WordPressでXMLサイトマップを作る際にプラグインを利用するのが一般的ですが、WordPressには標準でXMLサイトマップが用意されています。
使い勝手がよくないのであまりお勧めはしませんが、プラグインは更新が止まったりなくなったりするので、当サイトでは標準のXMLサイトマップを利用しています。
https://ドメイン名/wp-sitemap.xml
これが標準XMLサイトマップのURLです。当サイトでは/sitemap.xmlにアクセスすると上記のURLにリダイレクトされるようにしています。
XMLサイトマッププラグインを入れていると、/wp-sitemap.xmlにアクセスすると/sitemap.xmlにリダイレクトされるようになっていることが多いと思います。
標準XMLサイトマップの問題点
そのままの状態で標準XMLサイトマップを使っても問題はありませんが、いくつか問題があります。
- 日付の情報がない
- ユーザー(author)用のサイトマップがある
- 特定の記事やページが除外できない
問題ないと言えばないのですが、公開したときや更新したときの日付情報は欲しいですよね。
標準XMLサイトマップをカスタマイズする
当サイトのXMLサイトマップは、日付を表示して、固定ページを削除しています。
固定ページはあまり使わないのと、noindexにすることもあるのでXMLサイトマップには必要ないと判断しました。
ユーザー情報については、ユーザーページを充実させている場合はあったほうがよいですが、noindexやリダイレクトしている場合は削除しましょう。
ユーザー名がバレることを嫌って消したいと思う方は、Edit Author Slugを使って、ログインIDとURLに表記されるスラッグを変更する方法もあります。
https://www.albino.co.jp/wp-sitemap.xml
当サイトの標準サイトマップはこのようになっています。記事のサイトマップを開くと以下のようになります。
変更頻度や優先順位も変えられますが、ここはGoogleに重要視されていない情報なのでテキトーでOKです。
Googleに更新頻度をアピールするために、記事を更新せずに更新日付だけを変えるサイトもありますが、ページ内容が変わっていないのにXMLサイトマップの日付が頻繁に更新されている場合、Googleは更新情報(lastmod)を無視するようになるので注意しましょう。
標準サイトマップのカスタマイズ方法は、以下のサイトで紹介されています。
ここまでやるぐらいならプラグインを使った方がよいと思うでしょう。私もそう思いますが、現時点ではこの方法を選択しています。有名なプラグインが急に更新停止することもあります。
私が標準のXMLサイトマップを使い始めたのは、XML Sitemapsが使えなくなったときです。その後、XML Sitemap Generator for Googleと名前を変えて復活していますが、このときから標準を使うようになってしまいました。
数百ページぐらいの小規模サイトにとってXMLサイトマップはそれほど重要ではありません。ないよりはあった方がよいですが、それよりも内部リンクでページの存在を伝えるほうが大切です。そんなこともありXMLサイトマップにはこだわっていません。