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株式会社アルビノのスタッフ。ライター歴10年。クレジットカード保有枚数11枚。FPマネー学では、主にクレジットカードの記事を執筆しています。幼稚園教諭・保育士の資格保有。夫と子ども2人の4人家族。

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株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。

リクルートカードはタッチ決済できない!JCB VISA Mastercardどれがいい?

リクルートカードは年会費無料でポイント還元率1.2%のお得なクレジットカードです。

リクルートは就職や転職などでよく見聞きするものの、リクルートカードは聞いたことがないという方もいるかもしれません。

クレジットカードに詳しい方なら、リクルートカードの驚異の還元率をご存知だと思いますが、それ以外の方にはあまり知られていないのが事実です。

リクルートカードのメリット・デメリット、注意して欲しいこと、ポイントの使い道、申込方法などをご紹介します。

リクルートカードは、国際ブランドでVISAやMastercardを選ぶとタッチ決済できません。

リクルートカードでタッチ決済したい人は、JCBを選ぶようにしてください。

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リクルートカードのデメリット

リクルートカードのデメリットを紹介します。

  • ポイント還元率が1.2%と高い
  • 公共料金や税金の支払いも1.2%還元
  • 電子マネーチャージもポイント付与(上限あり)
  • 付帯保険が充実
  • VISA・Mastercardはタッチ決済非対応
  • ポイントが少し使いづらい
  • ナンバーレスカードではない
  • JCBは電子マネーチャージの還元率が0.75%

VISA・Mastercardはタッチ決済非対応

リクルートカードでVISAまたはMastercardを選択した場合には、タッチ決済できません。

国際ブランド タッチ決済
JCB
VISA
Mastercard

リクルートカードの国際ブランドにはJCBもあります。JCBを選択すればタッチ決済できます。

多くのカード会社がタッチ決済機能を付けた新しいカードを発行している中で、リクルートカードのVISAとMastercardは未だタッチ決済非対応となっています。

リクルートカードのVISA・Mastercardはタッチ決済に対応していません。

ポイントが少し使いづらい

リクルートカードに貯まるリクルートポイントは、人によって使いづらさを感じるかもしれません。

リクルートポイントはじゃらんやポンパレモール等のリクルートのサービスで使える他に、Pontaポイントやdポイントに交換して使えます。

リクルートポイントの使い道

  • じゃらん
  • ポンパレモール
  • ホットペッパーグルメ
  • じゃらんゴルフ
  • ホットペッパービューティー
  • Oisix

交換可能なポイント

  • Pontaポイント
  • dポイント

リクルートカードは、上記のリクルートグループのサービスやPontaポイントまたはdポイントを使う方は問題ありません。

しかし、使わない方にとってはポイントが使いにくいと感じるでしょう。

日頃楽天サービスやYahoo!サービスを使う人にとっては、ポイント還元率1.2%だとしてもリクルートカードでは満足できません。

ナンバーレスカードではない

リクルートカードはナンバーレスではありません。カードに番号・有効期限・セキュリティコードがしっかり記載されています。

セキュリティ強化のために、ナンバーレスデザインのカードを発行するカード会社が増えてきました。

カード番号等をカードに載せずにナンバーレスにすることで、第三者に盗み見されるリスクが軽減します。

ナンバーレスカードがいい場合には、リクルートカードはおすすめしません。

JCBは電子マネーチャージの還元率が0.75%

リクルートカードで国際ブランドをJCBにした場合は、nanacoとモバイルSuicaにチャージできますが、その場合のポイント還元率は0.75%です。

リクルートカード(JCB)
  • nanaco・モバイルSuicaにチャージ可能
  • チャージ還元率0.75%
  • 月間30,000円までポイント対象

以前までリクルートカードは、電子マネーチャージでも1.2%の驚異の還元率でした。

しかしJCBブランドにおいては、2022年2月16日から電子マネーチャージのポイント還元率が0.75%に改定されてしまいました。

リクルートカード(JCB)は、電子マネーチャージの還元率が1.2%ではなく0.75%となっています。

リクルートカードは国際ブランド選びに注意

※画像引用元:リクルートカード

リクルートカードは国際ブランドがVISA・Mastercard・JCBの3つから選べますが、国際ブランドの選択によって以下の違いがあります。

チェック
  • ETCカードの発行手数料
  • ポイント対象の電子マネーと還元率
  • タッチ決済機能
  • Apple PayやGoogle Payの利用

リクルートカードは2社のカード会社が発行しています。

国際ブランド 発行元
VISA 三菱UFJニコス株式会社
Mastercard
JCB 株式会社ジェーシービー

発行元の違いで、追加カードの発行手数料やカードの機能に違いがあります。

たかが国際ブランドと思うかもしれませんが、内容をよく見てから選択することをおすすめします。

ETCカードの新規発行手数料

リクルートカードでETCカードを追加発行する場合、国際ブランドによって新規発行手数料がかかる場合とかからない場合があります。

VISA/Mastercard

新規発行手数料1,100円

JCB

無料

リクルートカードは、国際ブランドでVISAまたはMastercardを選んだ場合に、ETCカードの新規発行手数料が1,100円かかります。

JCBを選択した場合は無料です。

ポイント対象の電子マネーと還元率

国際ブランドによって、ポイント対象の電子マネーとポイント還元率が違います。

VISA/Mastercard(1.2%還元)

  • nanaco
  • 楽天Edy
  • モバイルSuica
  • SMART ICOCA

JCB(0.75%還元)

  • nanaco
  • モバイルSuica

どの国際ブランドでも、月額30,000円の電子マネーチャージがポイント対象となっています。上記以外の電子マネーをチャージしてもポイントは付与されません。

電子マネーチャージのポイント還元率は、VISA/Mastercardが1.2%で、JCBが0.75%です。

タッチ決済機能

国際ブランドによって、タッチ決済機能のあるものとないものがあります。

VISA/Mastercard

タッチ決済機能なし

JCB

タッチ決済機能あり

JCBはタッチ決済できますが、VISAとMastercardはタッチ決済できません。

ただし、三菱UFJカードのプロパーカードはタッチ決済に対応しているので、今後リクルートカードのVISAとMastercardも、タッチ決済機能が付く可能性はあります。

Apple PayやGoogle Payの利用

リクルートカードは、国際ブランドによってApple Payが使えるものとGoogle Payが使えるものが違います。

国際ブランド Apple Pay Google Pay
VISA
Mastercard
JCB

JCBならApple PayとGoogle Payのどちらでも登録できますが、VISA/Mastercardの場合にはApple Payしか利用できません。

お手持ちのスマホがiPhoneならApple Pay、AndroidスマホならGoogle Payなので、リクルートカードの登録を考えている場合には注意しましょう。

リクルートカードは国際ブランドによって利用できるサービスや電子マネーのポイント還元率が違うので、よく考えて選ぶようにしましょう。

登録型リボ「楽Pay」とスマリボの注意点

リクルートカードでは、支払方法で登録型リボ「楽Pay」またはスマリボが利用できます。

楽Payとスマリボは、どちらもリボ払いなので注意が必要です。

国際ブランド リボ払い名称 内容
VISA/Mastercard 登録型リボ「楽Pay」 自動的にリボ払いになるサービス
JCB スマリボ

楽Payとスマリボは、登録や利用でキャッシュバックされるキャンペーンを開催していることがあります。

キャッシュバックされるならとつい登録したくなるかもしれませんが、手数料がかかるリボ払いへの登録だということを理解しておく必要があります。

登録型リボ「楽Pay」とは

登録型リボ「楽Pay」とは、事前に支払金額を設定して、カードの利用金額が設定金額を上回ると自動的にリボ払いになる支払方法です。

楽Payとは
  • 毎月の支払金額を事前に設定する
  • 設定金額を超えるとリボ払いになり手数料がかかる
  • 設定金額は変更できる
  • 余裕がある時には全額返済することもできる

自由に支払金額を設定でき、設定金額を上回った分だけ翌月に繰越しとなり手数料がかかります。

設定金額を3万円にした場合

カード利用金額が2万円

  • 支払いは2万円
  • 手数料はかからない

カード利用金額が5万円

  • 3万円を支払って残りの2万円は翌月へ繰越
  • 繰越した2万円は手数料がかかる

楽Payの設定金額は、自由に設定できるので予め多い金額を設定してリボ払いにしないこともできます。

また、事前に返済金額を多くして支払うこともできます。

ただし、登録と利用でキャッシュバックがあるキャンペーンの場合は、細かい条件が決められています。

楽Payキャンペーンの注意
  • 毎月の支払金額を3万円以下に指定
  • ショッピング1万円以上利用
  • ポイント付与後に楽Payを解除・再登録してもプレゼント対象にはならない

このような注意事項があるので、それでも楽Payに登録してポイントを貰いたいかどうかをよく考えることが大切です。

登録型リボ「楽Pay」は簡単に言うとリボ払いです。支払方法をよく理解した上で、登録するかどうか決めましょう。

スマリボとは

スマリボとは、登録すると自動的にリボ払いになる支払方法です。店頭で1回払いと指定した場合でもリボ払いになります。

スマリボとは
  • 1回払いしたものが自動的にリボ払いになる
  • ゆとりコースと標準コースから選択できる
  • コースと利用残高によって支払元金が決まる
  • 繰上返済もできる

スマリボの場合は、コースの選択とカードの利用金額で自動的に支払元金が決まります。スマリボは楽Payと違って支払金額を設定することができません。

ゆとりコースの支払元金

利用残高 毎月の支払元金
~100,000円 5,000円
100,001円~500,000円 10,000円
500,001円~1,000,000円 15,000円
1,000,001円~ 20,000円

標準コースの支払元金

利用残高 毎月の支払元金
~100,000円 10,000円
100,001円~200,000円 20,000円
200,001円~300,000円 30,000円
300,001円~400,000円 40,000円
※以降利用残高10万円ごとに1万円加算

ゆとりコースは5,001円以上、標準コースは10,001円以上の利用残高があると手数料が発生するようになっています。

ゆとりを持って少額ずつ支払いできるのがゆとりコースで、多めに支払っていくのが標準コースです。

JCBのシミュレーションで計算してみたところ、10万円をリボ払いで5,000円ずつ支払った場合には、手数料が12,905円もかかりました。すごい手数料ですね…。

スマリボの登録をしても、繰上返済で全額支払うことも可能です。

ただし、スマリボの新規登録と利用でキャッシュバックされるキャンペーンの場合には、注意事項が細かく決められています。

スマリボキャンペーンの注意
  • 登録かつ合計5万円以上の利用
  • ○年○月支払時までスマリボの継続登録が必要
  • まとめ払いでリボ払い手数料の支払いがない場合は対象外

スマリボ登録でキャッシュバックキャンペーンでは、上記のように条件があります。

手数料がかからないようにまとめ払い(繰上返済)した場合には、キャンペーンのプレゼント対象外となります。

スマリボ登録をすると自動的にリボ払いになります。リボ払い手数料を支払っても、キャッシュバックキャンペーンを受けたいかどうかをよく考えることが大切です。

リクルートカードのメリット

リクルートカードのメリットは以下の通りです。

  • ポイント還元率が1.2%と高い
  • 公共料金や税金の支払いも1.2%還元
  • 電子マネーチャージもポイント付与(上限あり)
  • 付帯保険が充実
  • ポイントが少し使いづらい
  • ナンバーレスカードではない
  • VISA・Mastercardはタッチ決済非対応
  • JCBは電子マネーチャージの還元率が0.75%

ポイント還元率が1.2%と高い

リクルートカードのポイント還元率は1.2%で驚異の還元率です。

リクルートカードのポイント還元
  • ポイント還元率1.2%
  • どこで使っても1.2%還元
  • リクルートサービス内では2%~4.2%還元

クレジットカードのポイント還元率は、0.5%が普通で1.0%が高還元だと言われています。

リクルートカードのポイント還元率1.2%はものすごいことで最強のカードと言われることもあります。

年会費無料カード 還元率
リクルートカード 1.2~3.2%
JCBカード W 1.0~5.5%
dカード 1.0~4.5%
楽天カード 1.0~3.0%
三井住友カード(NL) 0.5~7.0%
プロミスVisaカード 0.5~7.0%
イオンカード 0.5~1.0%
セゾンカード 0.5~1.0%
エポスカード 0.5%
ライフカード 0.5%

人気のカードをいくつか比較してみると、リクルートカードの年会費無料と1.2%還元はやはり最強です。

ポイント還元率1.0%と1.2%は、ほとんど変わらないと思うかもしれません。

しかし、年間でカードを使っていくと、0.2%のポイントの差は大きな差となります。

年会費無料で1.2%還元のクレジットカードはなかなかありません。

公共料金や税金の支払いも1.2%還元

リクルートカードは公共料金や税金の支払いでも1.2%還元されます。

クレジットカードの中には、公共料金や税金の支払いをカード決済する場合には、ポイント還元率が下がってしまうものもあります。

クレジットカード 普段の支払い 公共料金・税金等
リクルートカード 1.2% 1.2%
楽天カード 1.0% 0.2%

楽天カードを例に挙げると、通常のカード利用のポイント還元率は1.0%ですが、電気・ガス・水道などの公共料金、自動車税や固定資産税などの税金、国民年金保険料のポイント還元率は500円につき1ポイントで還元率は0.2%になります。

ポイント還元率の高いクレジットカードでも、一部の支払いはポイント還元率が異なることもあるので注意が必要です。

その点リクルートカードは、いつでもどこでも、公共料金や税金の支払いでも1.2%のポイントが貰えます。

公共料金や税金のカード払いで1.2%還元はなかなかありません。

電子マネーチャージもポイント付与

リクルートカードは電子マネーのチャージでもポイントが1.2%貯まります。

国際ブランドによってポイント対象の電子マネーが違い、月間30,000円までがポイント対象などの制限はあるものの、他社のクレジットカードの多くは、電子マネーチャージだとポイント付与対象外になっています。

例えば、リクルートカード(VISA)でnanacoをチャージした場合には、チャージで1.2%ポイントが貯まり、nanaco利用で0.5%のポイントが貯まります。

リクルートカードは電子マネーチャージでポイント付与、電子マネー利用でポイント付与となりWポイントが貯まります。

付帯保険が充実

リクルートカードは海外・国内旅行傷害保険とショッピング保険が付帯しています。

海外旅行傷害保険(利用付帯)

保険の種類 保険金額
死亡後遺障害 最高2,000万円
障害治療費用 100万円限度
疾病治療費用 100万円限度
賠償責任 2,000万円限度
携行品損害 20万円限度
救援者費用 100万円限度

※携行品損害については1事故あたり自己負担額3,000円

海外旅行傷害保険は、利用付帯(事前に搭乗する公共交通乗用具または参加する募集型企画旅行の費用をリクルートカードで支払うことが条件)となっています。

国内旅行傷害保険(利用付帯)

保険の種類 保険金額
死亡後遺障害 最高1,000万円

国内旅行傷害保険も事前に旅費等をリクルートカードで支払った場合に適用される利用付帯です。

ショッピング保険

保険の種類 保険金額
ショッピング保険 年間200万円

ショッピング保険は、リクルートカードで購入した品物が破損や盗難など偶然の事故で損害を被った場合、購入日から90日間補償されるものです。

国内・海外どちらでもリクルートカードで購入した場合に適用されます。

年会費無料のカードで付帯保険充実は嬉しいですね。

リクルートカードの申込方法

リクルートカードの申込はWebのみです。郵送や電話での申込は受付ていません。

申込方法
  • Web申込

支払口座の設定については、オンラインの他に郵送でも手続きできます。

クレジットカードの申込は、24時間いつでも手続可能なWeb申込が主流です。

Web申込からカード発行までの手順

リクルートカードの申込には、リクルートID(会員登録)が必要です。

リクルートIDを持っている方はログイン後に申込手続き、持っていない方は新規会員登録を行ってから申込手続きをします。

  1. Web申込

    氏名、住所、電話番号、生年月日、職業、勤務先、入社年月、年収、他社借入状況等を入力します。

    支払口座の設定はオンラインで手続きできます。(オンラインを希望しない場合は後日郵送で手続きします。)

  2. 入会審査

    申込情報や個人信用情報を基に審査が行われます。

  3. 審査結果メール受信

    メールに照会番号があります。審査結果照会URLをタップして照会番号を入力すると審査結果がわかります。

    国際ブランドがVISAまたはMastercardの場合は三菱UFJニコスから、JCBの場合はJCBからメールが届きます。

  4. カード発行

    審査完了から約1週間後にカードが自宅に届きます。

  5. 入会特典受け取り

    Web会員サービスにログインして「特典受け取りボタン」をタップすると入会特典のポイントを受け取れます。

    カードが届く前でも審査に通っていれば特典を受け取ることができます。

Web申込は、画面の案内に沿って入力するだけです。

審査完了から約1週間後にカードが届きます。

カード発行期間

リクルートカードの発行期間は、審査結果メール受信から約1週間です。

スマホにデジタルカードを表示して即日発行するカード会社が増えてきましたが、リクルートカードにそのようなサービスはなく即日発行に対応していません。

リクルートカードのポイントプログラム

リクルートカードのポイントプログラムでは、「リクルートポイント」が貯まります。

リクルートカードのポイントプログラム
  • 毎月の利用金額合計に対してポイントが貯まる
  • 利用金額の1.2%還元
  • 1ポイント=1円分
  • 有効期限は最後にポイントが加算された月から12ヶ月

リクルートポイントは、毎月の合計金額に対して1.2%のポイントが付与されます。

例えば、月の合計金額が10,000円の場合は、1.2%還元で120ポイント貯まります。50,000円の場合は600ポイント、10万円の場合は1,200ポイント付与されます。

リクルートポイントの良いところは、毎月の合計金額に対してポイントが付与されるところです。

1回の買い物ごとにポイントが付与される場合は、切り捨てられる部分が多く出るので、毎月の合計金額で貯まる方がお得にポイントが貯まります。

リクルートポイントの有効期限は、最後にポイントが加算された月から1年間です。カードを使い続けている限り、ポイントの有効期限は切れません。

ポイント付与対象外

  • リボ払い・分割払い手数料
  • キャッシング利用分
  • カード発行手数料
  • 電子マネーチャージ利用分
    ※対象の電子マネーは月間30,000円まで加算対象

リクルートポイントは2種類

リクルートポイントには、2種類のポイントがあります。

リクルートポイント

  • リクルートのサービスで使える
  • Pontaポイントやdポイントに交換できる

リクルート期間限定ポイント

  • リクルートのサービスのみで使える
  • Pontaポイントやdポイントに交換できない

新規入会特典で貰えるポイントは、リクルート期間限定ポイントです。そのため、Pontaポイントやdポイントに交換することはできません。

期間限定ポイントは有効期限が短めに設定されているので、早めにリクルートのサービス(ポンパレモールやホットペッパー等)で使うようにしましょう。

おすすめのポイント交換先

リクルートポイントは、1ポイント=1円分として、じゃらんやポンパレモール等で使えます。

Pontaポイントやdポイントへの交換も1ポイント=1円分になります。

ポイントの使い道 備考
じゃらん 1ポイント⇒1円分として使える
ポンパレモール
ホットペッパーグルメ
じゃらんゴルフ
ホットペッパービューティー
Oisix
Pontaポイント 1ポイント⇒1ポイント
dポイント

リクルートポイントは何に使っても、Pontaポイントやdポイントに交換してもポイント還元率が変わりません。

ポイント交換先は、自分が利用しやすいもので良いと思います。

ホットペッパーをよく利用する方はホットペッパーで使うといいですし、Pontaポイントを普段利用する方はPontaポイントに交換して使うといいでしょう。

リクルートポイントは何かに交換してポイント還元率が下がるということがありません。

ポンパレモールやじゃらんで還元率アップ

リクルートカードでポイントをお得に貯めるには、ポンパレモール・じゃらん・ホットペッパーを利用することです。

リクルートサービス カード利用還元 サービス利用還元 合計
ポンパレモール 1.2% 3% 4.2%~
じゃらん 1.2% 2% 3.2%
ホットペッパービューティー 1.2% 2% 3.2%
ホットペッパーグルメ 1.2% 予約人数✕50P 1.2%~

ポンパレモールとは、リクルートが運営するオンライン通販のショッピングモールです。ポンパレモールでの買い物は3%~最大20%還元されます。

ポンパレモールでリクルートカード決済した場合には、4.2%~最大21.2%還元になります。

リクルートカードでネットショッピングする際には、ポンパレモールで買い物するとお得にポイントが貯まります。

じゃらん、ホットペッパービューティー、ホットペッパーグルメもリクルートグループのサービスなので、利用するとお得にポイントが貯まるようになっています。

ネットショッピングはポンパレモールを積極的に利用するとポイントがぐっと貯まりやすくなりますよ。

リクルートカードの申込条件

リクルートカードは以下のいずれかの条件を満たす方が申込できます。

リクルートカードの申込条件
  • 18歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある方
  • 18歳以上で学生の方(高校生を除く)

申込資格に「本人または配偶者に安定した収入のある方」となっているので、専業主婦でも配偶者に安定した収入がある方なら申込できます。

また、学生でもアルバイト等で収入があれば申込可能です。

審査基準

クレジットカードの入会には審査があり、各カード会社で独自の審査基準を設けています。

国際ブランド 発行元
VISA 三菱UFJニコス株式会社
Mastercard
JCB 株式会社ジェーシービー

リクルートカードは国際ブランドによって発行元が違い、それぞれのカード会社が審査を行います。

三菱UFJニコス株式会社は銀行系で、株式会社ジェーシービーは信販系です。銀行系カードは信販系よりも審査が厳しめと言われています。

ただし、年会費無料のクレジットカードは、多くの方が入会できるような審査基準を設定しています。

  • 申込フォームで入力した情報
  • 個人信用情報

クレジットカードは申込情報の他に、信用情報機関が保管している個人信用情報を基に審査します。

信用情報機関とは
  • 個人のクレジットやローンの契約内容、支払状況など金融取引の記録を保管
  • 支払延滞・滞納などは金融事故の異動情報として一定期間記録が残る

クレジットカードの審査の際には、カード会社が個人信用情報を照会して、支払能力があるかどうかを判断します。

個人信用情報に異動情報がある場合には、支払能力に問題があるとされ審査に通りません。

リクルートカードの種類

リクルートカードは1種類しかありません。年会費無料のリクルートカードのみです。

以前はリクルートカードプラスという名称の高還元カードがありましたが、2016年3月に新規受付終了となりました。

リクルートカードに空港ラウンジ利用等の特典が付帯しているゴールドカードはありません。

リクルートカードは2枚持ちが可能

リクルートカードは、国際ブランド(カード発行会社)を変えて合計2枚のカードを発行してもらうことができます。

VISAを持っている場合

  • JCBに申込できる
  • Mastercardは申込できない

Mastercardを持っている場合

  • JCBに申込できる
  • VISAは申込できない

JCBを持っている場合

  • VISAまたはMastercardのどちらかに申込できる

VISA・Mastercardは三菱UFJニコス株式会社発行、JCBは株式会社ジェーシービー発行なので、どちらか1枚ずつ合計2枚のリクルートカードを持つことができます。

国際ブランド選びに迷ったら2枚持ちする方法もおすすめです。

リクルートカードがおすすめな人

リクルートカードがおすすめなのは以下のような人です。

おすすめ
  • 還元率の高いクレジットカードを探している方
  • 年会費無料・高還元カードを求めている方
  • ポンパレモール・じゃらん・ホットペッパーを利用する方
  • Pontaポイントを使う方
  • dポイントを使う方

リクルートカードは年会費無料で1.2%還元ですので、お得なクレジットカードを探している方におすすめです。

日頃、じゃらんやホットペッパーを利用する方も、リクルートカードの入会をおすすめします。

お得なリクルートカードはどなたにでもおすすめできるクレジットカードです。

リクルートカードに関するFAQ

Q.リクルートカードは即日発行できる?

リクルートカードは即日発行できません。

カード発行期間は、審査完了後約1週間となっています。

Q.リクルートカードは何枚まで持てる?

最大2枚まで持てます。

VISA/Mastercardのどちらか1枚とJCBの1枚で合計2枚までです。

Q.リクルートカードは誰でも作れる?

18歳以上の方で本人または配偶者に安定した収入があれば申込できます。学生の方は高校生を除く18歳以上であれば申込可能です。

Q.国際ブランドはどれがおすすめ?

加盟店の多いVISAかMastercardが無難です。ETCカードの発行を希望する方は、JCBにすると無料で発行できます。

リクルートカードは国際ブランドによって機能や電子マネーチャージの還元率などが異なるので、よく確認しましょう。

Q.光熱費など公共料金支払いの還元率は?

光熱費の支払いでも1.2%還元されます。

リクルートカードはいつもの買い物の他に、公共料金や税金の支払いでも1.2%のポイントが貯まります。

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個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
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運営者情報

会社名 株式会社アルビノ
代表者 竹内潤平
住所 〒160-0023
東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6階
電話番号 03-6914-6178
※電話対応はしていません。
お問合せ メールフォーム
設立 2014年10月20日
資本金 1000万円
事業内容 ライフプラン・コンサルティング
マネープランニング相談
資産運用アドバイス
主要取引銀行 三菱UFJ銀行
住信SBIネット銀行
法人番号 7011101071501
本社所在地 〒176-0012
東京都練馬区豊玉北4-4-5
インボイス登録番号 T7011101071501

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