複利計算シミュレーション

NISAの積立投資などに役立つ複利計算ツールです。単利計算と比較してどれだけ増えるのかわかります。

計算結果をPDF出力できるようにしました。

複利計算と単利計算ができるツールです。タブを切り替えて積立投資の運用結果を試算することもできます。

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免責事項

本計算ツールは、簡易的な方法で算出しているため正確な金額ではありません。
本計算ツールを利用した結果により生じた損害、損失、不利益等に対し、当社はいかなる責任も負いません。
正確な金額については、日本年金機構、税務署、全国健康保険協会、税理士、社会保険労務士、公認会計士、弁護士などにご相談ください。

目次

複利と単利の差

100万円を年率5%で50年運用した場合の複利と単利の結果は以下のようになります。

年数複利単利差額
1年1,050,000 1,050,000 0
2年1,102,500 1,100,000 2,500
3年1,157,625 1,150,000 7,625
4年1,215,506 1,200,000 15,506
5年1,276,282 1,250,000 26,282
6年1,340,096 1,300,000 40,096
7年1,407,100 1,350,000 57,100
8年1,477,455 1,400,000 77,455
9年1,551,328 1,450,000 101,328
10年1,628,895 1,500,000 128,895
11年1,710,339 1,550,000 160,339
12年1,795,856 1,600,000 195,856
13年1,885,649 1,650,000 235,649
14年1,979,932 1,700,000 279,932
15年2,078,928 1,750,000 328,928
16年2,182,875 1,800,000 382,875
17年2,292,018 1,850,000 442,018
18年2,406,619 1,900,000 506,619
19年2,526,950 1,950,000 576,950
20年2,653,298 2,000,000 653,298
21年2,785,963 2,050,000 735,963
22年2,925,261 2,100,000 825,261
23年3,071,524 2,150,000 921,524
24年3,225,100 2,200,000 1,025,100
25年3,386,355 2,250,000 1,136,355
26年3,555,673 2,300,000 1,255,673
27年3,733,456 2,350,000 1,383,456
28年3,920,129 2,400,000 1,520,129
29年4,116,136 2,450,000 1,666,136
30年4,321,942 2,500,000 1,821,942
31年4,538,039 2,550,000 1,988,039
32年4,764,941 2,600,000 2,164,941
33年5,003,189 2,650,000 2,353,189
34年5,253,348 2,700,000 2,553,348
35年5,516,015 2,750,000 2,766,015
36年5,791,816 2,800,000 2,991,816
37年6,081,407 2,850,000 3,231,407
38年6,385,477 2,900,000 3,485,477
39年6,704,751 2,950,000 3,754,751
40年7,039,989 3,000,000 4,039,989
41年7,391,988 3,050,000 4,341,988
42年7,761,588 3,100,000 4,661,588
43年8,149,667 3,150,000 4,999,667
44年8,557,150 3,200,000 5,357,150
45年8,985,008 3,250,000 5,735,008
46年9,434,258 3,300,000 6,134,258
47年9,905,971 3,350,000 6,555,971
48年10,401,270 3,400,000 7,001,270
49年10,921,333 3,450,000 7,471,333
50年11,467,400 3,500,000 7,967,400

単利の場合は、毎年5万円ずつ利益が積み上がるだけなので、50年間で250万円の利益です。

複利の場合は、毎年5万円ずつ積み上がる利益を運用に回し、それに対しても利益が付くので、50年間で1,000万円以上の利益が出ます。

アインシュタインが「複利は人類最大の発明である」と言ったことは有名ですが、複利効果を最大限発揮するには、相応の利回りと年数が必要です。

複利運用の計算方法

複利計算とは、発生した利息を元金に加えて、元利金を次の期間の元金として利息を計算する方法です。

単利計算とは、発生した利息を元金に加えずに、始めの元金のみを次の期間の元金として利息を計算する方法です。

複利運用の計算式は以下のようになります。

運用結果=元金×(1+年率)^運用年数

単利運用の計算式は以下のようになります。

運用結果=元金×(1+年率×運用年数)

複利効果が期待できる金融商品

  • 株式投資
  • 投資信託
  • NISA、iDeCo
  • 定期預金

国債や社債などの金融商品は、再投資が行われないため単利の金融商品になります。

iDeCoとNISAはどっちがいい?併用できる?

72の法則

「72の法則」とは、お金が2倍になる期間が簡単にわかる算式のことです。

2倍になる年数=72÷年率

年率2倍になる期間計算式
1%72年72÷1=72
2%36年72÷2=36
3%24年72÷3=24
4%18年72÷4=18
5%14.4年72÷5=14.4
6%12年72÷6=12
7%10.3年72÷7=10.3
8%9年72÷8=9
9%8年72÷9=8
10%7.2年72÷10=7.2

EXCELの計算式

EXCELで複利計算するときは、関数を使う方法とべき乗を使う方法があります。

EXCELで複利計算する場合の計算式は以下のようになります。

FV(フューチャーバリュー)関数

=FV(利率, 期間, 定期支払額, 現在価値, 支払期日)

FV関数は、年率◯%で運用したときに△年後にいくらになるのかを計算する関数です。

元金、年率、年数の3つを使って運用結果を算出したいときは、以下のような計算式になります。

=FV(年率,運用年数,,-元金)

100万円を年率5%で10年間運用する場合
=FV(5%,10,,-1000000)

この計算式をそのままEXCELに貼り付けても計算できます。

年率、運用年数、元金の部分はそれぞれのセルを選択してください。年率の部分は「%」をそのまま入れます。

POWER(パワー)関数

=元金*POWER1+年率,年数)

100万円を年率5%で10年間運用する場合
=1000000*POWER(1+5%,10)

POWER関数は、べき乗を計算する関数です。

このページの複利計算ツールや積立投資ツールは、システムの関係上でFV関数が使えなかったためPOWER関数を使用しています。

べき乗

=元金*1+年率)^運用年数

100万円を年率5%で10年間運用する場合
=1000000*(1+0.05)^10

関数を使わずに複利計算するときの計算式はこのようになります。

べき乗で計算する場合は、パーセントを100で割った小数点を使います。

べき乗は、同じ数字を複数回かけ合わせていくときに使います。

似たものに「累乗」があります。累乗は正の数(プラス)を複数回かけ合わせていくときに使います。

べき乗は、自然数に限らず、負の数(マイナス)や分数、πなどを掛けることもできます。

複利計算ができるアプリ

iPhoneやAndroidで複利計算ができる無料アプリや電卓アプリがあります。

iPhoneの標準電卓アプリでも複利計算ができます。

Androidの複利計算アプリ

logやべき乗を使えばAndroidの標準電卓アプリでも複利計算できますが、普通に複利計算アプリを使うのがよいと思います。

Webマーケター/ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。 個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資でお金を借りた経験があります。 株式投資歴は20年以上で、現在は個別株投資やベンチャー投資をしつつ、NISAつみたて投資枠でオルカン、S&P500、日経225に投資しています。 FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。
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