元本、利回り、期間をもとに運用結果を計算するシミュレーターです。目標金額を入力して、それを達成するための必要資金も調べられます。
※計算結果はシミュレーションです。運用成果を保証するものではありません。
※計算結果は小数点以下を四捨五入しています。
※年一回の複利計算をしています。
免責事項
本計算ツールは、簡易的な方法で算出しているため正確な金額ではありません。
本計算ツールを利用した結果により生じた損害、損失、不利益等に対し、当社はいかなる責任も負いません。
正確な金額については、日本年金機構、税務署、全国健康保険協会、税理士、社会保険労務士、公認会計士、弁護士などにご相談ください。
資産運用で目標にする利回りは何%が現実的か
一般的な人が目指すべき利回りは年10%以下が現実的です。毎年10%のリターンだったとしても10年後には資金は2.5倍に増やせます。
資産運用するときに、株式投資、投資信託、FX、暗号資産などいろいろな金融商品があります。リスクの高い商品は、短期間に資金が何倍にもなることがありますが、逆に大損する可能性もあります。
数十年間の生涯において、毎年100%(2倍)以上の運用利回りを達成することは不可能です。年率100%の利回りを10年続けると資金は100倍に増えます。
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットでさえ、生涯利回りは20%ほどと言われています。年率20%の利回りを4年続けると資金は2倍に増えます。20%を50年続けると資金は9,000倍になります。
1年や2年の成績が良かったとしてもそれを継続することは難しいです。また、資金が大きくなると購入できる銘柄が制限されるため、パフォーマンスは出にくくなります。100万円を150万円にするのと、100億円を150億円にするのとでは難易度が全然違います。
投資信託の利回りは、平均すると年5~10%ほどと言われています。リスクを減らして分散投資する場合、パフォーマンスは上がりません。しかし、大損することも少ないので資金を守ることができます。
100万円投資するときのリターン
5年後 | 10年後 | |
---|---|---|
元本 | 1,000,000円 | 1,000,000円 |
1% | 1,051,010円 | 1,104,622円 |
2% | 1,104,081円 | 1,218,994円 |
3% | 1,159,274円 | 1,343,916円 |
4% | 1,216,653円 | 1,480,244円 |
5% | 1,276,282円 | 1,628,895円 |
10% | 1,610,510円 | 2,593,742円 |
20% | 2,488,320円 | 6,191,736円 |
30% | 3,712,930円 | 13,785,849円 |
40% | 5,378,240円 | 28,925,465円 |
50% | 7,593,750円 | 57,665,039円 |
100% | 32,000,000円 | 1,024,000,000円 |
※税金は考慮していません。
100万円ぐらいの資金で投資を始めるのがおすすめです。100万円あれば分散投資もできます。
個別株の長期投資で考えているならNISAの成長投資枠で買うのがよいかもしれません。損失が出たときに損益通算できませんが、利益に対して税金がかかりません。
200万円投資するときのリターン
5年後 | 10年後 | |
---|---|---|
元本 | 2,000,000円 | 2,000,000円 |
1% | 2,102,020円 | 2,209,244円 |
2% | 2,208,162円 | 2,437,989円 |
3% | 2,318,548円 | 2,687,833円 |
4% | 2,433,306円 | 2,960,489円 |
5% | 2,552,563円 | 3,257,789円 |
10% | 3,221,020円 | 5,187,485円 |
20% | 4,976,640円 | 12,383,473円 |
30% | 7,425,860円 | 27,571,698円 |
40% | 10,756,480円 | 57,850,931円 |
50% | 15,187,500円 | 115,330,078円 |
100% | 64,000,000円 | 2,048,000,000円 |
※税金は考慮していません。
200万円の資金が用意できるなら、インデックスに100万円、個別株に100万というように分けて購入してもよいでしょう。
300万円投資するときのリターン
5年後 | 10年後 | |
---|---|---|
元本 | 3,000,000円 | 3,000,000円 |
1% | 3,153,030円 | 3,313,866円 |
2% | 3,312,242円 | 3,656,983円 |
3% | 3,477,822円 | 4,031,749円 |
4% | 3,649,959円 | 4,440,733円 |
5% | 3,828,845円 | 4,886,684円 |
10% | 4,831,530円 | 7,781,227円 |
20% | 7,464,960円 | 18,575,209円 |
30% | 11,138,790円 | 41,357,548円 |
40% | 16,134,720円 | 86,776,396円 |
50% | 22,781,250円 | 172,995,117円 |
100% | 96,000,000円 | 3,072,000,000円 |
※税金は考慮していません。
300万円で始める場合、5年連続で100%を達成すると資金が1億円近くになります。300万円を5年以内に1億円にする人は実際にいます。
ただし、毎年100%を5年間続ける形ではなく、調子が良いときに1年で300%や400%のパフォーマンスを出すケースが多いです。
バブルで増やしてショックで減らさない
投資で億単位の資産を築く人はたくさんいますが、億単位のお金を全て失う人も珍しくありません。短期間に大きな利益を上げるやり方は短期間に大損することもあります。
1つの銘柄に集中投資したり、レバレッジをかけてやる場合、予想が当たれば資金が10倍や100倍になることもあります。しかし、予想が外れたときに全てを失う危険性もあります。こういうやり方を続けていると、最後は資金を失います。
2023年や2024年のように市場全体が上げているようなときは、誰でも勝てる相場なので勝つのは難しくありません。インデックスや大型株を買っても高いパフォーマンスになります。
誰でも勝てるようなバブルのときに大きく勝って、リーマンショックやコロナショックなどの◯◯ショックのときに大きく減らさないことが大切です。大きく下げているときに勝つのは難しいので、どれだけ減らさずに耐えられるかがポイントになります。
日経平均225とS&P500の過去40年間のリターン
プロが運用するアクティブファンドがインデックスファンドに勝てないように、素人が選んだ銘柄でインデックス(指数)に勝つのは難しいです。
代表的な指数である日経平均225と、アメリカのS&P500の過去40年間の年率は以下のとおりです。
日経225 | S&P500 | |
---|---|---|
2023 | +28.2% | +24.2% |
2022 | -9.4% | -18.1% |
2021 | +4.9% | +28.7% |
2020 | +16.0% | +18.4% |
2019 | +18.2% | +31.5% |
2018 | -12.1% | -4.4% |
2017 | +19.1% | +21.8% |
2016 | +0.4% | +12.0% |
2015 | +9.1% | +14.0% |
2014 | +7.1% | +13.7% |
2013 | +56.7% | +32.4% |
2012 | +22.9% | +16.0% |
2011 | -17.3% | +2.1% |
2010 | -3.0% | +15.1% |
2009 | +19.0% | +26.5% |
2008 | -42.1% | -37.0% |
2007 | -11.1% | +5.5% |
2006 | +6.9% | +15.8% |
2005 | +40.2% | +4.9% |
2004 | +7.6% | +10.9% |
2003 | +24.5% | +28.7% |
2002 | -18.6% | -22.1% |
2001 | -23.5% | -11.9% |
2000 | -27.2% | -9.1% |
1999 | +36.8% | +21.0% |
1998 | -9.3% | +28.6% |
1997 | -21.2% | +33.4% |
1996 | -2.6% | +23.0% |
1995 | +0.7% | +37.6% |
1994 | +13.2% | +1.3% |
1993 | +2.9% | +10.1% |
1992 | -26.4% | +7.6% |
1991 | -3.6% | +30.5% |
1990 | -38.7% | -3.1% |
1989 | +29.0% | +31.7% |
1988 | +39.9% | +16.6% |
1987 | +15.3% | +5.1% |
1986 | +42.6% | +18.6% |
1985 | +13.6% | +31.6% |
1984 | +16.7% | +6.1% |
1983 | +23.4% | +22.4% |
1982 | +4.4% | +21.4% |
1981 | +7.9% | -5.0% |
1980 | +8.3% | +32.3% |
リーマンショック後の2010年以降はプラスの年が多いですが、1990年~2008年の期間で見るとS&P500のリターンもよくありません。
日経平均 | S&P500 | |
---|---|---|
1980~2023 | +6.12% | +13.42% |
2010~2023 | +10.06% | +14.81% |
2000~2008 | -4.81% | -1.59% |
1980年~2023年の期間では、日経平均は年率6.12%、S&P500は年率13.42%です。とても成績がよいと思います。
2010年~2023年は相場環境が良かったですが、この期間は日経平均も10%超えるリターンになっています。S&P500は40年分のデータとさほど変わらない数字になります。
2000~2008は最も数字が悪くなる期間を切り取ったものです。日本もアメリカも9年間の平均利回りがマイナスになっています。
S&P500は成績が良くなるように銘柄を入れ替えています。それでも10年ほどの短い期間で見るとマイナスになることもあります。
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Webマーケター/ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。 個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資でお金を借りた経験があります。 株式投資歴は20年以上で、現在は個別株投資やベンチャー投資をしつつ、NISAつみたて投資枠でオルカン、S&P500、日経225に投資しています。 FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。