数(件) | 割合(%) | 残高(百万円) | 割合(%) |
---|---|---|---|---|
20~29才 | 250,021 | 20.1 | 84,512 | 15.4 |
30~39才 | 207,747 | 16.7 | 106,784 | 19.4 |
40~49才 | 161,239 | 13.0 | 100,140 | 18.3 |
50~59才 | 132,508 | 10.7 | 84,000 | 15.3 |
60才以上 | 73,649 | 5.9 | 34,999 | 6.4 |
合計 | 825,164 | 66.4 | 410,438 | 74.8 |
※アイフル「2024年3月期有価証券報告書」
アイフルの男性利用者の割合は、件数基準だと20代が最も多いですが、残高基準では30代と40代が多いです。これはどこの消費者金融でも同じような結果になります。
女性の年齢
年齢 | 件数(件) | 割合(%) | 残高(百万円) | 割合(%) |
---|---|---|---|---|
20~29才 | 133,218 | 10.7 | 38,664 | 7.1 |
30~39才 | 89,984 | 7.2 | 30,089 | 5.5 |
40~49才 | 84,579 | 6.8 | 30,300 | 5.5 |
50~59才 | 74,404 | 6.0 | 27,593 | 5.0 |
60才以上 | 36,248 | 2.9 | 11,469 | 2.1 |
合計 | 418,433 | 33.6 | 138,116 | 25.2 |
※アイフル「2024年3月期有価証券報告書」
アイフルの女性利用者の割合は、アコムと同様に満遍なく全世代が借りているのがわかります。
借入額
借入額 | 件数(件) | 割合(%) | 残高(百万円) | 割合(%) |
---|---|---|---|---|
10万円以下 | 278,178 | 22.1 | 12,281 | 2.2 |
10万円超 20万円以下 |
145,346 | 11.6 | 22,310 | 3.9 |
20万円超 30万円以下 |
157,861 | 12.6 | 40,610 | 7.2 |
30万円超 40万円以下 |
120,572 | 9.6 | 42,436 | 7.5 |
40万円超 50万円以下 |
250,339 | 19.9 | 117,044 | 20.8 |
50万円超 100万円以下 |
171,102 | 13.6 | 129,319 | 23.0 |
100万円超 | 120,199 | 9.6 | 184,552 | 32.8 |
合計 | 1,243,597 | 99.0 | 548,554 | 97.4 |
※アイフル「2024年3月期有価証券報告書」
アイフルの借入額で最も多いのは、10万円以下です。件数で見ると全体の2割は10万円以下の借入です。
借入利率
借入利率 | 件数(件) | 割合(%) | 残高(百万円) | 割合(%) |
---|---|---|---|---|
年利15.0%以下 | 325,340 | 25.9 | 269,085 | 47.8 |
年利15.0%超 16.0%以下 |
4,011 | 0.4 | 2,400 | 0.5 |
年利16.0%超 17.0%以下 |
7,799 | 0.6 | 4,534 | 0.8 |
年利17.0%超 18.0%以下 |
901,607 | 71.8 | 270,510 | 48.1 |
年利18.0%超 19.0%以下 |
28 | 0.0 | 37 | 0.0 |
年利19.0%超 20.0%以下 |
37 | 0.0 | 46 | 0.0 |
年利20.0%超 21.0%以下 |
24 | 0.0 | 35 | 0.0 |
年利21.0%超 22.0%以下 |
165 | 0.0 | 181 | 0.0 |
年利22.0%超 23.0%以下 |
105 | 0.0 | 92 | 0.0 |
年利23.0%超 24.0%以下 |
176 | 0.0 | 130 | 0.0 |
年利24.0%超 25.0%以下 |
295 | 0.0 | 217 | 0.0 |
年利25.0%超 | 4,010 | 0.3 | 1,281 | 0.2 |
合計 | 1,243,597 | 99.0 | 548,554 | 97.4 |
※アイフル「2024年3月期有価証券報告書」
アイフルの借入利率別のデータはとても細かく分けられています。
知りたいのは年率15%未満で借りている人の割合ですよね。15%以下の中の多くの人が15%で借りているはずです。
貸付利率のデータを見ると現在でも年20%超の貸付残高が残っているのがわかります。今でも年20%超の金利で貸しているわけではなく、年20%超で契約した当時の口座がそのまま残っているような形だと思います。
改正貸金業法が施行されたことで、施行前に年20%を超える金利で貸していた顧客に対しても、年20%以下の金利にしなければいけなくなりました。
レイクの利用者数や借入額
レイクは新生フィナンシャルのカードローンですが、SBI新生銀行の決算資料の中でレイク事業に関するデータが確認できます。
公開されているのは男女の割合のみで、利用者数や件数、借入残高などの数値はわかりません。
男女比
性別 | 割合 |
---|---|
男性独身 | 43.3% |
男性既婚 | 33.3% |
女性独身 | 13.3% |
女性既婚 | 10.0% |
※SBI新生銀行「2023年3月期四半期データブック」
レイクの男女比のデータは、独身と既婚に分けられています。予想通りではありますが、最も多いのは独身男性です。
年齢別
年齢 | 割合 |
---|---|
30歳以下 | 19.2% |
40歳以下 | 23.0% |
50歳以下 | 24.2% |
60歳以下 | 21.9 |
60歳超 | 11.7% |
※SBI新生銀行「2023年3月期四半期データブック」
レイクの年齢別のデータは男女に分かれていませんが、全年代満遍なく利用しているのがわかります。
借入残高
借入残高 | 割合 |
---|---|
10万円以下 | 2.3% |
10万円超30万円以下 | 11.4% |
30万円超50万円以下 | 27.5% |
50万円超100万円以下 | 26.8% |
100万円超 | 32.0% |
※SBI新生銀行「2023年3月期四半期データブック」
レイクの借入残高別の利用者割合は、残高が多くなるほど割合が増えています。
10万円以下の割合が異様に少ないので、これは件数ではなく残高基準の割合だと思います。残高基準だとどこの消費者金融でもこのような割合になります。
借入利率
借入利率 | 貸付残高(10億円) | 割合(%) |
---|---|---|
~15% | 189.3 | 49.1 |
~18% | 196.4 | 50.8 |
~20% | 0.0 | 0.0 |
~25% | 0.1 | 0.0 |
~29.2% | 0.2 | 0.1 |
29.2%~ | 0.0 | 0.0 |
※SBI新生銀行「2023年3月期四半期データブック」
レイクの借入利率は、件数基準なのか残高基準なのかがわかりませんが、15%以下の割合が多いです。
他の大手消費者金融のデータと照らし合わせると、おそらく残高基準なのでしょう。
年収別残高
年収 | 割合 |
---|---|
200万円未満 | 9.9 |
200万円以上500万円未満 | 57.1 |
500万円以上700万円未満 | 18.9 |
700万円以上 | 14.1 |
※SBI新生銀行「2023年3月期四半期データブック」
レイク利用者の年収別残高は、200万円~500万円に偏っていますが、日本人の年収分布を見ると当然の結果です。
年収別のデータが見られるのは面白いですが、分け方がざっくりなので、200万円~500万円の人が半数以上というあまり意味のない数字になっています。
プロミスの年収分布と比べると、レイクの方が200万円未満の人が少なく500万円以上の割合が多いのがわかります。
プロミスの年収分布は新規申込者のものなので、既存会員のデータではありませんが、年収分布は新規でも既存でもあまり差はないと思います。
性別や年齢について
消費者金融に限らず銀行カードローンも男性ユーザーが多いですが、消費者金融は特に男性の割合が多くなっています。
件数で見ると、どの消費者金融も男性7割、女性3割の状態です。少しずつですが女性の利用者が増えています。
昔は消費者金融に怖いイメージを持っている人も多く、女性の利用者が少なかったので男性が8割以上でした。
貸付残高で見ると今でも男性の割合が8割を超えます。女性よりも男性の方が収入が多いので借入額も多くなります。
利用者の年齢については20代~60代まで満遍なく利用していることがわかります。
借入額について
件数で見た時に割合が多いのは、「30万円超50万円以下」や「50万円超100万円以下」の価格帯です。アイフルのように10万円以下の割合が多いところもあります。
利用者の6割~7割は、50万円以下の借入額です。消費者金融には総量規制があり、多くの人が給料に見合った借り方をしています。
100万円超はひとくくりにされているので、細かい価格帯別の割合はわかりませんが、100万円超全体では10%ほどとなっています。
100万円を超えるような高額な借り入れをしている人は少ないことが分かります。
残高で見た時に100万円超の割合が30%超えていますが、件数は少なくても借入額が大きいので残高で見ると割合が多くなるのは当然ですね。
消費者金融は50万円超の借入限度額にする際に収入証明書の提出が必要になるため、契約時の初回限度額は50万円以下になることが多いです。
利用実績を作り限度額を増額することができます。私もプロミスは限度額を増額して使っています。
借入利率について
利用者が多いのは、「年率10.0%超15.0%以下」や「年率15.0%超18.0%以下」です。
法律上、100万円以上の貸付に対する上限金利が年15.0%で、10万円以上100万円未満の貸付に対する上限金利が年18.0%なので、必然的にこのゾーンが多くなります。
借入限度額や利用実績などにより金利は下がっていくので、10.0%以下の金利で借りている人も一定数います。
しかし、消費者金融から借りている人の多くが、年率15.0%以上です。消費者金融から低金利で借りるのは難しいです。
改正貸金業法施行後、カードローンの上限金利は年率20%となりました。それ以前はグレーゾーン金利と呼ばれる出資法の上限金利だった29.2%までの貸付も行われていました。
現在は大手消費者金融の上限金利は年18.0%以下に設定されています。プロミスでは上限金利が年17.8%なので少しお得に借りられます。
私が使っているカードローン
- プロミスのおすすめポイント
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- 原則、勤務先への電話確認なし
- 最短3分で融資
- カードレス契約も可能
- 原則24時間最短10秒で振込融資
- 学生アルバイトでも借りられる
- クレジット機能付きのプロミスVisaカードあり
- SMBCグループ
※申込時間や審査により希望に添えない場合あり
この記事の著者(専門家)
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株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。現在は消費者金融3社、銀行カードローン3社の契約あり。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。
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設立 | 2014年10月20日 |
資本金 | 1000万円 |
事業内容 | ライフプラン・コンサルティング マネープランニング相談 資産運用アドバイス |
主要取引銀行 | 三菱UFJ銀行 住信SBIネット銀行 |
法人番号 | 7011101071501 |
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